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阿漕な大家
長屋の借家に住んでいる人の話です。 かれこれ20年以上定住しているそうです。 柱が縁側の下で白アリ被害にあったとき その駆除のための費用は自己負担でした。 木製の枠の扉が老朽して新しいサッシに プチリフォームした際、その費用は自己負担でした。 何年か前にその人の住んでる市全体が 水洗トイレ化することになって、 強制的にそれまでのバキュームカー必須のトイレから 水洗トイレに変わりました。 それと同じタイミングで便器代を補填するかのように 家賃が数千円上がり、今もなお家賃はそのままなのだそうです。 風呂のガスバーナーが経年劣化により 故障したとき、一部自己負担を要求されたそうです。 長い間住んでいたそうなので、 大地震や経年劣化により壁や柱には亀裂があり 次の大地震に耐久できるかどうか分からない模様です。 もともとが新しい家ではなく築数十年経っているかと思われます。 もちろんそこで生活しているので、 時には補修したり釘を打ったりはしています。 さて、これまで列挙してきたように 大家はほとんど保障してくれないようなのですが 現実ってこんなもんなんでしょうか。 そろそろ引っ越しを考えているそうで この様子では敷金も取り返せるかどうか心配されています。 むしろ、敷金だけでなくこれまで自己負担で補修してきたその評価額や 理不尽な家賃値上げ分もなんとかして取り戻したいとのことです。 列挙した事例ごとへの評価とその対処方法が知りたいとのことです。 どうか知恵をお貸し下さい。
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国土交通省のガイドラインは,あくまでガイドラインであって,法的拘束力がありません。 判例等を解析すると,家賃が経年劣化による補修繕費用を見込んだ設定になっているのか,補修繕費用を賃借人が負担することを前提とした家賃設定になっているのかが判断の分かれ目のようです。 建物は年々劣化し,補修繕にかかる経費は年々大きくなります。ですので,補修繕費用を大家が負担する家賃設定ですと,土地や建物の評価が下がろうとも,維持管理にかかる費用は年々増えますので,家賃は何年か毎に上昇するのが通例です。 お知り合いのお住まいが,築何年の建物で,その建物の床面積が何平米で,家賃月額がいくらなのか分かりませんので,的確な回答はできません。 また,20年前に納めた敷金がいくらであったのかが不明ですので,争う価値があるのかどうかも回答できません。
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- ajyu7
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国土交通省から、「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」というものが出されています。ガイドラインなので、法的な効力のあるものではないですが、これに基づいて各地方自治体も条例を定めるなどの対応を取っています。 最終的には法的に争うこともありえますが、まず都道府県の消費者相談窓口に相談なさるのが手っ取り早いと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 消費者センターでは借家についても受け付けているのですね。
- 6dou_rinne
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長期に住んでいると自己負担で修理してくださいという大家はよくありますが、そのままにしておくと家が傷んだり生活に支障がある場合には当然維持費として大家側が負担すべきものです。 たとえ自己負担しても退去するときは有益費として大家から請求できますので、まず大家に請求してみて、それでも支払わないというのなら法的手段(訴訟)に訴えることになります。 敷金についても経年劣化の部分については借家人が負担する言われはありませんので、これも交渉が決裂すれば法的手段に訴えるということになります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはり係争は避けられないものなのでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、家賃の設定パターンには大きく分けて2つあると。 はじめて聞きました。
補足
建物に関しては本文にも書きましたがかなり古いようで、 30~40年くらいではないかとのことです。 何m2かは分かりませんが、玄関が3畳くらいで4.5畳/1部屋の2Kのようです。 家賃は値上がりした現在で約6万円だそうです。 敷金は具体的には分かりませんが、20~30万くらいだったそうです。