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打撃は上から叩くと言いますが,,,

野球のバッティングは上から叩くとはよく言います. 実際にはどれくらい上から叩くという感じなのでしょうか? それともミートする瞬間はほぼレベルスイングなのでしょうか? 力学的にも「上から下へのスィング」で「ライナーか斜め上への弾道」になるというメカニズムが理解しづらいです. 僕はテニスを10年ほど続けているので,どうしてもアッパースィングというか, 最初にヘッドが下がってしまいます. そのため高く構えているバットを最短距離でインパクトま でスィングするということが上手くできません. ということで,「力学的原理」と「ヘッドが下がらない方法」を できれば教えて頂きたいです.よろしくお願いします.

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • chiekaz
  • ベストアンサー率66% (4/6)
回答No.4

【指導者の立場から】 勘違いしていただきたくないのは、「ボールを上から叩くこと」=「ダウンスイング」ではないということです。 nonkunさんの言う通り、ボールの下をバットでとらえることによって、打者側から見ると「上から下」に、野手側から見ると「下から上」に向かってボールが回転して(以下、「下向きの回転」)飛んでいきます。 ただ、「ボールの下をとらえる」と言っても、極端な事を言えば、高めの球に対してバットを下から上に出して、ボールの下を叩けば、見事なキャッチャーフライが上がることはご想像できると思います。 同じ「ボールの下をとらえる」のでも、ボールよりも高いところからバットを出さないと、ライナー性の伸びのある打球は飛びません。 また、特に芯のあるボールでは、ボールの回転が打球の伸びにつながるため、重要になってきます。 ストレートの回転で来るボールに対してバットを下から出すと、ボールの回転の向きとバットの動く向きが同じ「下から上」の為、回転がなくなるか、ドライブ回転をしやすく、「下向きの回転」を作りづらくなります。 逆に上からバットを出すと、ボールの回転とバットの角度が向き合う為、力学的には相殺されてしまいますが、ボールの力に勝てれば、「下向きの回転」を生み出し易く、伸びのあるライナー性の打球を飛ばすことが出来ます。 Nakaさんの「低めの球を前寄りの打点で、アッパースイングですくい上げたときが、一番飛距離が出ます。」というのも、ボールをとらえた後は確かに振り上げているのでしょうが、ボールをとらえるまではバットは下から上にはおそらく動いていないでしょう。 ここで問題なのはボールをとらえるまでのバットの軌道であって、フォロースルーが上向きか下向きかは関係ありません。 理屈の上では、常にボールの下を上から叩けば、ライナー性の伸びのある打球が飛ぶ。だからこれを実践しなさい、と指導者は言う。でも、選手はなかなかその通りにできない。本人も頭でわかっていても、なかなかその通りにはできないものです。 別に誰が悪いということではなく、人がバットでボールを打とう、遠くに飛ばそう、と思うと、自然とバットが下から出やすくなるものだからです。 だから仕方がない、と言ってしまっては指導者としては終わりなわけで、選手を洗脳し、選手の感覚をだまし、思わず下から出てしまう潜在的な欲望を抑えさせて、理想的なボールのとらえ方ができるように、その感覚をつかませる為に、色んな表現を使って指導するわけです。 体の動きの制御能力には個人差があって、例えば同じバットが下から出る人の中にも、「下から出てるよ」と言えば直る人もいれば、「思いっきり振り下ろしなさい」と極端なことを言って、本人も極端にやったつもりでやっと普通になる、という人もいます。 その中で用いられた表現が、助長して、一部歪んで伝わって神話と化したのが、いわゆる「ダウンスイング」なのでしょう。 「ボールの下を上から叩く」がいつの間にか「上から振る」だけになって、しまいには「上から下に振り下ろす(=バットは最初から最後まで上から下に動かなければならない)」になってしまった。 理論としては、「ダウンスイング」は間違いです。 低めの球をとらえた時のフォロースルー(低目だけではありませんが)さえも、上から下になるわけがありません。 でも、選手を指導する上で、そのくらい極端な表現が必要になる場面もあることはまた事実です。 >taka777さん 「ヘッドが下がらないように」とバットを高く構えているようですが、「ヘッドが下がる」のと「グリップが下がる」のはまた別ものですよ。 最初に下がるのは「ヘッド」ではなく、「グリップ」じゃないでしょうか?(ヘッドが下がってしまってたら、確かに大問題です) グリップが多少下がる分には何の問題もありません。 はじめに高く構えているなら、トップの位置(構えたところから、打とうとしてバットを引いた位置)ではじめよりも下がってしまうのはむしろ当然のことです。 一般的にはトップの位置が高い方がいいと言われますが、極端なことを言えば、ボールよりグリップが高い位置にあれば問題ありません。 ストライクゾーンより高い位置にあれば、理屈の上ではどんなボールでも上から叩けるということで、トップのグリップの位置は高い方がいい、と言われるだけです。 P.S. 長いことテニスをされていたのでしたら、バックハンドの感覚で左打ち、というのはいかがでしょうか(右効きでしたら)?右手でのバットコントロールと、ボールをとらえる形の共通性を考えたら、絶対オススメです。同じような感覚で打つと、長距離砲にはなれないかもしれませんが、右に左にミートの巧い巧打者になれることうけあいですよ。

taka777
質問者

お礼

アドバイスありがとうございました. 「ボールの下を上から叩く」を意識してやってみようと思います. 「ダウンスイング」ではないのはわかりました.要は「上から出す」くらいの感覚を意識しようと思います. たしかにヘッドが下がるとグリップが下がるが別なのはわかります. 以前はホントにヘッドが下がり,「下から上」だったので大問題でした. 左打ちは難しいかもしれませんが,たしかに打てるようになったら上達は早いような気がしていつかはやってみたいと思ってます. 本当にありがとうございました.

