死亡・植物人間になった場合は団体信用生命保険で返済可能。
↓のみなさんおっしゃるように、疾病特約も所定の病名なら保険金は下ります。返済支援保険のついたローンもあります。
ただし、注意が必要なのは、保障内容は限定されているし、保険料率が金利に上乗せされるスプレッド加算分を考えると、状況により割高にもなりうることです。
疾病特約の保障内容も、まず、(1)すべての病気をカバーするものではないし、(2)保障対象になっても、残債全額ではなくて当初の選択で定められた割合のみの返済充当にとどまるケースもあります。
返済支援保険金にしても、下りる場合でも失業後すぐには出なかったり、出ても期間は6ヶ月の約定元利金相当額が限度、などなど、保険があるから大丈夫!(謎)と、CMを真に受けて過度に期待するのは禁物かと思います。金融機関の収益多様化の一策としてこういったものがでてきた面もあるのにお忘れなく。
在職中の貯蓄でカバーするか、その手の保険でカバーするか、選択肢をいろいろご検討なさるのがいいでしょう。
なお、回答2のFPの方がご指摘の、金融機関も失業時は待つ、というのは、延滞が所定回数を超えるまで規定に沿って待っているだけの話です。申し出さえあれば積極的に待って「あげている」わけではありません。何もしないよりましな方法として、条件変更により返済額を据え置く方法はありますが、本部と(あれば、保証会社に)稟議をあげて、認可されるまでは通常の延滞として管理されます。個人信用情報の登録も止まりません。つまり、いずれも「延滞・事故」扱いには違いないので、債務者の信用としてはまずい事態です。