No.2です。自分もWeb検索をしましたが、目新しいことが見つからなかったので、友人の協力を得ながら自分なりに調べてみました。ただし、この言葉が載った絵本を入手することができなかったため、分かる範囲での回答となります。
"Horrakapotchkin!"は、やはり自分も著者Mahyによる造語の可能性が高いと思います。造語については、『鏡の国のアリス』でルイス・キャロルが使用した粘滑(slithy)という造語(lithe + slimy)が有名ですが、今回造語の元となった言葉は、Horraは恐怖という意味のhorrorから、kapot は破壊という意味のkaputからでしょうか。potchという単語自体にはピシャッとたたくという意味がありますが、potchはhotchとよく一緒に使用され、hotchpotchでごった煮・寄せ集めという意味があります。(pot-steamed hotchpotchで茶碗蒸し) しかし、ここまで来ると実際に本を読んで文脈から追わないと何とも言えないのが実情です。因みにkinには親族の意味があります。google検索にはスペルチェック機能もあるのでご自分でも試してみては如何でしょうか。
また、"Horrakapotchkin!"は、「驚いたときの表現のようだ」という質問者さんの指摘や、この言葉の最後に感嘆符「!」が付いていることから、間投詞(感嘆詞)と考えられます。間投詞の例:Oh!、Ah!、yippee!、Bravo!など。
"Horrakapotchkin!"が間投詞だとすれば、それ自体に具体的な意味はないのではないでしょうか。前述した造語の元になったと考えられる言葉を心の奥底に置きながら、実際に本を読み、"Horrakapotchkin!"という言葉に触れた瞬間に読者自身が何を感じ取るかが重要なのではないかと推測します。何しろ今回は該当する絵本が入手できなかったので推測の域を出ませんでした。
私もこの絵本を読んで、実際に"Horrakapotchkin!"という言葉に触れてみたいなと考えています。
お礼
tommy0775さま お返事が遅れて申し訳ございませんでした。ご友人にも聞いてくださったとのこと、本当にありがとうございます。大変参考になりました! おっしゃるとおり、読者がその語からどのようなニュアンスを受け取るかということが大事なのでしょうね。horraについては想像がついたのですが、それ以下の部分については見当がつかなかったので、大変勉強になりました。それで、実は事情により、こちらにタイトル等を書き込むことができないのです……。重ね重ね申し訳ありません。私も自分なりにさらに調べてみたところ、グリム童話が3作収納された"Horrakapotchkin"という教材が、かつてNZ国内で出版されていたことがわかりました(先のご回答者shiremonoさまからいただいた情報のひとつです)。いずれにしても、おかげさまで調べる方向性が見えてきましたので、心当たり等に問い合わせをしてみることに致します。可能でしたら、こちらでご報告させていただこうと思います。