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日本の常任理事国の賛否について
日本の常任理事国を賛成する国、しない国を教えてください。それと日本の常任理事国入りは今のところどのくらいの確立なのでしょうか?
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日本は国連の常任理事国入りを目指していますが、次の点に注意する必要があると思います。 1)国連は第2次世界大戦における連合国の延長であり、国連憲章では旧枢軸国(日本、ドイツ等)を未だに敵国とみなしている。 <敵国条項> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B5%E5%9B%BD%E6%9D%A1%E9%A0%85 2)イラク戦争以来、分担金第一位の米国ブッシュ政権が国連を軽んじて、国連自体の権威が失墜し、弱体化している。 <質問:国連と各国の関係> http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2116543 (1)からは、創設時からの常任理事国である米、露、中、英、仏の旧連合国と旧枢軸国である日独との間の前大戦がそのまま再現されていることが分かります。中国の反発は、日中戦争の再現だとも言えます。 (2)米国は分担金第一位の力で国連に圧力を掛けています。日本も第二位の分担金を納めているのにどうして常任理事国になれないのかという論調が出てきて、分担金問題で不満をあらわにしています。日本政府も減らす方向を考えているかもしれません。 結果として日本の常任理事国入りは難しいですし、弱体化した国連常任理事国になってどういうメリットがあるのかということも極めて未知数なのです。
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- ipa222
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去年はドイツと共闘を組んだのが敗因でした。 ドイツはイラク戦争で、フランスと一緒にアメリカをコケにしたので、アメリカはドイツを常任理事国にはしないつもりのようです。 常任理事国の話が盛り上がると、中国はなにかと問題を仕掛けてくると思います。 日本が常任理事国に入るかどうかというよりも、国連改革そのものが難しい情勢にあると思います。 日本もコケにされ続けると、国連の分担金も減額する動きが出てきます。
- gelt
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賛成している国は英仏独、インド、ブラジルなどで、いずれも日本がスキというより、自国が常任理事国入りしたいから共闘しよう、というのが実情のようです。 反対しているのは(英仏を除く)拒否権を持つ国々、および上記の国々のライバル国です。理由としては拒否権という宝刀を保持したいから、またライバルにでかい顔されたくないから、でしょう。 前者にはアメリカ・ロシア・中国が、後者には中国・韓国・イタリア・パキスタン・アルゼンチンなどがあります。 日本の常任入りは難しい情勢です。なぜなら中韓露が反対しており、地域リーダーの役割を果たせないとみなされているということ、中国が拒否権をもつこと、などがありますが、とりわけアメリカの反対が決定的でしょう。 もっともアメリカは全面的に反対というわけでなく、拒否権を持たないのであれば、日本だけは許可する腹積もりのようです。しかしそのプランでいくと、日本はドイツなどとの共闘を放棄せざるをえず、孤軍奮闘で勝算は薄いでしょう。 日本が常任入りを果たすには、味方を増やすことでしょう。現在の外交では無闇に敵ばかり増やしてしまい、日本の悪評を広めるだけです。また拒否権をもつ中国を丸め込まないと、目的は達成できないことから、小泉政権後は対中強硬政策を改めないとならないでしょう。 その間、「なぜ常任入りが必要なのか」をも一度考えてみる必要もあるでしょう。現在外務省は大金を発展途上国にバラまいて票を得ようとしてますが、それは結局税金となって国民が尻拭いしなければならない類のものですから。
- guess_manager
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つい今日のニュースですが、エチオピアは賛成のようですね。 http://www.sankei.co.jp/news/060430/sei075.htm
補足
反対国の反対する理由はなんなのでしょうか?