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LANケーブルのカテゴリーって何ですか?
カテゴリーの意味はわかりますが、 LANケーブルのカテゴリーには4とか5とかあるようですが、その違いは何を意味するのですか? どのように使いわけするのですか?
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対応するネットワークの規格であり、最大転送速度に対応します。 現在市販されているLANケーブルのカテゴリはと対応規格は、 ・CAT.5:100BASE-TX ・CAT.5e:1000BASE-T ・CAT.6:1000BASE-TX となります。 http://hnw.dip.jp/nw/lan_cable.html CAT.5もしくはこれに準拠するケーブルは、いまではあまり見かけなくなりました。4芯タイプの極細ケーブルくらいでしょう。 現在の主流はCAT.5eです。いわゆるギガビットイーサーネット対応で、ノイズにも強いケーブルです。ケーブル以外のギガビットイーサーネット対応機器は、ほとんど1000BASE-Tですから、これで十分対応できます。 CAT.6はCAT.5eよりもさらにノイズ対策が強固で、現在の最高規格と言っていいです。ただし、肝心の1000BSE-TXはほとんど普及しておらず、対応機器も今のところ市販されていません。これは、送信方式が特殊で、1000BASE-Tや100BASE-TXとの混在が出来ないからです(1000BASE-Tと100BASE-TXは混在可能)。 従って、短い距離で特に強固なノイズ対策を必要としない場合はCAT.5e、配線距離が長くノイズの影響を受けやすいところはCAT.6という使い分けが適切かと思います。 また、LANケーブルはこれらのカテゴリの他に、単線とヨリ線があります。単線はそれぞれのケーブルが太い1本の銅線で構成されているのに対し、ヨリ線は細い銅線を寄り合わせたものを使っています。 単線はノイズに強い特性がありますが、ケーブルが固く機器が接近しているような場所での取り回しがし難いです。 それに対しヨリ線は比較的ノイズの影響を受けやすい変わりに、ケーブル自体がしなやかで取り回しがし易いという長所があります。 市販されているケーブルだと、割と短いものがヨリ線、長いものが単線となっている場合が多いです。