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相撲の取り組み表の決め方

相撲の取り組み表の決め方について、2つ質問があります。 1)最初は幕内力士総人数が偶数でも負傷欠場により総人数が奇数になったり、初日の段階で、横綱、大関の人数の都合より総人数が奇数になった場合は、1人余る力士の取り組みはどうなりますか? 負傷欠場者には場所中に復帰する力士もいるので合わせて疑問です。 2)対戦相手は、始めから15日分全て決まっておらず、今日の段階では明日まで決まっていて、明後日の分までは決まっていません。 成績を見て面白くなる様に決めていくんでしょうか? 番付の順位が基本にはあると思いますが。 この2点について教えて下さい。

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回答No.2

1)休場等により幕内の人数が奇数になった場合は、1人余る力士は十両の力士と取り組みます。 また、場所も終盤になると、偶数奇数に関係なく、幕内下位で負けが込んでいる力士と、十両上位の勝ち星の多い力士の取り組みを組んだりします。 一方は十両へ落ちまいとする、片方は幕内へ上がろうとする、その両者を意識的に組ませて、土俵を盛り上げます。 また、以上のことは、十両と幕下との間でも行われます。 余談ですが、幕内優勝力士が十両の力士に負けた場所もあるのですよ。 2)>成績を見て面白くなる様に決めていくんでしょうか? そのとおりです。 最初からすべて決めておくほうが割り(取り組み)を組むほうは楽ですが、千秋楽に優勝のかかった力士の相手が2勝12敗とかでは盛り上がりませんからね。 無論、ある程度の決まりはあって、原則的には千秋楽には、三役陣は上から順番に取り組みがあります。 例:東横綱-東大関 西大関-東張出大関という具合です。 (今は張出大関というのはありませんが、便宜上3人以上いる場合の3番目以降を張出と呼ばせていただきました)

ro1542
質問者

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回答有難うございます。 1)>場所も終盤になると~ 後半は優勝争いしている上位陣だけ見ていて、下位の降格争いみたいな事は全然知りませんでしたが、それを知っている人達には面白そうな見所ですね。 できれば、十両に負けた幕内優勝力士を教えて欲しいです。 2)ネットでは色々と憶測みたいな事が書かれていましたが、先場所の千秋楽の朝青龍と魁皇の一番は面白かったです。

その他の回答 (3)

回答No.4

#2です。 >できれば、十両に負けた幕内優勝力士を教えて欲しいです。 昭和36年の夏(5月)場所四日目に幕内の前頭13枚目の佐田の山が十両筆頭の清ノ森に肩すかしで敗れました。 その後終盤上位が星の潰し合いをしている間に、佐田の山が単独トップになり、平幕優勝したものです。 後に第50代横綱となりました。 ちなみに、この場所、清ノ森は十両優勝しているので、結果的に「十両優勝者と幕内優勝者が対戦して十両優勝者が勝つ」というきわめて珍しい記録となりました。 その場所の星取は参考URLでどうぞ。

参考URL:
http://gans01.fc2web.com/S30/S36-5.html
ro1542
質問者

お礼

回答有難うございます。 #2の回答を読んだ時は、過去に幕内優勝歴のある力士が、十両にに負けたのかと思ってましたが、同一場所での出来事だったんですね。 自分が生きている間に再度、起こって欲しい気がします。

