• ベストアンサー

IT業界にメンタル的にやられてしまう人が多いのは何故?

IT業界ではうつ病や精神的な病気にかかる人が多いと言いわれますが、これはなぜですか? 経験者の方、専門家の方からご回答いただければと思います(すみませんが、憶測のみによる回答はご遠慮下さい)。 また、その考え方が間違えているようでしたらご指摘ください。 自分自身もIT業界で勤めていますが、今年に入って自律神経失調症で2ヶ月ほど休職しました。 現在復帰しましたが、100%は回復しておらず、このままやっていくのはつらいので近々退職するつもりです。 転職する場合、IT業界は選ばないつもりです。 よろしくおねがいします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

ITエンジニアとして働いており、不眠症となり、心療内科へ2年程通院している人間からの回答です。以前「ITエンジニアの「心の病」」という本を読んだ上での回答です。個人的体験も入っていますが...回答になっていないかもしれませんが...ちなみに私の知人にも鬱病の人は多いです。 まず、企業の経費削減の影響を受け、必然的にIT部分にかけることの出来るコストが減らされます。かといって実装内容が減るかというとそうでもなく、限られたリソースで、営業・SE・開発・サポートといった部隊が、企業からの執拗とも言える要求に応えざるを得ません。そういう仕事でも取ってこないと、お金をもらえないのです。すると、必然的に労働時間も増え、そのストレスも加速度的に増えていきます。相次ぐ残業や休日出勤のためにリラックスする時間を取ることも出来ず、メンタルをやられてしまう場合が多いです。 また、IT企業の経営者、特にベンチャーと言われるところが、従業員のメンタルヘルスに関して全く無知である場合が多いです。ITという業界自体、比較的新しい業界ですので、そういったメンタルな部分の事例にどのように対応していったらよいか、というノウハウを全く持っていません。そこまで頭やリソースが回らないのです。会社を大きくすることがまず第一なので、メンタルヘルスなどというよく分からない概念の言葉はおざなりにされる場合が多いのです。また、人材の流動化が激しい業界ですので、人が辞めたらまた雇えばよい的な風潮もそれに拍車をかけています。 また、日本式の成果主義というのも問題です。これは、頑張った人を表彰する制度などではなく、コストを抑えるために普通の従業員のコストを減らすための制度です。成果主義によってコストを抑えられた人達は、ますます追い詰められていき、メンタルがおかしくなってしまいます。

dynamo_
質問者

お礼

ベンチャーに関する考察は参考になりました。うちの会社は大きめな会社の子会社なので、一応親会社のガイドラインなども参考にして最低限のサポートはしてくれているとは感じます。 しかしそれでもサポートしてくれるのは発病してからですけどね…そりゃ目に見えないものですから仕方ないですが。 個人的には(やはり、おっしゃるとおり)IT業界というのは比較的新しい業界ですので、仕事の進め方自体も確立されておらず、会社のやり方に振り回されやすいからかなと思っています。うちでも途中で社長が変わったり、親会社の方針が変わったりで自分も会社に振り回され、色々な仕事をさせられました。 発病時は休日出勤もなく、残業も多くない仕事(某マイナーソフトのサポート)でした。その前はSEで、そちらのほうが忙しく、残業や土日出勤もありましたが、充実感もありました。しかし、異動した先の仕事にSEの時ほどの充実感を感じなくなったというのも原因のひとつなのかなと今となっては思ったりしています。 アドバイスありがとうございます。お互い早く健康な心を取り戻したいですね。乱文すみません。

その他の回答 (2)

  • gztar2005
  • ベストアンサー率20% (15/73)
回答No.2

私は鬱病です。IT関連の企業に入ってすぐに発病しました。 要因としては、できないかもしれない仕事を期待して指示してくれていこと、不規則な生活、現場の雰囲気(同じ仕事でもいろんな会社がまじる)、はじめのうちはプログラマだったので、短期で現場が終わり、違う現場にいく。納期が短くなった(不況)。 不安定要素ばかりでした。 今は自分にあった仕事が選べるところで働いていますので、負担は少なくなりました。 鬱病は簡単に治りませんから、今でも鬱病です。 嫌になったら、病気なのですから辞めていいんです。 でも、世の中に不安定でない場所って少ないんじゃないですか?再就職頑張ってください。

dynamo_
質問者

お礼

>でも、世の中に不安定でない場所って少ないんじゃないですか? そうなんですよね。結局どこの業界だって楽じゃないんだから…と思うと今の自分は何か甘えているんじゃないかと考えてしまい、また自己嫌悪になって自分の心を痛めてしまうのです。 でもIT業界ってまだまだ新しい業界でやり方も確立されていないところもありますし、人間相手だと融通が聞いてもコンピュータ相手じゃそういかないこともありますからね。 自分も自分にあった仕事ができる環境を探してがんばりたいと思います。ありがとうございました。

noname#20102
noname#20102
回答No.1

経験者であり専門知識もある者ですが、はっきりしたデータや科学的根拠は提示できません。 憶測による回答になりますが、よろしいでしょうか。 (だめでしたら読み飛ばしてください) IT業界の仕事は、いわゆる頭脳労働ですから、比率からしても思考の深い人間が就いているわけですから、メンタル的な病気になる確率も高いということです。 >自分自身もIT業界で勤めていますが、今年に入って自律神経失調症で2ヶ月ほど休職しました。 自律神経失調症=精神神経疾患ではありません。 自律神経失調症というのは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることにより、いわゆる自律神経が司る身体の機能が乱れてしまう状態です。 自律神経が乱れるのは、確かに精神的な要因でなることも多いのですが、一番多い要因としては、不規則な生活リズムと、過酷な労働によるものです。 交感神経と副交感神経は睡眠、食事などにより時間的なバランスを持っているのです。睡眠時間が少ないと当然ですが交感神経の活動する時間が長くなるわけです。 また、過酷な労働により身体が休息を取れない場合も、自律神経は乱れます。 これらの要因がある場合は、たとえ精神的な問題がなくても、自律神経失調症にはなり得ます。 また、精神的要因から自律神経が乱れるように、逆に「自律神経が乱れるから精神神経疾患にもなる」とも言えるのです。 これは相互リンクしており、どちらが先かはわかりません。 ちなみに私の知る限りでも、この業界で鬱病になっている人は多いです。 でも彼らがこの仕事を辞めないのは、単純にこの仕事が好きだからです。こんな辛い仕事、好きでなければやりませんよね。 結局は好きだから辞められないという人には適職なのですが、鬱病がつらいから辞めたいと思う人はやはり向いていないのだと思います。 そういう場合は早期に辞めるべきだと思います。

dynamo_
質問者

お礼

自分の場合は過労でも不規則な生活でもなかったのですが、部署が変わって違うことをやることになったらその仕事内容や環境(人間関係など)があわず、また年齢的なこと(30歳限界説などを気にしすぎて焦った)、その他プライベートのことなども含めて心身ともに疲れてしまった…という感じでした(これも過労と言えば過労なのかもしれませんが)。無理をしすぎた付けが去年の終わりごろから体に影響してきて、今年になって休まざるを得なくなったという感じです。 心の病にかかる理由は人それぞれかと思いますが、IT業界にはそういう人が多いということを聞き、なにか法則(?)でもあるのかと思い質問させていただきました。 今の仕事が好きなわけでも、社内に興味のある仕事があるわけでもないので退職を決意したというところです。10年近く勤めましたがその間に会社も業界も変わりました。この先もこのような変化があるとしたら対応できる自信がないのでIT業界から足を洗おうと思った次第です。 ご意見、ありがとうございました。

関連するQ&A