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飛躍する経営者と沈没する労働者

 人件費が高いとか 海外に生産工場を移したりとか  日本では正社員になろうとした場合、管理能力や特殊な技術スキルが必要になると思います。  最終的には、一部の金を持っている経営者と特殊な能力を持ったホワイトカラーのみが裕福になり  使い捨ての貧乏な単純労働者のみがこの国に存在する形になると思われます。  単純労働者が増加する中で この国は進歩せず落差のひどい貧相な国になると予測しています。  国債の借金も 825兆円突破です。しかし ハイパーインフレがあっても 経営者連中は海外に工場を持って行っているので無傷です。  この経営者の躍進は、未来永劫に続くと思われますか? その理由、飛躍期間など教えてください。衰退するのでしたらその理由等も教えてくださいませ

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  • ベストアンサー
  • iwate
  • ベストアンサー率39% (17/43)
回答No.3

貴方の考えは、一見正しく思えますので、多くの方が賛同するかもしれません。 しかし、日本国の借金は膨大でも、個人の資産は世界一です。 その個人資産は、一般家庭の高齢者の貯蓄高が多く、日本に永住する方が殆どです。 貴方は経営者がリスク無く金儲けをしていると考えていませんか。 そう思ったら、貴方もお金のある人も、その経営者の経営する会社の株を買えば良いのです。 株が株価が上がれば、資産が増えて楽な生活が出来るはずです。 経営者は株価が高いから金持ちであって、株価が下がれば貧乏人に成り下がります。 倒産でもしたら、会社の財産以外に経営者個人の財産も残るのが難しくなり、従業員より多くのリスクを抱えて会社を経営しているのです。 コンピューターソフト会社でも、自動車メーカーでも、海外に工場を移し、コストダウンをしたとしても、他社が良い物を安く販売すれば倒産する可能性があり、バラ色の経営を未来永劫に続ける事は不可能です。 貴方は日本の将来を悲観していますが、日本の大企業も中小企業も特許出願量はかなりあります。 そのアイデアは、何も経営者と特殊な能力を持ったホワイトカラーが生み出したのではありません。 単純労働者と言われる従業員や、熟練工がアイデアを出して、特許出願に至った物がかなりあるはずです。 彼らは、最初から熟練工であった訳ではなく、日々の仕事を真面目にこなして、スキルをアップしているのです。 #2さんが指摘するするように、日本の労働者は、仕事に誇りを持ち、勤勉さは世界一だと思います。 だから、製造業では多少物は高くとも、第一次加工メーカー、第二次加工メーカーは、耐久性のある不良の少ない良質な製品を作っています。 総体として大企業も優良な製品を生産出来るのです。 それは日本の労働者が優秀だからです。 日本は使い捨ての単純労働者社会になる事はありえません。 ここまで、生活レベル、文化レベルが上がり、ブランド物を買い漁る日本人が多くいます。 そういう人達は、様々な需要があるはずですし、貯蓄の多い方は、日本語しか出来ない人が多いので、死ぬまで日本に住む方が殆どだと思います。 将来日本はアメリカのような格差社会になる可能性が高いと思います。 終身雇用制が無いアメリカ人は、年を取っても大学に通い勉強している人が多くいます。 そうして、スキルアップして、良い職場に転職したり、起業のアイデアがあれば、それを学校で勉強して将来に備えるのです。 だから、中高年ですら寝る時間を惜しんで働き、更に勉強している人が多くいるのです。 日本も個人の金と時間を使い、自分の能力アップのために、勤務時間外に自己研鑽するような社会になると思います。 人件費が値上がりし、アメリカの製造業は日本に太刀打ち出来ず倒産したり、海外に移転したのが多くありますが、単純労働者だけの社会になっていません。 日本も現在中国に生産工場を移すところもありますが、アメリカ同様に単純労働者のみが、日本に存在する事は無理でしょう。 結局は、#1さんご指摘のように、資源の無い日本は人材しかありえず、教育が将来を左右すると思います。 しかし、英語が話せない英語教師が授業をしたり、ゆとり教育を取り入れて失敗したりと、貧相な国にするための政策をしているのではと、ちょっと心配になります。

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  • pluto002
  • ベストアンサー率22% (73/331)
回答No.2