回答No.3

先の回答者様に補足です。(ちょっと長文・・・。) 自分の記憶が確かなら・・・。 幕内の取り組みの番数が定数で、足りないときは十両の上位力士を幕内と取り組みさせます。 休場力士が5人以上(10人近かった?)でたとき、幕内前半の取り組みに、十両力士が数人並んで(もちろん幕内力士との対戦で、十両同士ではありません)いて、それを苦々しく解説していたときにそんなことを言っていました。 そうすると、もちろん、十両力士の数が不足します。 もちろん、奇数になる可能性もあるのですが、そうすると、幕下上位(7枚目より上だと思ってよいでしょう)から、十両の取り組みのときに、十両と対戦する力士が出てきます。 幕下は、十両以上と違い15日全部出場せず、7日間のみ出場します。 その日に出場する力士数を調整しやすいので、奇数の問題もクリアできてしまうのです。 で、十両以上で休場者が多い場合、稀に8戦土俵に上がる幕下力士が出ます。 (人数の数字上、どうしてもそうなってしまうときがあります。) このとき、4勝4敗でも「勝ち越し」に扱われ、勝ち得になるわけです。 だから、幕下力士が8番目を戦うときには、俄然力が入ります。 勝ち越し=十両昇進の可能性が非常に高くなるのです@幕下上位 ですから、場所終盤は、十両-幕下の入れ替え戦的要素が非常に高くなり、通の方では、「ここが一番面白い」とおっしゃる方もいます。 確かに、十両といえども、関取と幕下以下では、天と地ほど差があるから、必死にもなりますよね・・・。 余談ですが。 十両-幕下の取り組みの場合、TVで紹介されるしこ名のフォント(?)が違います。 そういうところでも、ちゃんと差別(?)しているんですね。 負傷による休場者が再出場してくる件ですが、公傷制度のため、休場者があまりにも増加する傾向が顕著になり、公傷制度を廃止したため、休場者でも再出場したり、治っていないのに次の場所に強行出場したりするケースが増えてきました。 なぜかというと、「負け」と「休み」では、番付編成上「休み」の方がマイナスポイントが高いからです。 同じ負け越しでも、「負け」の負け越しと「休み」の負け越しでは、番付降下度合いが全然違います。 ですから、再出場組が増えてきたのです。 ちなみに、公傷制度は、「公傷」@本場書中の取り組みによる怪我が認められれば、翌場所を「公傷」全休しても番付は据え置きというものです。 (その場所結果は番付に影響します。) つまり、怪我したら、翌場所は十分休養に当てても問題なかったわけです@制度上 しかし、この制度のせいで、休場者が続出し始めたので「それはいかん!」と公傷制度をなくしたと同時に、幕内・十両の定員数を増やしたわけです。 それから、対戦相手が決まっていないことですが。 本場書中の対戦のことを「割り」といいます。 この割りは、2日目までを初日の前日に決めてしまい、あとは、前日に決めていきます。 >成績を見て面白くなる様に決めていくんでしょうか? というのももちろんあるのですが。 最初に全部決めておくと、休場者が出た場合、そこが全部穴の対戦(不戦勝が増えてしまう)になってしまいます。 それを防ぐ意味もあると思います。 >番付の順位が基本にはあると思いますが。 それはもちろんです。 たとえば、通常、幕尻(前頭の一番下の人)に近い人は、同じ幕内なのに、三役以上との対戦がまずないといっても過言ではありません。 ごく稀に、本来は実力のある人が幕尻や幕尻近くまで降下してしまい、10日目くらいまで全勝~1敗くらいのペースできていると、本来は当たらない三役以上と当てられます。 三役以上と対戦していないのに、幕内優勝させてしまうわけには行かないからです。 そんなこともあり、対戦はせいぜい、翌日の対戦を前日に、という感じになってるのです。

ro1542
質問者

お礼

回答有難うございます。 今まで欠場者が出ても新聞をざっとですが見ると、出場力士全員が15戦しているので疑問だったんですが、そんな仕組みになっていたんですね。 角界の番付に基づいた上下関係は、以前に横綱・朝青龍に師匠が元・大関だった為に厳しく指導できないと言われてた時に、そんなトコまでに影響するのかと思いました。

noname#39684
noname#39684
回答No.1

お答えします。 1)相撲の取り組みは横綱に始まり上位のほうから決めていきます。幕内力士が奇数だった場合などばかりではなく、幕内の取り組みに十両の力士を数人加えて取り組みを決めますので、余ることはありません。同様にして下の階級から補充しつつ上から順に取り組みを決めていきます。幕内-十両-幕下‥‥序の口と決めていきます。幕下以下は15日全日ではなく、7日間だけの対戦ですので半分の力士が土俵にあがります。ですから、幕下以下の力士は半分はお休みですので、奇数の調節はお休みの力士の数を調節して行われます。 そうだとしても場所の最後に奇数の調節ができなかったらどうなるの?と疑問がわくでしょうね。そうです。人数調節の最後となる序の口の最下位のほうには、場所中に7番戦う力士と、6番しか戦えなかった力士がでてきてしまいます。でもこのランクの力士ではあまり影響はしないので数合わせはしません。6番のままです。強くなって上位になれば規定の番数を戦うからです。 2)相撲は純粋なスポーツではなく「興行」です。ですから、お書きになったように「成績を見て面白くなる様に決めていく」のです。決まるのは2日前の夕方です。番付順位が基本ですが、「本割(優勝決定戦以外)では同じ部屋の力士同士は戦わない」という決まりがあります。ほんとうのスポーツだったらそんなことはありえませんよね。 柔道の日本選手権で「同じ大学の選手同士は決勝まで戦わない」なんて規則があったら大問題ですからね。

ro1542
質問者

お礼

回答有難うございます。 1)こちらの取り組みも番付表に基づいた実力を優先して決められるんですね、う~んナルホドです。 2)興行収入考えると、お客が盛り上がる対戦は大事ですね。 プロボクシングでも同門対決は禁止だった気がします(上位だけ?)。亀田兄弟は同階級なので、いよいよな場合は、どちらかが階級変えるのかな?と思ってます。

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