• ベストアンサー

六属系統分析法

六属系統分析法で第三属(アンモニア水)で沈殿するのは、銅イオン、カドミウムイオンなどで亜鉛イオンは第四属(中、塩基性硫化水素)で沈殿のほうに部類わけされていたのですが、亜鉛イオンは第三属でアンモニア水と反応して水酸化亜鉛となって沈殿してしまわないのですか????

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#62864
noname#62864
回答No.3

補足ですが、その前に訂正です。 前回の回答で第三属と書いたものは、すべて第二属の誤りです。また、そもそも、銅やカドミウムは第二属です。 >亜鉛イオンが溶ける量のアンモニア水を加えたら、銅イオンも沈殿せずにとけてしまって・・・・ 銅イオンも溶けてしまうでしょうが、それは第四属云々とは別問題です。第四属とか第三属というのは約束事であって、「塩酸を加えても沈殿が生じなくて、かつ酸性条件で硫化物が沈殿するものは第二属と呼ぶ」という約束事があります。 したがって、銅に関しては、第四属の分析操作を開始する前に、すでに第二属であることが確定してしまっています。つまり、そもそも、第四属の候補にはなり得ないということです。 復習しますと、 >六属系統分析法で第三属(アンモニア水)で沈殿するのは、銅イオン、カドミウムイオンなどで・・・ 銅とカドミウムは第二属なので、第三属の分析操作の際には、すでに試料から除去されているはずです。第一属および第二属のイオンは、第三属の分析対象から除外されます。 >亜鉛イオンは第三属でアンモニア水と反応して・・ アンモニアの量が少なければそうなりますが、第三属の分離操作では過剰量のアンモニアを用いますので、その沈殿は錯イオンになって溶けてしまいます。

すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (2)

noname#62864
noname#62864
回答No.2

系統的分析において、第三属になる可能性があるのは、酸性条件で硫化物が沈澱するものに限られます。 亜鉛はそれに該当しません。 つまり、これらの属は決められた順序で実験を行った場合に、どのグループに入るかということに基づいて分類したものです。したがって、酸性条件で硫化物が沈澱しないものは、第三属にくることはあり得ません。そういう定義だからです。 各属に分けた後の実験操作は属への分類とは別問題です。 なお、亜鉛イオンと銅イオンの性質に関する誤解があります。これはNo.1のご回答に書かれている通りです。

inhisownhand
質問者

補足

重ねて質問すみませんが、亜鉛イオンが溶ける量のアンモニア水を加えたら、銅イオンも沈殿せずにとけてしまって、第四属扱いにはならないのでしょうか??

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • ooooaaadd
  • ベストアンサー率68% (28/41)
回答No.1

亜鉛の水溶液に過剰のアンモニアを加えると、アンミン錯体を作って溶けます。 銅イオンでも、アンモニアを過剰に加えるとアンミン錯体を作って溶けてしまいますが。

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A