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曲面積
曲面Sをr(u,v)=x(u,v)i+y(u,v)j+z(u,v)k [i,j,kは単位ベクトル]として、ベクトルru=@x/@u(u,v)i+@y/@u(u,v)j+@z/@u(u,v)k,rv=@x/@v(u,v)i+@y/@v(u,v)j+@z/@v(u,v)kとしたとき、面素が△Sが、||(△ui)ru×(△vi)rv||と表せるのは何故でしょうか。(面素の平行四辺形の辺がそれぞれ、、(△ui)ruと(△vi)rvとで表せるという事。)どなたか、教えて下さい。
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- tgb
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だいぶ長い間回答がなかったようですが、問題の内容が うまく伝わっていないためではないかと思います。私も問題 をきちんと解釈できたか自信はないです。参考程度と言う ことで、考え方だけ示します。 (u,v)面にdu、dvの間隔で線を引いてできる長方形 が面素になると思います。これを、 x=x(u,v) y=y(u,v) z=z(u,v) で(x,y,z)空間に変換すると曲面ができるので、(u,v)面上の 長方形がこの曲面上でどう変形されるかを見てみます。 (u,v)面上に面素の3点を考えます。 P0 (u,v) P1 (u+du,v) P2 (u,v+dv) これが(x,y,z)空間でQ0、Q1、Q2に変換されたとします。 すると、 Q0 (x,y,z) Q1 (x+(@x/@u)du,y+(@y/@u)du,z+(@z/@u)du) Q2 (x+(@x/@v)dv,y+(@y/@v)dv,z+(@z/@v)dv) (u,v)面上の長方形は(x,y,z)空間で平行四辺形になります ので辺Q0-Q1と辺Q0-Q2で作られる平行四辺形が(x,y,z)空間 での面素と言うことになります。この2つの辺をベクトル で表す(@は偏微分記号を表す)と、 q1=((@x/@u)du,(@y/@u)du,(@z/@u)du) q2=((@x/@v)dv,(@y/@v)dv,(@z/@v)dv) これをベクトルr: r=(x,y,z) を使って表すと q1=(@r/@u)du=rudu (ru=@r/@u) q2=(@r/@v)dv=rvdv (rv=@r/@v) 大きさがこのベクトルで作られる平行四辺形の面積で、方向 がこの面に垂直なベクトルは q1×q2 で表されるので結局(x,y,z)空間での曲面の面素は dS=||q1×q2|| =||rudu×rvdv|| と表されることになります。 最終的な形が質問者の示した、 ||(△ui)ru×(△vi)rv|| と異なりますが、このiがなければ一致します。