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未成年の厚生年金加入の費用対効果

今月、健康保険・厚生年金保険の非適用事業所へ中学校新卒者が就職しました。 この中学校新卒者が事業主に対し、「障害と老後の年金のために厚生年金保険に加入したい」と要望したところ、事業主より「健康保険と厚生年金保険の両方の事業主負担が辛いので、健康保険の事業主負担のない厚生年金保険任意単独被保険者なら応じる」との回答がありました。 そして、近日に厚生年金保険任意単独被保険者の申請を行うこととなりました。 過去のOKwebを拝読すると、未成年の厚生年金加入は無駄と回答する方もいれば、無駄ではないと回答する方もいます。 未成年の厚生年金加入は、無駄なのでしょうか、それとも無駄ではないのでしょうか?

みんなの回答

  • 16bakabon
  • ベストアンサー率25% (3/12)
回答No.2

20歳前や60歳以降の厚生年金保険の被保険者期間は、老齢基礎年金の年金額を算出するときは一切計上されず、合算対象期間(カラ期間)として、受給資格期間(原則25年以上)をみるときに計上できるだけです。 中卒後16歳から厚生年金保険に加入しても、20歳までは老齢基礎年金の年金額に反映しないので、保険料が掛け捨てになるのではないかと思いがちです。 しかし、20歳前や60歳以降の厚生年金保険の保険料は、老齢基礎年金の年金額には反映されませんが、老齢厚生年金(報酬比例部分)の年金額には反映されます。 障害のとき、1~2級障害基礎年金と併せて1~2級障害厚生年金が支給されます。 そのほか、障害基礎年金にはない3級障害厚生年金や障害手当金が支給されることがあります。 死亡のとき、遺族(配偶者・子・父母・孫・祖父母)に遺族厚生年金が支給されます。 たとえば、両親と同居の被保険者が死亡すると両親に遺族厚生年金が支給されることがあります。 つまり、未成年の厚生年金加入は無駄ではないので、厚生年金保険任意単独被保険者を止めないでおきましょう。

  • walkingdic
  • ベストアンサー率47% (4589/9644)
回答No.1

結論から言いますと無駄ではないです。 20才未満の場合には確かに国民年金の加入は不用です。でも逆に言うとそれだけです。 厚生年金加入により生まれるものは、 1.老齢厚生年金の金額が増える 2.障害を負うと障害厚生年金がもらえる  (もちろん20才以降は国民年金の障害年金もあるので両方もらえることになる) 3.もし婚姻したら遺族厚生年金も配偶者に支給される(なんと加入期間中だと20年加入したというみなしで受給額が決まる) ですね。今現在ですと44年以上加入した人には更に特典があるのですが、これが将来もあるのかはわからないのでとりあえずこれまで考えるのはやめるとしても上記メリットは確かにありますよ。 できれば健康保険にも加入して欲しいものですけどね。。。。