著作権、貸借権、財産権など権→権利は、個人しか持てません。
個人とは、あなたや私のことで生きている人間なら基本的な権利を有しています。
ですから著作権はどのようなもの(下手な絵でも、鼻歌でも)でも、直接作った人に権利があるのです。
ですので『本書の著作権は○○○が保有しており、~』の○○○は、その個人が特定できるものでなければなりません。自分の名前を出したくなければ、「管理者」「製作者」などの『作った人に著作権があるよ』という表示しかありえないのです。
ニックネームの場合は、ニックネームで呼ばれている方が「管理者」「製作者」あることが分かれば問題ありません。(具体的に言えば、自分のページで自分をニックネームで呼んでいれば、一目瞭然といえます)
法人は、会社や管理団体などが著作権を持っていたり、土地などの財産を持っていた場合、会社名義でも個人と同等の権利を会社組織が主張できるようになるための用語です。
最初に権利は個人しか持てないと書きました。そうすると、会社は個人ではないので、会社名義の土地などというものはありえなくなってしまいます。
ですので、法人という概念を作って法人は個人と同等の権利を有すると決めているのです。
これにより、著作権もディ○ニーが保有してますとか、ナントカ記念財団が保有していますとか、言えるようになるのです。
お礼
なるほど。 これですっきりしました。 この度はどうもありがとうございました。