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環境と生態系の関わり
『環境と生態系の関わり』と言われても抽象的でいまいち分かりません。 具体例とか何かあるでしょうか?いろんな具体例が知りたいです。 よろしければそのような情報をご一報ください。 よろしくお願いします。
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『環境と生態系の関わり』のいろんな具体例ということなので、難しい言葉は一切使わないで、書かせてもらいたいと思います。「環境」はこの場合、人間の地球上(宇宙も含む)で生命活動をする場所の事で、「生態系」は、この人間以外の生命体の共存生活の組織図の様な物です。さらには「環境」は人間が人間のためだけに造ったあらゆる物の総称で、「生態系」はこの人間が介入しないで人類の発生の遥か昔から存在していた微生物から大型哺乳類などが保ってきた共存生活の場所でもあります。具体例を挙げていきます。山の木を伐採して大型リゾート地を造ります。周辺の河などはそこで使用する農薬等によって長い年月のうちに汚染されます。その河に元来存在した魚、水鳥、プランクトン、微生物などが姿を消します。汚れた河に人間がコンクリート等で蓋や囲いを作ります。このような河には人は来なくなり、ただの水の垂れ流しをする水路に変化します。さらに流域の海も汚染が進みます。このような状態になると人間が造った「環境」と「生態系」の間には、関わりがなくなってしまいます。しかし、この状態は実を言うと人間が人間のために行った環境造りなので既存の「生態系」を乱したと言う関わり持っているという事になります。そこで近年、自然環境と言う言葉に変えて様々な方面で議論が巻き起こっています。具体的な取り組みとしては、人と水辺の住環境と言う事で「ビオトープ」と言うものが川原やその支流に造られるようになりました。これはコンクリートの護岸工事はなるべく避けて、代わりに木の枝や竹、天然の石などを使う工事方法を行い、そこにあらかじめスペースを取り、水生植物などを植え、魚や水鳥、そして人間が集まるような場所を造り本来の「生態系」と「環境」を「ビオトープ」を利用することによって、復元しようと言う政策の一環です。その他に河の上流にはダムの建設を止め保水力のある、落葉樹などを植林し、昔の自然と「生態系」を取り戻そうと言う活動が地域ごとに活発に行われています。具体例と言いながらも「ビオトープ」しか挙げませんでしたが極端に言えばこの地球上に人間が存在しなければ「生態系」は天変地異が起こらない限り決して崩壊しないので、人間がいかに「環境」と「生態系」の調和、融合を実行していけるのかが「関わり」という事だと思います。
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私も環境に関わり始めたときは、rut様と同じような疑問を持っていました。 ところが、歴史で紐解いて行くと何を問題にしてたのかなという結論にゆきつきまして、「人間と自然の関わり」という言葉がそれにふさわしいのかな、と思います。 要は、昨日のNHKで喜太郎さんが長良川の生態系を見ながら、歌を作曲し、伊勢湾まで旅するビデオが放映されていました。 人間の歴史からすると自然に対する、保護よりも破壊の方が多く、結果的にはそれが原因で、そこに住む生物やひいては人間を殺害してしまったという、失敗が各地に現存しています。 結果的には、チッソ問題や数々の訴訟になっているものを見ますと、因果の報いは自分ら人間へ戻ってくるもので、ナチュラルに生き、人々の智慧で歯止めをすることが、最も人間らしい生き方だという考えが、根底にあると思います。
お礼
家庭や学校の事情でいろいろあったもので、 大変お返事が遅くなりまして申し訳ございませんでした。 具体例をいただき考えるのがスムーズに行きました。 本当にありがとうございます
(人工)環境と生態系のかかわりということであれば、 長良川河口堰や有明海の諫早水門の問題などが典型的でわかりやすいのではないでしょうか? (自然)環境と生態系のかかわりということであれば、タイドプールの生物の生態系や乾燥地の魚類の生態系など枚挙にいとまなしです。
お礼
家庭や学校の事情でいろいろあったもので、 大変お返事が遅くなりまして申し訳ございませんでした。 長良川河口堰や有明海の諫早水門の問題についてネットでいろいろと調べた結果、ホントに理解が早く納得できました。 本当にありがとうございます。
お礼
家庭や学校の事情でいろいろあったもので、 大変お返事が遅くなりまして申し訳ございませんでした。 そして大変分かり易い『環境と生態系の関わり』について、 説明をしていただき本当にありがとうございます。 なんか自分の中にある環境と生態系の関わりのもやもやしたものが、 スゥーっと消えていくような気さえ起きました。 本当にありがとうございました