- ベストアンサー
こういう内容の小説 ご存じないですか?
今日は、題名の知りたい小説があって書き込みをさせていただきました。よろしくお願いします。 さて、知りたい小説なのですが、去年、引っ越す前の地元の中学校の文化祭で上演された劇がありまして、その劇は小説が元になっているということなのですが、どうしても書名が知りたいのです。内容は… 主人公は、とある中学校の演劇部の部員たち(7~10人ぐらい)です。 その演劇部に男から招待状が届きます。その招待状は、無人島に来ないかというような感じのものです。 で、その部員たちはその無人島へ行きます。そこには1軒だけロッジが建っていました。で、入ると不気味なメイドさんが出てきて、中へ入れてくれました。 そして、ご飯をいただき、いろいろしていると大雨と雷の嵐がやってきます。 それで、1人がトイレに行くと言ったのでもう1人ついていきます。でもいつまで経っても帰ってきません。 1人消える毎に、暖炉の上に置いてある人形が一つなくなります。 …こんな調子で最後の1人が残ります。 で、「みんないなくなっちゃった どうしよう…」と言った瞬間、雷が近くに落ちて「きゃーーー」と叫びます。 そうすると、いなくなったはずの部員がでてきて、クラッカーを片手に「Happy Birthday」の歌を歌います。(この部員が消えていくのは、部員たちが誕生日の部員を脅かすために考えた演劇だったのです) …で、ここで終わりかと思ったら メイドさんが「夕食の準備ができました」と呼びに来て、部員たちは食事をしに別の部屋へ行きます。(舞台の袖に入る…) で、暗くなってナレーションで「ところが、その直後 7発(部員の数)の銃声が響いたのでした…パーン」 という感じで終わります。最後の展開は誰も予測できなかったと思います。 このような内容の小説をご存じの方おられましたら、教えてください。 よろしくおねがいします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
クリスティの「そして誰もいなくなった」を元にしているようですが、「そして誰もいなくなった」はかなり有名な作品なので、他の作家がこのを下敷きにしたオマージュ作品も色々あるはずです。 「そして誰もいなくなった」をパロディ?にする場合の基本設定として、 ○10人が無人島または孤立無援の場所に閉じ込められる。 ○一人一人殺されていく→クリスティの作品では、「10人のインディアン」の歌の内容に沿って殺され、その度インディアン人形の数が減っていきます。他の作家は、そういうディテールを変えたりしています。 ○最後に一人も残らない。(もちろん、犯人が最後に自殺した、というオチではありません。) ○謎(犯人)が解き明かされる。 私が知っている限り、綾辻行人「十角館の殺人」がかなり原作に近いです。(犯人の動機やトリックはもちろんオリジナルです) これは、登場人物が大学生です。 ご質問の劇の内容は、実は全員生きていて、かと思えば拳銃の音がして最後には全員死んでしまった、というオチですが、この部分は、「そして誰もいなくなった」とも「十角館の殺人」とも違います。 それが劇にした際のオリジナルなのか、「そして誰もいなくなった」を元にした他の小説を題材にしているのかは、ちょっとわかりませんでした。