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REITはなぜ投資法人?
タイトルのままです。 REITは、●●投資法人となってますが、なぜ投資法人(会社型投資信託)の形態をとるのでしょうか? 契約型投資信託ではできないのでしょうか?
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補足いたします。 細かくなりますが、REITは会社型投資信託のうち、クローズド・エンド型という分類にあたります。 クローズド・エンド型とは、いわゆる「解約」と違い、ファンドによる買い戻しは行われません。解約の注文を受けて、解約代金に充当するために、投資している不動産を迅速に売却することが事実上出来ないからです(頻繁に時価評価を行うことが出来ない、買い手が見つかるとは限らない等の理由により)。 解約に代えて流動性を確保するためには、クローズド・エンド型を採ることによって、上場して売買できるようにすることが適切です。投資証券の市場価格がわかれば、それを基準に売買できますから。 上場して株と同様に取引が行われるためには、会社形態が適していることになります。 余計に説明が複雑になってしましましたが、契約型と会社型、オープンエンド型とクローズド・エンド型という二つの区分があるので説明が難しいですね。 ちなみに、東証に上場するためには、REITはクローズド・エンド型でなければ上場できません。 わかりにくい説明で申し訳ありません。
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REITは、契約型でも設立することは可能です。 しかし、以下の理由から会社型投資信託が主流となっています。 ・株などの有価証券と違い、不動産は流動性が少ないため、毎日時価評価をすることが事実上困難である。 ・REITの流動性(投資家の換金しやすさ)を確保するために、REITを運営する投資法人の投資証券(一般の企業の株式に相当する)を取引所に上場させている。 これでご理解いただけますでしょうか。
補足
ご回答ありがとうございます。 2点目の理由はとても腑に落ちました。 ご質問ですが、1点目の時価評価については、会社型であることでどのように解決されているのでしょうか? ご教示下さい。