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カシミール紛争
「20XX年、カシミール核戦争 インドとパキスタンの間でカシミール地方をめぐり国境紛争が発生し、限定核戦争に発展し両国の主要都市は大きな被害をうける。この戦争に国際社会はどう対応するか。」 これについてですが、インドは親日だと聞いたことがあります。ですので、こういった状況に陥った時に日本はインド側につくのでしょうか?あと他の国々はどういった対応をとるのでしょうか?皆さんの意見を聞かせてください。お願いします
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1971年の第3次印パ紛争以来今に至るまで、パンジャブやカシミールをめぐっての小競り合いは時折あっても、大きな紛争はなんとか回避してきました。 しかし両国とも核戦力を着実に充実しつつある現状に、各国の軍事専門家の間ではあなたの言う限定核戦争の可能性を憂慮する声がかなり出てきています。 核弾頭の運搬についても、2000年以前は両国とも航空機に頼っていましたが、近年になって輸入あるいは国産の地対地ミサイルの配備を進めていることにより、更なる核戦争の危機が迫っているとの認識が広まっていますね。 万が一核戦争が勃発した場合の各国の反応ですが、まずすぐ思い浮かぶのが影響力の大きい中国、アメリカ、ロシアです。 結果から言えばこの3カ国も含めて国際社会は必死に紛争の拡大阻止に努めるはずです。 ロシアはインド寄りですが、それは兵器の売買相手として、また多少の経済協力国としての相手というだけであり、あえてインド側に立ちパキスタンと事を構えるほどの義理はありません。 アメリカはアフガニスタンキャンペーンに対してのパキスタンの協力を見ても分かるように関係は良好でしたが、核開発以来その関係もやや怪しくなってきました。 とはいえパキスタンとの経済的な関係はまだ強固なものがあり、同じくインドとの経済交流も強いアメリカとしては、どちらか片方につくということはありえませんね。 問題は中国です。 過去にインドと戦争を起こしているほどですから、中国は常にインドに敵意を抱いています。ということは、もし印パ限定核戦争が起これば、問題なく中国はパキスタンを支援すると考えられますが、現在の中国の経済政策がそれをためらわせるはずです。 つまり世界のマーケットを相手にしていればこそ、現在の経済成長が保たれている中国ですから、近隣で起こる核戦争が自国に波及してしまうことをもっとも恐れるはずです。これは中国に限らずアメリカロシアも同様だと思います。 個人的な考えですが、中国はアメリカロシアと協力して、国連においての事態の収拾に奔走するはずです。 ただパキスタンに限って言えば、中東のイスラム諸国、イラン、シリアあたりが援助をする可能性もありますが、これも通常戦争の場合に限っての話であり、核戦争ということになれば間違いなく尻すごみするはずです。 日本はといえば、結論から言えば何も出来ませんね(笑) 世界で紛争や戦争が起これば、必ずどちらにも支援支持をする国が現れますが、核戦争だけは確実に世界中が一致協力して、それ以上の拡大を阻止することになるはずだと思います。
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- sudacyu
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A国・B国が対立した場合、政治的選択には、基本的にAの味方・B国の味方・どちらにも味方しないの3択があります。 どちらにも味方しないというのは、仮にA・Bに隣接した弱小国では、普通とることのできない選択です。 しかし、この場合距離的に離れていて、両国に比べて国力で劣るわけでもない日本は、両国の「核の使用」を遺憾であると表明しつつ、「核による被害を受けた非戦闘員の住民を医療援助する。」という大儀を掲げて両方の国で救援活動を行い、どちらの国でも点数を稼ぐことが可能です。 被爆国日本の放射線兵器にに対する医療レベルは、米ソ(ソ連のチェルノブイリでは、日本から医療援助を行なった。)に並ぶもので、アジアの国では唯一核被爆に対する医療援助を行なえる国です。(中国・韓国が可能になっているか?) どちらにも付かないことで、日本は最大の外交ポイントを上げることができます。 参考:インド・パキスタンにおける核の国際政治分析 基本的に、No2の回答者の方の視点が的確と思います。以下多少補足します。 イ)インド・パキスタンの核兵器は、ピンポイントで軍事施設だけを攻撃する技術レベルには程遠く、大量無差別破壊兵器である。 ロ)インドはともかく、パキスタンは「インドを壊滅」させるだけの数の核兵器を、現在のところ保有していない。 このことを前提に考える。 米・ソの冷戦時代のように、計算上相手の国の全ての国民を10回以上殺すことができる量の核兵器による全面戦争とは全く様相が異なる戦いとなる。 核兵器が使用されたとしても、質問にあるように限定核戦争となる事は確実。 お互いに無差別大量殺戮兵器として核兵器を使用した場合、どちらの国も支持せず、核兵器使用を非難する国が相当数出るものと思われる。 米・ロシア・中国もどちらかの国を支持するとは考えにくく、この三国がどちらにも付かないと態度表明すれば、イスラム圏の国でもパキスタンを支持する国は、少数となる。 パキスタンは(多分、現在の所インドも)限定核戦争をするだけの能力しかない。 限定核戦争であるなら、先制核攻撃を受けたにもかかわらず、核で反撃しない選択をすることが選択肢として在りうる。 被爆国の国内世論は、核による反撃を当然求めるが、それを押さえきる事が可能であれば、被爆国は、国際政治では圧倒的支持と被害に対する援助を勝ち取ることができ、国際政治では間違いなく勝者となれる。 結論として、核兵器は国家が持っていても使えない兵器といえます。(テロリストが持った場合は、全く別物となりますが・・・)
- lvmhyamzn
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20XX年てかいてありますが、いつのことですか? 架空のことですかね。架空の世界のことなら質問するべきでないと思います。 「20XX年インドとパキスタンの間でカシミール地方をめぐり国境紛争が発生し」 て書いてありますが、カシミール地方の国境紛争は今現在すでに起こっているわけで、 質問者が言う「架空の世界」はわれわれ回答者が知っている現実と既に異なっています。 質問者だけが勝手に組み立てた世界は質問者にしかわかりません。回答不能です。 それに、数年前、核が使われるのではという事態になりました。当然そのときには 関係国が事態の沈静に走りました。 核戦争になったということは、そういう関係国の努力もむなしく核戦争になったのか それとも、司令官が突然核のボタンを押したのか。 そういうこともなんにも書いてありませんね、質問には。 事態の経緯によって関係国や我が国の対応も全然異なったものになるわけで、 数行の作文で、こうなったらどうなると言うほど単純なものではありません。 どういう経緯で起きたのか、補足できますか? 補足が出来るような人だったら、そもそもこんな質問をしないとは思いますが。