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日本の常任理事国入り
私は今日本の常任理事国入りの是非について調べているのですが、調べていると反対側の意見の方が圧倒的に多く感じます。 ならなぜ小泉さんはあんなにも頑張っているの? 「こうだからだ!」という決定的な賛成意見をいくつか教えてください。
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常任理事国にはご存知のように拒否権(VETO)といいます。 拒否権ほど強大な権限は無いです。 これまでさんざん練りに練った案を、鶴の一声で白紙にできるのですから。(拒否権の由来は古代ローマの護民官拒否権までさかのぼりますが、アウグストゥスがいつのまにか皇帝になってしまったのもこの護民官特権を手に入れた事が大きい。) 拒否権なしの常任理事国でもいいとか言っている方もいるようですが、拒否権こそがミソだと思います。拒否権なしなら、「常任」など大した意味はありません。 そして日本はご存知のように国連予算の20%を負担しています。http://hw001.gate01.com/iica/iicasub2-3.html 国連加盟国は191あるんですよ。 それを1国が5分の1も負担しているのです。で、それだけわが国の税金を投入して、どうですか?我々何か得していますか? 5分の1も出費して末席扱いですよ。 これなら、「(1)もっと割に合う地位に置いてくれ、(2)さもなくばおれは国連にこんなに予算を出すのはイヤだ」というのが普通でしょう。 常任理事入りに暗雲が立ち込めている今、ぜひ、国連への予算を減らしてほしいと思っているのですが、どうもそういう方向には行かないみたいです。こんなに貢いで貢いでほとんど見返りないなんて、ホスト(キャバ嬢)でもありませんよ。
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- Rose-quartz
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小泉さんは保護しいれて頑張っているとは思えませんが 私が聞いた、国連常任理事国の魅力は 拒否権があるから無視できないこと 常任理事国だけが共有する情報があること 今回の竹島問題など、注目や議題に上がりやすくなる事 おそらく拉致問題の扱いも変わってくること 要するに、外務省は、もっと動きやすくなり 影響力が増して、意見を通しやすくなる だから、外務省は国民に説明もせずに頑張ってるのだと思ってます。 金だけ出して意見が通らず、 苦労も多いし、馬鹿にされているように感じるかもしれませんね
- nobutana
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「国際連合」と日本では呼ばれるUnited Nations は第2次世界大戦で勝利した同盟国連合として出来た歴史があります。敗戦国の一つとなった日本がその敵対した同盟国連合に常任理事国として入ることには、根源的な矛盾が存在します。たくさんお金を出しているのだから常任理事国にしてもらうのが当然、という議論は成り立たないのです。しかし創設から60年ほど経過した現在、日本の発言がかなりの重みを持ってきているのも事実でしょう。それは日本が、世界の中で尊敬されるしっかりした国になったからこそのことであり、たくさんお金を出しているからではないのです。 さて、日本の発言に大いに耳を傾けようとする国がたくさんある今、日本がすべきことはUNのこれからの役割についてのあたらしいビジョンを提言することではないでしょうか。同盟戦勝国連合の視点から脱皮して、あたらしい国連の役割を提言する、それならば小泉さんもお気に召すのではないでしょうか。その先に、日本が名実ともに国連のリーダー国の一つになっている姿が私には見えてきます。
- north073
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「調べている」ということであれば、昨年から今年にかけて、国連次席大使の北岡伸一氏が『中央公論』を中心に「なぜ日本が常任理事国入りしなければならないのか」を熱心に書いておられるので、図書館などで、まず、それをごらんください。
そこです。 日本の常任理事国入りに関して、最大の問題は「なぜ常任理事国がいいのか。」という議論が十分に尽くされていない点です。 先に常任理事国入りありきで、その意義があまり話されていないのです。 現実問題、日本が常任理事国に入って何ができるのか。 日本独自の常任理事国としてのビジョンが存在するのか。 一体入って何をしたいのか。 どうして常任理事国でなければいけないのか。 外務省の主張も、どうして常任理事国でなければ成し遂げられないのか今一分かりません。 結局、自己満足の域を出ないような話なんじゃないでしょうかね。
すいませんno4です。訂正 常任理事国にはご存知のように拒否権(VETO)といいます。 →常任理事国にはご存知のように拒否権(VETO)という権限があります。
- netcatme
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小泉内閣のというよりは、年寄りの悲願でしょうね。 敗戦から復興して名誉を回復する、その象徴であり、その証明なのでしょう。それで実利を得ようと言うような考え方はあまりないように感じます。 私は反対派ですが「反対側の意見の方が圧倒的」というのは、ネット上ということですか?
- phj
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反対の意見って国内ですか。 まず、国連における常任理事国についてですが、常任理事国になると紛争解決に武力行使が必要になる場合があります。 国内の反対勢力は、この武力行使ができないまま常任理事国になれるはずが無いから、憲法9条の改正問題と絡めて反対しているものが多いです。 あとは、そのような立場に日本がなっても実際の発言力(武力を背景とするものを含む)や政治的な手腕で、よりいっそうアメリカに追従することになるのではないかという視点からの反対論もあります。 海外の反対論は、主に韓国・中国を主とする、日本脅威論からの反対や、現在の常任理事国の既得権益を侵すために反対する立場が多いです。 反対にアフリカ諸国は、常任理事国にアフリカ代表がいないため、日本がアフリカに配慮するという約束の下に賛成しています。 常任理事国入りが本当に日本の国益に適うのかは、議論の余地があると思いますが、金だけ要求されて国連改革案もなかなか通らない今の国連の仕組みは、日本の利益にならないことだけは確かだと思います。
- ipa222
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小泉自身は、常任理事国入りは不熱心と言われていますよ。 熱心なのは外務省です。 常任理事国にはいると、格が一つあがりますので、どの国も必死だと思いますよ。 平のサラリーマンが、取締役になるわけですから。
- mitsuruw
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日本はアメリカの次に国連に資金供給をしています。 アメリカは口だけで実際には払っていないという話もありますので、場合によっては日本が一番払っている可能性もあります。 であればそれだけの強力な発言力があっても当然のはずです。 それが出来ないのなら金を出すのを止めるべきです。