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その他の回答 (3)

  • Naka
  • ベストアンサー率44% (527/1181)
回答No.3

◆Naka◆ nonkunさんのおっしゃる回転と揚力の関係は正しいと思います。 テニスでもカットをすると思いますが、カットするときは、いわゆる「ダウンスイング」ですよね?? そしてカットされたボールには揚力が与えられるため、フワ~っとどこまでも飛んでいくような感じがしませんか?? takobouさんのおっしゃる「ダウンスイング神話に対する疑問」もやはり正しいと思います。 最もホームランが打ちやすいボールというのは、実は低めなんです。低めの球を前寄りの打点で、アッパースイングですくい上げたときが、一番飛距離が出ます。 それはヘッドの移動距離が長く、腕の円運動に合っているため、最も力の入ったスイングができるからでしょう。 さて、特に日本で「ダウンスイング」が推奨される理由の一つに、「ストライクゾーン」の問題というのもあります。 日本のストライクゾーンが、米に比べて高めなのはご存知でしょう。 アッパースイングで高いボールに合わせるのは至難の業です。それはテイクバックからインパクトの瞬間までのヘッドの移動距離を考えてみればおわかりになると思います。 それに対して「ダウンスイング」ならば、nonkunさんもおっしゃるように、直線的に最短距離でボールを迎え打つことができます。 「ダウンスイング」と言いますが、実際にはそれほど下向きに振っているわけではありません。「ダウンスイング」をしている人のバッティングを見ているとわかりますが(素振りじゃなくて)、実際の場面では、ほぼ「レベルスイング」になっているはずです。きこりのように、大根切りする人なんていないでしょう。そんなことをしたら、スイング後に地面を叩いているに違いありません。 このスイングのメリットは、ほぼまっすぐ飛んでくるボールに対して、軌道上をまっすぐ迎え打つことができる、という点にあります。 要するに、「空振りをしにくい」、「前方に飛ばしやすい」バッティングなんです。 私はピッチャーだったので(高校時代)、打撃は専門じゃないんですが、投げる方の立場としては、実はアッパースイングの打者が一番恐かったですね。 (^^;)

taka777
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます.返事が遅くなって申し訳ありません. やはりダウンスイング自体が大事というより,アッパースイングが良くなくて,また,アンダースピンをかけるというのが目的なんですね. 「実際にはレベルスイング気味」というのも意識してやってみようと思います. ありがとうございました.

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  • nonkun
  • ベストアンサー率27% (98/357)
回答No.2

アッパースイングよりダウンスイングの方がよく飛ぶか?については残念ながらNoですね。 プロ選手を見ると、ホームランバッターのほとんどはアッパースイングです。しかし一般人にはアッパースイングは飛びません。 それは大振りになりやすいからです。また一旦下に下げるのでスイングの出だしが遅くなりがちです。 そういうアッパースイングと比較するとダウンスイングの方がよく飛びます。 つまり、最短距離で鋭く振った方がよく飛ぶのです。 さて、力学的原理ですが。。。(自信なし) バットでボールの下を叩くことにより下回転がかかります。それによりボールの上部は進行方向の逆に回転しているので風はスムーズに流れます。スムーズに流れすぎて空気の密度が極微量ですが下がります。 一方ボールの下部は進行方向に向かって回転するので風の抵抗が大きくなり、空気の密度も高くなります。 これにより上向きの浮力が生まれるのです。 あとはヘッドが下がらない方法ですね。 要はリズムを取る(タイミングを合わせる)ために手の位置が動くわけで、でもリズムを合わさなければスイングできません。 そこでグリップの位置を高く保ち上半身はスイングの直前まで固定して、下半身、特に足でタイミングを取るようにしたらいいと思います。 #それでも下がるんだよね。とほほ。<自分 以上、野球が下手くそだったnonkunからでした。 #これで信用度ゼロだな。。。

taka777
質問者

お礼

あけましておめでとうございます.返事が遅くなって済みません. アドバイスありがとうございます.最短距離で鋭く振るという事とヘッドを下げない目的でスイングの直前まで上半身を抑え,足でタイミングを取るというのを試していこうと思います.

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  • takobou
  • ベストアンサー率66% (6/9)
回答No.1

 わたしは野球が好きではないので打撃理論について詳しくはないのですが、そういう人間からしても「「上から下へのスィング」で「ライナーか斜め上への弾道」になる」というのはさっぱりわかりません。  以前、日米野球を比較した本「ベースボールと野球道」(玉木正之/ロバート・ホワイティング著、講談社現代新書)を読んだことがあったのですが、「ダウンスイングはいわば迷信」とばっさり斬り捨てていました。  上から下へ、というのは向こうの野球のある例外的な瞬間だけを見たこっちの人間が勝手に「これこそが正しい打法だ」と誤解して広めたものだということでした。  ただこの本は大リーグへのひいきが相当入っていた内容だったのでその分割り引いて読む必要があると思います。

taka777
質問者

お礼

あけましておめでとうございます.お礼が遅くなって申し訳ありません. 早速の解答,ありがとうございました. 後の方の解答にもあるように,やはりダウンスイング自体は正しくないようですね. takobouさんは野球が好きではないというわりに野球の本は読まれたんですね.メジャーが好きという事でしょうか?

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