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ACモータのトルク速度特性における近似について

ACモータのトルク速度特性が垂下特性を描くことから、ω=0のところの接線群を用いて、モータの発生トルクTが求められ、 T=Kt・Vc-K・ω (Kt:トルク常数、Vc:制御電圧、K:速度常数、ω:角速度) という式が立てられるそうなんですが、 なぜこのように速度ωがゼロ付近において近似してよいのかわかりません。。 近似してよい理由を教えていただけませんか?? インピーダンスが関ってくるのではないかと思っているのですが・・・ わかりにくい文章で申し訳ありません;;

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回答No.1

一般にモーターは、 回転数が増すと、それに比例して逆起電力が発生し、 電流が流れなくなり、トルクが減少します。 これはその式ですね。 ACモータは、上記に加え、 コイルによる磁界の角速度が速くなると、 磁束密度が発生し難くなり、 急激なトルク減少の大きな要因になります。 したがって、 回転数が高いときは、別の式が必要になります。 >インピーダンスが関ってくるのではないかと思っているのですが・・・ リアクタンスで式が作れるかもしれませんね。 このあたりの原理は、 ローターやステーターから湧き上がる磁束が、 イメージできると判りやすいんですよ。

trimly
質問者

お礼

とてもわかりやすい説明をありがとうございます! >コイルによる磁界の角速度が速くなると、 >磁束密度が発生し難くなり、 >急激なトルク減少の大きな要因になります。 回転数が低い時はこれを無視して考えることができて、 トルク減少の曲線を直線(一次関数)で表していいと理解して大丈夫でしょうか・・・^^; >ローターやステーターから湧き上がる磁束が、 >イメージできると判りやすいんですよ。 ローターやステーターと言う言葉をついさっき知りました。。 色々調べてみます!!

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その他の回答 (1)

  • foobar
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回答No.2

ACモータと言っても、モータ自体に複数の形式(大別して誘導機と同期機)、駆動方法にも複数の方式があって、特性が異なって来ます。 どういうタイプのモータ/駆動方式でしょうか。 #ご質問の式の雰囲気からすると、(永久磁石界磁)同期機を使った、DCブラシレスモータの特性のように思えるのですが、、 もし、そうなら、まさしく直流機と同様の考え方(トルクは固定子電流(厳密には、固定子を流れるトルク電流)に比例、固定子電流は (電源電圧-速度起電力)/回路抵抗 で計算できる)でトルクの式が出るかと思います。

trimly
質問者

お礼

回答してくださってありがとうございます。 学生の実験でして、モータのタイプまではっきりとわかりませんが、 DCとACを比較して行ったのでACであることは間違いないはずです。 先日ようやく解決しました^^ 結局のところ、 「角速度が比較的低いところしか測定していないので、前に回答していただいた方の、ACモータの場合のトルク減少を無視することができるから」だそうです。 詳しいところまで教えていただいてありがとうございました。

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