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べスパの交流回路について
べスパの回路で悩んでいます。ご存知でしたら教えてください。 古いべスパにはレクチファイヤもレギュレーターもないんですが(コンデンサーはある)、ジェネレーター内のコイルの1個から始まる回路のことで悩んでいます。 この発電コイルの一方は、プラグへ火花を飛ばす回路です。問題なのは、もう一方の回路です。同じコイルから出るこの回路はエンジンの外で2本のハーネスに分岐します。1本はSTOPランプで、もう1本がブレーキスィッチです。どちらもそこでアース線に接続します。 このブレーキスィッチが「開」(ブレイク)の時が、STOPランプ点灯となります。これが分かりません。まるで、ポイントと同じ原理です。 また、ブレーキを踏まないときには、接続している接点があるのに、STOPランプが切れると、エンジンが始動できないという症状もべスパでは有名です。これも、分かりません。なぜ、こうなるのでしょうか。
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フィラメントが2つ、経路が2つなら間違いなく抵抗値が違う抵抗が入っていますね。 後からSTOPランプを増設とのことなので、初めはブレーキランプのみですか。 ということはブレーキをしないとランプが光らないのか、ブレーキをしなくても常時点灯しているのかで接点部分のリレーの有無(開発当初の)がわかりますね。 もしブレーキをしてランプがつくのなら接点部分にリレーは存在し、常時点灯ならリレーはないと考えられます。 ベスパは12Vか6Vわかりませんが、仮に12V18W/5Wのランプなら18Wがブレーキランプにあたりますので・・・ 電力=電圧×電流 18W=12V×電流 電流=1.5A 電圧=抵抗×電流 12V=抵抗×1.5A 抵抗=8Ω と求まりブレーキランプの経路には8Ωの抵抗が入っています。 次に5WはSTOPランプにあたり、 5W=12V×電流 電流=0.42A 12V=抵抗×0.42A 抵抗=30Ω つまりSTOPランプの経路には約30Ωの抵抗が入っています。 次にSTOPランプが切れるとエンジンがつかない、止まるというのが安全装置でないなら、なんなんでしょう・・・^^ STOPランプの先の経路にプラグ経路があれば、この症状は考えられますが、プラグ経路とランプ経路が分岐しているから考えられない・・・。 STOPランプのフィラメントが切れれば、その先の経路はなくなると考えると無限大の抵抗値があると仮定でき、その分プラグ経路に大電流が流れるから、流れないようにエンジンがつかない回路になっていると考えたいですが、そんな気の利いた回路を作るなら後から増設なんかしませんしね。 よくわかりません。ここらへんで限界です。ごめんなさい。
LEDテールランプの場合はSTOPランプとブレーキランプの点灯は共用です。これは抵抗値を下げ電流を多くしているだけですが、通常のテールランプは電球は光るところが2箇所あるんでしょうか?ヘッドライトは2箇所光る場所がある構造ですかね。 もし光る場所が1箇所(電球の内部には一つだけの光源)なら分岐している2経路には抵抗値が違う抵抗をかましていて、ブレーキをするたびに接点のスイッチがON,OFFしていると考えられます。 この場合でいくと通常はSTOPランプ点灯なのですスイッチが「開」の時の経路はSTOPランプに接続、ブレーキ「閉」の時スイッチがONしブレーキランプに接続で、2経路あるという事はSTOPランプの経路に入っている抵抗はブレーキランプの経路より高い気がします。 そう考えると光源は一つと考えられるかも・・・。 またブレーキを踏まないときには、接続している接点があるのに、STOPランプが切れると、エンジンが始動できないという症状・・・ は、エンジンをかけるときSTOPランプで後方に自車の有無を知らせないとエンジンがかからないという、ちょっとした安全装置だと思います。 もしアドバイスがずれてたらすいません。
補足
ありがとうございます!! 心より感謝いたします。 少し見えてきた感じです。補足いたしますと、テールランプとSTOPランプは別になっています。普通の仕組みではありませんでして、テールレンズ内には、ラグビーボール型で、フィラメントの長いランプが2個並んでいます。大きなランプ(たしかに抵抗が大きそう)がSTOPランプです。 STOPランプが切れると、エンジンが始動できないのは、設計時のイタリアの事情と、国民性から考えて、安全対策とは思えないのですが。。。。ここに回路を増設したら、こうなっちゃった。。そんな感じがします。STOPランプは当初の設計にはなくて、後から増設されたそうです。走行中にSTOPのフィラメントが切れると、エンジンが停止してしまうので、むしろ危なっかしい気がします。。。。 このSTOPランプが切れると、エンジンも停止するという回路上の理由もぜひ知りたいと思います。 よろしくお願いします。 交流の電気とは、マルチ掛けされた、2経路のルートの抵抗値の低い方を流れるということでしょうか。。それとも、発電量が少ない場合の特性でしょうか。。
お礼
ありがとうございました。あれから自分でもいろいろ勉強してみました。とても参考になりました。
補足
ありがとうございます。心より感謝します! まず、ビンテージモデルのベスパは6Vです。そして、ブレーキランプ=STOPランプです。 1個の発電コイルの右から、プラグへの経路が延びます。そして、コイルの左から、1本のハーネスが伸び、それが接続点より、2方向へ延びます。1方がブレーキランプ(テールランプとは別)、1方がブレーキスィッチです。このルートが後年、増設されたルートだと思われます。 よろしくお願いします。たくさんのバイクを再生しましたが、こんな回路は初めてです。。。。 抵抗に思える部分は、やけに大きいブレーキランプの球と、ブレーキスィッチの接点です。ボディに-は流れていないので、それぞれのルートに、アース線が引かれており、それはボディ内の1ケ所で半田上げされています。