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学振について
ただいま修士の2年で分子生物を専攻しています。 来年度に学振の申請をしようと考えているのですが、論文が多いほうが採用されやすいということはあるのですか? 少し早いと言われるのですが、既にFirstで一本いただくことができました。修士の間にもう一本Firstで書くつもりでいます。
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私は修士2年で3報有りましたが落ちました。 ジャーナルのレベルは、私の分野では 一流と言えるところばかりでした。 その後、いろいろありまして、 結局DC2で通ることができました。 論文の数は全く同じでした。 ただ、DC1よりもDC2で書いた申請内容に 圧倒的な自信がありました。 DC1で書いたときは教授の言うとおりに書き 「何か微妙・・・」と感じる内容だったのですが DC2で書いたときは自分の発想のみで 「これで落ちたら誰が受かるんだ」 というほどです。 それほど、そのとき思い付いたアイディアの 新規性と実現性に自信がありました。 私自身が経験して思うことは、 『最低限の実績が要る。それは、申請する内容が 実現可能であるか?を問うためである』 ということです。 夢みたいなテーマは絶対に採択されません。 『これから申請する内容は 私であれば絶対に実現可能である上、 私でしか発想できない独創的なものである』 ということを裏付けるために これまでの実績を上手く使ってやるということです。 論文の本数を考えるよりも、 それから発展したもっと大きな視点を持つことが 学振だけでなくあなたの研究者人生にとって 非常に重要ではないかと思います。 あなたが望む答えではないかも知れませんが、 応援という意味も含めて回答させていただきます。
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- tatsumi01
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分子生物学は良く知りませんが、他分野での経験です。 審査に当たっては、テーマの重要性と申請者のアプローチの新鮮さを重視します。論文が出ていることは申請者の研究能力の高さを立証する上で重要ですが、論文誌の権威も評価されます。また、いくら論文が出ていても研究テーマ自体に発展性がないと考えられるとプラス評価にはなりません。 申請者の環境も重要です。博士課程に進学してから高いレベルの指導が受けられるか、チーム研究で重要な成果が期待できるかも評価されるでしょう。 修士の間に2報(しかも第一著者)書いていれば十分評価されますが、何分競争ですので絶対大丈夫とは言えません。