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福祉でパソコンシステム化したいもの。

今、福祉関連のシステム化について考えています。 そこで、みなさんのお知恵を貸していただけるとうれしいですm(^^)m 福祉施設、福祉関連サービスの中で事務処理や入所している人の体調の記録などがシステム化出来るかなと 思うのですが、実際に働いているかたはどう思われますか?? また福祉関係の仕事の中でパソコンで管理したいもの、パソコンを使ってやりたい事とはなんですか? それともし理想のソフトウェアがあったらいくら位なら購入しますか? ご意見お待ちしております♪ よろしくお願いしますm(_ _)m

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回答No.1

東京都内の某区の社会福祉協議会に勤務しています。 OAの推進担当をしていますが、ルーチンワークの検出とかマニュアル化について、大きな壁があります。 1.事務の効率化とか経費の削減と言っておきながら、「人間のすることが一番ていねいで間違いない」という、介護現場等での考え方を事務にも持ち込んでしまいがちなこと。 2.OA化にかかる経費について、自己努力もあまりせず、人件費の削減の効果も考えず、補助金が無いからとか、予算がないからといって、計画的に考えないこと。また、PCについては、寄付に頼ってしまいがちになること。 以上2点は、福祉従事者が陥りやすいところです。(うちだけかなぁ) 以前、某会社が、パソコンハードとともに、ソフトもオーダーメイドで寄付します、というありがたい話しを持ち込んできたときも、ルーチンワークの抽出やフローチャート化がうまくできず、備品貸し出し管理、名簿管理程度しか要望として出すことができませんでした。(でも、事務効率化に大きく寄与したのはいうまでもありません) 現在では、前述のオーダーメイドのソフト以外に、給与、経理、介護保険関係のソフトが入っています。 これ以外については、パッケージソフトだと、従前の業務をソフトの様式にあわせなくてはならず、職場での抵抗感があると思います。 なお、わたしの法人では、高齢者在宅サービスセンターがありますが、区行政の委託事業のため、パソコンは経理用しか配置されておらず、また、通所者の人数も少ないため、現状では、この経理以外では介護保険の自己負担分の請求書類の作成程度しか使われておりません。台数が少ないのも理由かもしれませんが、手書きの方がかえって速いということもあるようです。 「理想のソフト」とは、現状の様式などを崩さずに移行できるソフトなのかもしれません。また、福祉従事者のOAに対する認識を深め、PCにできることはPCにという状況を作ることが大切だと思います。 汎用のパッケージソフトも多数出ているようですが、なかなか、こうした事情で、使われていかない→大量生産できない→高価→使われていかない、という悪循環から脱せないようです。

ais
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます! 把握しきれなかった現状を教えていただけたので大変参考になります! 私もパッケージソフトとして作成しようかと思っていたのですが、午前中調べた中にかなりのソフト出ている事を 知って、どこか違うアプローチから他社とは違うものを作れないものか思案していたのですが、ソフトだけでは なく現場のPCに対する抵抗感等もっとよく考えていかなくてはならないところがあるようですね。 あとはやはり価格ですね。。。 PC化を勧めたい所にはともかくPCが便利な事を知ってもらうことから、と言う感じで、 その後にソフト作成者が業務を見せてもらいPC化した方がよい所をあらいだしソフト化に移る。 これでなんとか理想のソフトに多少近づければ。。。(いいんですが(^^;)) 読ませていただいて現状は思っている以上に厳しい事を実感しました。(苦笑) やはり普通の会社のように何でもかんでもシステム化という考えがない分、こちらがしっかり動いて進める形にしなければいけないですね! でもソフトって高いですよね。。。 私も自分ではいくら便利でも買わないと思いますもん(笑) もうちょっと手の出しやすい価格でオーダーメイドとかも出来るようになるといいんですけどね~(^^;) とても助かりました♪ 貴重なご意見ありがとうございました!!!

ais
質問者

補足

kikky-Tokkuさん、onkelさん、回答ありがとうございました!! その後を報告させていただきます! 今回、福祉関連のシステムとE-ショップの企画が競合していまして、 会社側の企画としてはE-ショップの方向へ向かうこととなってしまいました。 時代の流れは強し、、という所でしょうか。 でもkikky-Tokkuさんとonkelさんに現状を教えていただいてとても参考になり助かりました! 私は今の会社を辞めるつもりで、しかもその先を決めていないので、方向性として福祉システムの事を少し考えてみようと思っています。 ただでシステムを作り利益が出なくても自分が仕事をしない間、誰かの役に立てるならその方がいいですし、自分の勉強にもなりますからね~(^^)Y ご意見本当にありがとうございました!!!!

その他の回答 (1)

  • onkel
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回答No.2

在宅介護に携わる者です。概ね、#1の方と同様の見解です。  介護保険施行以降、公的に求められる事務処理の量が膨大になったにも関わらず、 相も変わらず手作業に頼る事業主・事業体が多いのが現状です。  お尋ねの件に関しては、多分に私個人の好みを反映させて答えさせていただきます。  高性能・多機能な専用ソフトは、概して重く、使い辛く、高価格になりがちです。 規模の小さな事業体は、効率化という利点は理解しつつも、高価格には逡巡しますし、 使用する側は、それを使いこなす事を求められるのですから、時に本末転倒を招きます。 データの移設、書式の変更等の作業のために、事務処理が滞る事もありがちです。 また例えるなら、PCはネットだけという人が、重くなったIE6の導入で、 PCの買い替えを強いられるという、笑えるような笑えない事例もあります。  結論をいえば、必要最小限の機能で、事業者のPC環境を最大限生かせる物であれば、 導入・購入のハードルが低くなるのではないでしょうか。 MS-Office は入っていても、EXCEL や ACCESS を活用している所は多くありません。 利幅は薄いかも知れませんが、これらの利用を指導するという選択肢もあるでしょう。  職員の勤務管理、利用者の個人情報や日々の体調等、PCに向いた事柄でさえ、 手書きで済ます所が多いのですから、扱い易ければ需要は多いように思えます。

ais
質問者

お礼

回答ありがとうございます!! そうですね、パッケージにしようとすると多くのユーザーに受けるようにする分 どうしても機能をたくさん盛り込みがちになるんですよね~(^^;) お得な機能など付けずに必要最低限の機能に限定し、価格を破格に安くするのが一番の近道そうですね。 これで少しでもPCに対する抵抗感が和らいでくれれば、他の処理のシステム化についても進めそうですし、 そこから広げて行く方が確実にPC化が進んで行くのかもしれないですね。 最初は赤字、とんとんを覚悟で先行投資してユーザーを獲得できれば、 その先自分の動き方次第で最初の赤字やとんとんを取り返し上回るチャンスがありそうですし! PCやアプリケーション利用の指導というのは面白いですね。 確かに利益は出ないかもしませんが、うちのような小さな会社はそこからやらないといけないのかも知れません。 大規模な物が作れない分、そこを逆手にとって安く小さなソフトを完全サポート指導体制で売り込んでいけば、 今の市場の隙間に入れそうかな~、と(^^) でもまだ需要があると言うのはちょっと安心できました! あとは私の努力次第ですね! 大変参考になりました♪ 貴重なご意見ありがとうございました!!