>この独占業務に受験者はどんな魅力を感じたのか教えて欲しかったのです。
おそらく、かなりの人は、独占業務に魅力を感じて受験しているわけではないと思います。資格に対する幻想があって、資格教育産業の「就職に有利」などの言葉に踊らされ、将来のビジョンなどあまりないままに、受験しているのでしょう。特に経済を勉強したいわけでもないので、適当に大学で、文系で、就職に有利そうといった理由で経済学部を受験するようなものじゃないでしょうか。
何となくとるには、社労士はむずかしすぎるのではと思いますが、机に向かっての勉強は、営業のために人に頭を下げて回ったり、知恵を振り絞って企画を出したりするよりは、実際には簡単で手を出しやすいのだろうと思います。また、資格を取るにしても、医師や看護師のように昼間の学校に何年も通ったり、ケアマネジャーのように実務経験を積む必要もない。
何かしなきゃいけないとあせっているけれど、あまり大変なことをしたくない人が、社労士を目指して予備校に通っていると、自分が努力しているように感じて安心するのかもしれません。それを、資格教育産業につけこまれているのでしょうね。
念のためにお断りしておきますが、もちろん、社労士を目指す人のすべてがそういういい加減な動機で受験しているわけではないと思います。でも、こんなに地味で特殊な資格に人が群がるのは、そうとでも考えないと説明できないでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。 かなり鋭いご意見で、私とは全く違う切り口が非常に参考になりました。 本来であれば、将来のビジョンを明確に持ってる方に動機を伺いたいんですが、この場では発言しにくいでしょうね。