そういう面もありますが、日本の場合、労働力の質が高いため単純にはそうはならないと思います。アメリカやヨーロッパ、発展途上国などでは物流現場に置いて遠くから輸送されてくるとその中の二割近くがなくなっていたりという事も珍しくないといわれています。またそこそこの価格のホテルであっても従業員が客のものを盗んでみたり、こういうことが当然のように食料品関連業や工場などでも似たような事が常に起きています。また、海外でマクドナルドなどに入るとわかりますが、日本のマクドナルドとはサービスのレベルが全く別物です。自給800円前後のアルバイトが労働者教育を行っていたり、これほど水準の高いパート、アルバイトが存在する国は世界中にそうそうあるものではありません。現在このアルバイトやパートなど労働の質の良さを利用して、従来社員がやっていたことをアルバイトやパートにさせている企業が増えています。そうなってくると問題になるのはむしろ正社員であり、現在の状況は労働賃金の調整期とも見れます。 また、原油や食品、希少金属の高騰が起こり当然これからも続いていくと思われます。そうなってくると上記で書いたような労働の質というのは非常に重要になってきます(中国などは日本的経営に学ぶところが多く、将来もし労働の質が高まるとどうなるかはわかりませんが)。また、日本のエネルギー効率の良さはアメリカなどの4倍とも言われ省エネ先進国であり、そういう面でも世界的には優位にあります。また、円やドルといった通貨価値が高い国は、高くてもそれなりに調達ができます。原油高騰で一番困るのは通貨価値の低い国々です。 エネルギーを効率良く使い、盗難噴出が少なく、労働の質が高い、これらを勘案すれば、西洋などの成熟国で起きた問題が日本でもそのまま同じように起きるとは必ずしもいえないと思います。またイギリスに代表されて、かつての階級社会の名残が残っているという事も日本にはありません。 日本の労働の質の良さを政治や法がどううまく取り込めるのか、資源不足などから戦争などの気運が高まらないか、など当然いくつもの課題はありますが、そういった将来不安はいつの時代にも付き物です。日本の将来はパートやアルバイトが握っているな~んて見方もできるかもしれないですね。

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.1

日本の会社は、正社員はジェネラリスト養成の仕組みになっていることが多いので、 >日本では正社員になろうとした場合、管理能力や特殊な技術スキルが >必要になると思います。 >最終的には、一部の金を持っている経営者と特殊な能力を持ったホワイト >カラーのみが裕福になり >使い捨ての貧乏な単純労働者のみがこの国に存在する形になると思われ >ます。 と考えがちになるのは、私も理解できます。 しかし、よくよく会社の中を見回してみると、スペシャリスト的な社員もいるはずです。 もっとも、私は製造業やIT関係の業種ばかり見てきたので、そうでない職場もあるとは思いますが。 世界は冷戦が終わって、グローバル競争の時代に入りました。 冷戦時代は敵国であった中国や東ヨーロッパが資本主義経済になったので、そこへの進出が可能になったためです。 関係者にはたいへん申し訳ないですが、単なる下請けや単純労働は、賃金の高い日本で行うよりも海外で行った方が安上がりになるのは、自明の理です。 同じ能力で賃金が日本の1/10であれば、そちらに進出するのは余程のバカでない限り、一度は検討するでしょう。 では、どうしたらよいかというと、中国では真似できない特殊な技術を身につけ、それを武器にするしかありません。 参考:『NET EYE プロの視点』-『中小企業こそ日本の強み――中国から戻った男たち(2)』  http://www.nikkei.co.jp/neteye5/suzuoki/20030710n567a000_10.html 自前で技術をもつ中小企業の中には、かつての下請けから脱して勝ち組みに転じている企業も少なからずあります。 これは、労働者にとっても、同じことです。中国どころか一般の日本人でもマネできない特殊技能を身につければ、大企業であっても優遇されます。(興味があれば、2007年問題を調べてください) 残念ながら、日本人全員が夢を見ることのできた戦後の高度成長時代は、過ぎ去りました。 自分で勝ち組みに転じる能力や気力や運勢が乏しい場合は、結婚して自分の子供に夢を託すしかありません。 昔もそうでしたが、教育こそ日本人の宝です。諦めなければ、道は開かれます。