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確定申告
知り合いのサラリーマンの事ですが、彼は給与所得の他に35年ローンで自分の土地に建てた賃貸アパート20戸を経営しています。 ローンは18年程返済していますが、平成11年頃から確定申告を全くしていないと言っています。税務署では途中から申告しなくなっても分からないものですか? まじめに申告して税金を納めている人が損をするようで・・・・
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こんにちは。 ・確定申告は、名前のとおり「申告納税」であり「賦課納税」ではありません。つまり、税務署が課税するのではなく、納税者が自主的に申告するという制度です。 ・通常、サラリーマンは年末調整がされ所得税が確定しますから、確定申告の必要がありません。 以上を前提に、 ・サラーリーマンでも、給与所得以外に一定の収入があると、確定申告が必要です。 http://www.taxanswer.nta.go.jp/1900.htm ・ただし、今回ようなアパート経営は「不動産所得」に当ると思いますが、これは土地や家屋の貸付による所得です。 確定申告ではその内容ではなく「不動産所得」とのみ申告しますから、アパートを継続的に経営している収入なのか、一時的に土地や家屋を貸した収入なのか税務署では分かりません。 ・ですから、確定申告があって、翌年に無くても不思議なことではありませんから、本人からの申告がなくても税務署が疑問に思うことは無いといえます。 ・つまり、確定申告は、納税者が善であるという前提で成り立っている制度なので、悪意があると今回のようなのとが出来てしまうわけです。 勿論、見つかれば脱税ですから、過去(時効にかからない範囲で)に遡って徴収された上、重加算税が課されます。
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- mukaiyama
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>平成11年頃から確定申告を全くしていないと… 【1】悪いよいように解釈すれば、脱税しているのでしょう。法律違反を犯しているだけです。 【2】よいように解釈するなら、アパートが満室にならず利益が出ていないのでしょう。 【3】意地悪な見方をするなら、税法について無知なのでしょう。 というのも、利益もなければ赤字にもならないとんとんの状態を何年も維持し続けているとは、ちょっと考えにくいです。 20戸のアパートなら、ローンの金利と土地建物にかかる固定資産税だけでもかなりの金額になります。 水道光熱費の基本料金や建物の維持管理にもお金がかかっています。 税金の計算をする課程では事業所得も給与所得も、ともにひとくくりにされてしまう「総合課税」の対象です。 不動産所得が赤字なら、給与所得で前払いした源泉税の一部が還付されるのです。 総合課税の特典を知らないから申告をしていないのでしょう。
お礼
ありがとう御座いました。
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