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何故アナログのADSL
ふとした疑問です。 ISDNはディジタル ADSLはアナログ 普通に考えるとディジタルの方が進んでいる気がします。 何故、ISDNで8Mのサービスを作らずに わざわざアナログに戻して、このサービスを作るのでしょうか。 うちもこのたびISDNからADSLに変更しますが、 接続機器など購入しなければならないため、「何故だ」と疑問に思いました。
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無茶苦茶、単純、簡単に説明しますと ISDNっていうのは国際規格が決まっていて、簡単に変えられないし、変えるのに時間がかかってしまう。(そんなに時間がかかるなら光ファイバー化を進める。) 一方、ADSLはご承知の通りアナログ回線をつかうのですけど、このアナログ回線ってゆーのはユルユルな規格なんです。 もともとは、NTTがさっさと電柱の所まで光化すればよかったのに、しなかったのでこうなってしまったのです。
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- parts
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アナログですか??進んでいるとか・・・いないとか 一応ADSLはデジタルなのですが・・・(名称では) Asymmetric Digital Subscriber LineがADSLの正式名称です。そこにはDigitalと記載があります。 これは、一応同軸デジタル通信です。 (実際の技術はアナログ発展ですけどね) まあ、原理はただのアナログ方法を応用して信号を帯域を増やし、データをアナログ信号で使われる4KHz以下に分離しそれぞれを高い信号帯域に乗せると言うことですね。(とっても、内容省いてますので詳細が必要なら補足を・・・) では、ISDNの次がADSLなのか?ISDNの8Mは、これからが知られていないのですよね。 消費者がISDNで満足して、次の本命規格を待つことができるか、それともADSLに格下げする必要があるかの問題です。 日本のISDNの規格は、既に拡張された物です。 海外では、ここまでの帯域を使う物は少ないですからね。ただ、ISDNでは安定してのこれ以上単純に帯域強化はできませんし、精度上の問題や信号レベルでの互換性の問題がありました。しかも、規格を策定するには時間がかかりますから、下手な開発より将来性の高い開発を急ぎました。(実際には穴埋めも開発していましたが、途中で技術上、導入期間の問題でキャンセルしました) そこで、決まった次世代はB-ISDNと呼ばれる物で、通信の標準化団体によって次世代の標準でISDNの次世代通信とされました。ただし、光ファイバが必須であるということが条件となります。これに上げるためにNTT光ファイバを敷設してきました。そのため、敷設率では世界で最も進んでいます。 あと一歩と言うところで、海外で普及した計画外のADSLが本格的に普及し始めたのです。テレビでは韓国のADSL高速通信などがでましたね。 ISDNからのB-ISDNはNTTにとっては容易ですしそれを目指していたのです。 しかし導入コストが安く、月の費用も低価格で高速なADSLは爆発的にヒットした。しかも、逆に批判を受ける結果となった。 ADSLは、消費者の求める物だったというべきでしょう。多くのユーザーはこんな計画があることすら知らないですからね。わざわざ、ISDNからADSLに移るわけです。FTTHの普及もはっきりしないですし・・・ 結果的に消費者が何を求めたかの問題です。時代や技術開発は進んでいますし、ISDNも次世代を開発しているのです。しかし、消費者がそれよりも今の速さ安さを求めれば・・・このサービスは国民が求めた結果です。 同軸回線での通信は将来的には発展性のないサービスですが、安さや手軽さを消費者が求めれば、それが発展する。 企業が求めた物と、消費者が求めたものが異なったから、こうなっただけです。結果は技術の問題だけではなく、時期とそれぞれの目指す物の違いから生じた物です。NTTの本格的なファイバ解放を開始しています。来年にはFTTHも人気を出すでしょう。買い換えていく人には、確かに何でこんなにと思うかもしれませんが、それは自身が必要だと思った結果です。 そういう方が多かったから、こうなった。 ADSLはそのような産物でこれは低寿命でしょうが、これからもこのようなことはあり得るのです。これは時代に逆行しているとは言えませんが、必要性があり、時代に適したものなら、将来性がなくとも発展すると言うことですよ。
お礼
なるほど企業が求めたものと消費者が求めたものとが違うから今回の逆転現象が生じたというわけですか。すばやい回答をどうもありがとうございました。
- tilt
- ベストアンサー率40% (6/15)
デジタル、アナログ、というのは 通勤にクルマ(アナログ)を使うかバス(デジタル)を 使うか程度の非常に根本的な問題で どちらが優れているという事はありません。 一長一短あります。 ISDN等のデジタル通信網が発達する以前に 使用されていた通常の電話回線(アナログ回線) は通話だけに利用するにはもったいない位高品質な回線で、 帯域を余らせていました。 そこに目をつけて、通話に使用されない部分を利用して、尚且つ下りと昇りに速度差をつける事によって高速通信を実現したのがADSL技術です。 アメリカ等では早くから普及していたのですが、 日本では市内回線を独占するNTT地域会社がISDN等への 干渉を理由にMDF(主配電盤)接続をなかなか開放しなかったため普及が遅れました。
お礼
アナログ回線(音声)はもともと64kbyte/sであったことは知っていましたが、使われていない帯域を余らせていたのですね。一方、ISDNを進めたいNTTがいて、今回のような逆転減少が生じたというわけですね。 素早い回答をどうもありがとうございます。
- Pesuko
- ベストアンサー率30% (2017/6702)
ISDNが発表された時、インターネットはほとんど利用されていなかった。 もちろんPCを使っている人もマニアと呼ばれる人がほとんどで、ニフティにモデムで接続してましたが速度は年次により2.4k>4.8k>9.6k程度で64kは憧れでしたが、文字が基本のニフティでは逆に必要も無かったです。 NTTはその頃全国の電話をすべてISDNにするような構想を持っていて徐々に交換機をデジタル対応にしていきましたが、交換機の値段が高いので遅々として進まなかった。 またデジタル回線は速度を上げるとなると、全部の機器を交換する必要があり、当時64kで十分だった速度も今となっては過去の速度になっていますが、速度UPは機器交換という再投資が必要になり実質無理になっています。 お役所的発想があるNTTですから、ISDNを前面に押出し、ISDNを否定するようなADSLに対応はなかなかしませんでしたが世論に負け、フレッツADSLを急に対応してきました。 XDSLは発表されていましたがノイズに弱く、数100メートルが限度とか言ってましたので、導入は無理だろうと個人的には考えていました。 しかし、ノイズ対策が可能になりADSLを使用すると、今までの通信回線のままで使用可能となり、技術力の発展から速度も飛躍的に上がりました。 ADSLモデム速度の上限も技術で限界を超えてくる可能性があるので今後もっと早くなる可能性もあります。 でも、今後FTTHが普及すれば、ADSLも過去の遺産となる可能性もあります。 以上かなり個人的意見なので間違いがあればご容赦ください。
お礼
素早い回答をありがとうございました。
お礼
なるほど、本当はISDNの方をバージョンアップしたかったけど、国際的な規格であるために逆転現象が生じたという訳ですか。 素早い回答をどうもありがとうございました。