(長くなってすみません!)今晩は。人工の電磁波だらけの世の中ですが、どの周波数の電磁波でも、なるべく浴びせないに越したことはないと思います。自然界にある電磁波は昔からあるものなので、それなりに生物が適応してきましたが、電気が発明されてからまだ1世紀余り、大量に消費されるようになったのは、ここ数十年です。
電磁波の健康への影響はは世界的には「限りなく黒に近い灰色」といった状況です。が、今までの健康や環境問題から分かりますように、いつも手遅れになってから対策が立てられます。疑わしきは回避せよ、で、予防策を採られることをお勧めします。
普通の家電は、1秒間に50回、または60回振動する「低周波」という電磁波が出ています。数年前、日本でもようやく行われた電磁波全国疫学調査では、4ミリガウス(「ミリガウス」は磁場の単位)以上の磁場で、小児白血病の全体の発症率は、2.63倍(小児白血病の大半を占める「小児急性リンパ性白血病」に絞って見ると、4.73倍)、小児脳腫瘍の発症率が10.6倍との結果が出ました。4ミリガウスとは、蛍光灯の近くで測定できる程度の磁場です。
ケータイや電子レンジは、1秒間に数億~数十億回振動する「マイクロ波」という「高周波」の電磁波を出します。マイクロ波は、水分子を振動させて物を温めますが、体の80~90%が水分で出来ている赤ちゃんは特に注意が必要です。また、頭蓋骨も薄いので、頭部などに当てて使うのは、大変危険ですし、子供は細胞分裂も盛んなので、電磁波をより吸収しやすくなります。成人も70%が水分で出来ていますけれどね。
また、目に見えませんが、電磁波には波長があります。ケータイの場合は、15センチ、20センチ、38センチと短いので、生体に吸収されやすくなります。
なので、ケータイなどは質問者さんがなさっているように、使用を最小限に留め、電源を切られることをお勧めします。電源を入れている限り、電磁波が出ていますから。ただ、子供ですと頭蓋骨が薄く、電磁波が頭の真ん中まで貫くので、できればご使用にならないことをお勧めします。脳の保護機能が出来上がるのは20歳を過ぎてから、という指摘もあります。
また、電源が入ったままのケータイを腰のポケットに入れていますと、生殖器が影響を受けるようです。
人間の体の中では、血液が流れていない、従って熱を運び去りにくい目と睾丸が、最もマイクロ波の影響を受けやすいようです。
またコード付きの家電は、コンセントを抜かない限り電磁波が出ます。電磁波の被曝量は概ね「電磁波の強さ×浴びる時間×発生源からの距離」で決まりますので、ホットカーペットなどは最悪ですが、富士通ゼネラルから電磁波を99%カットできるホットカーペットが発売されています。
ケータイに関しては、イギリスは16歳未満の子供は使用しないように、と政府が各学校にリーフレットを配布し、フランスでは、規制法案が議員立法で提出され、幼児向けのケータイは、輸入・製造・販売も全面的に禁止とありました。
イギリスの国立放射線防護局は「16歳未満のケータイ電話使用は引き続き抑制」「8歳未満は特に警戒が必要」と勧告しているようです。
また、子供のケータイ使用抑制を勧告しているのは、イギリスの他にスペイン・フランス・ドイツ・ロシアだそうです。一番進んでいるのはロシアで、一回の通話は3分以内で、次の使用まで15分、間を置く、となっているそうです。
ちなみみ、アメリカでは、昨年5月、ケータイや職場のマイクロ波被曝と、脳腫瘍の関連がようやく認められ、労災認定が下りました。
ゲームに関しては、テレビやゲームをよく見たり、やっている子供の脳の回路が短くなる、という現象があるようです。ゲームよりも、やはり五感を鍛えるような自然な遊びがいいと思います。
電磁波には感電などの「刺激作用」、発熱などの「熱作用」、刺激・熱以外の「非熱作用」があります。この非熱作用が、ガン・白血病・その他の病気の原因となったり促進作用をもたらしたりしていると懸念されています。が、国の基準や業界の自主規格には、この「非熱作用」が考慮されていません。「非熱作用」は、熱作用の1万分の1以下でも起こりうる、と心配されています。
電磁波問題の本は、大きい本屋さんに行くとけっこうあります。また、電磁波問題に取り組んでいるNGOのURLを下記に記しますので、よかったらご覧下さい。
お礼
レス、ありがとうございます。 電車の電磁波はすごいとか、新幹線はすごいとか・・・いろいろ調べてみればみるほどミステリーです(^_^;) こちらの掲示板では、気にしなくて大丈夫とのご意見をいただきました。 ほんとうにありがとうございます。