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英語だけがどうして

フランス語やドイツ語には、ウムラウトやアクサンがつく文字があります。東欧の言葉もそのような文字を見かけます。どうして、英語だけ、シンプルになったのでしょうか?古期英語でも文字の上に線を引っ張ってあるのがありますが。

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  • trgovec
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回答No.4

綴りの見直しをしなかった、あるいは見直そうという気運がなかったからです。言語は時代と共に変わっていきますがそうなると綴りを変えたり既存の文字では表記できなくなったりします。英語では古英語から中英語の間に綴りが大きく変わりましたがそれ以降はほとんど変わっていません。いわば中英語の発音を表したまま現代まで使われていることになります。また、外来語特にフランス系の単語の綴りをあまり変えていません。ドイツ語等は外来語でも自国風に変えています。accentをAkzentと書くなど。 なお、 >東欧の言葉もそのような文字を見かけます。 これは東欧の言語は主にスラブ系でロシア語等で使われるキリル文字の方が表記しやすいのです。というかキリル文字はスラブ語を表すために作られたのです。しかし、カトリック教を受け入れた国ではローマ字表記を選んだため綴りに無理が生じているのです。 >古期英語でも文字の上に線を引っ張ってあるのがありますが。 古期英語の実際の写本(羊皮紙に書かれているもの)では記号は使われていません。これは独特の書体で慣れないと読みにくいので(実際読んだことがあります)、普通は活字に直したものを教材や研究材料にします。このとき長音と思われるものには上に線(macron)を引いたり、口蓋化した音(チと発音するc等)には上に点を打ったりして読みやすくします。

genkigan
質問者

お礼

回答、ありがとうございました。 つまり、英語には元々、フランス語のようなアクサンやアクサンテギュのような記号はなかった。それに対して、フランス語などでは、発音に合わせて綴りや文字も変えていったということなのですね? 古期英語の線のことは、私の認識不足でした。

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その他の回答 (3)

  • Tacosan
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回答No.3

#2 です. A: 英語はドイツ語なんかと違って文字の上に変な記号を付けなくていいよね~ B: naive だなぁ って小ネタを聞いたことがあります. ここでのポイントは「英語でも naive にはウムラウト (というか分音符) を付けることがあるらしい」ということ. ちなみに (#2 で挙げた) フランス語の単語や発音は, 間違っているかもしれませんのであしからず.

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  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

ドイツ語のウムラウトは「発音と文字をあわせるための便法」と聞いたことがあります. つまり, 「同じ語幹を持つ単語では同じ母音で書きたい」という希望と「違う発音をしている」という現実の間のギャップを解消するため「本来とは違う発音をする」ことを明示するためにウムラウトを使うとか.... フランス語の cedille は明らかに「発音と文字をあわせる」ためですね. Francais だと「ふらんけ」みたいに読める (というか読んでしまう) のを, France (ふらんす) にあわせて「ふらんせ」と読むために cedille を付ける, と. 英語のように「表音文字を使っているとは思えない場面がしばしば出てくる」言語だと, あまり必要とは思えないなぁ.

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noname#47281
noname#47281
回答No.1

ドイツ語も新正書法でウムラウトの使用頻度が落ちています。恐らく ややこしいからなくしていったのだと思います。古期英語で文字の上に線を引っ張ったものは独立した文字だったと思います。

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