医学博士、農学博士、薬学博士‥といった正式な博士号のことですよネ。
1つ目の方法は大学をでてから、まず、博士課程前期の2年間の大学院を出て修士号をとります。その後、博士課程後期の3年間の大学院を出て、学位論文審査に通れば博士号を得ることができます。これが課程博士。
或いは、社会人入試制度を利用して修士を飛ばして、いきなり学士から博士課程後期への大学院入学をすることもできます。後は必要量の論文を出して学位論文にまとめて、審査を受けるだけです。これも課程博士の一種です。
もう一つの方法は論文博士と呼ばれる方法です。どこかの大学の教授(場合によっては助教授で学位審査権のある方)を通じて論文審査を依頼します。通常は研究生などの立場で、その教室に籍を置いた状態で審査を依頼します。または、その教室の先生が学位審査権を持っていない場合、関連する他の大学で学位審査を受けることもあります。
学位取得に必要な論文の数は専攻によって異なります。一概には言えないのですが、理科系の場合は主論文3~5報、副論文5~7報程度で、主論文は通常2報程度が英語またはドイツ語で書いたものになります。主論文は一つのテーマに沿って行ったもので、副論文は周辺知識を確認するためのものとなります。学術雑誌で全てがオリジナル(原報)である必要はなく、ノートであっても大丈夫です。
課程博士では通常5年、論文博士では通常7年~15年を必要としますネ。
以上kawakawaでした
お礼
皆様ありがとうございました。 なるほど、何本もの論文を書いて審査により授与されるということですね。