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異形ギアって、何故普及しないの
古い雑誌を見ていて思い出したのですが 異形チェーンリング(古くはBSのスーパーオーバルやスーパーペースとか、最近だとシマノのバイオペース、ツールでも採用したチームがあったと聞きますが)って、何故、普及しないのでしょう。 私は30年以上前にBSのスーパーオーバル(赤いリング)を買おうと思いながらダイヤモンドのスーパースピードにしてしまったので、結局、友人の自転車でしか体験していないのですが。 理屈としては優れていそうなのですが、何故、普及しない、というか、出ては消えなのは何故なのでしょう。 円形ギアの方が作りやすいというのはわかりますが、実際には(プレスなら)それほどの価格差はなかったですから、この回答は不要です。
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ペダリング(脚の回転)は、ケイデンスの多い少ないで、変化します。 人によっても違います。 また、踏み込み重視か送でないかでも、バイオペースなどの異形チェンリングですと違和感が出てきます。 綺麗な脚の回転が出来ない人には、違和感も少ないのですが、綺麗な脚の回転が出来る人にとっては、とても違和感が大きいです。 確かに頭の中で考えると、バイオペースは、理にかなっているのですが、あくまでも一定の脚の回転と言うことであれば、良いのですが、ペダリングはその時々で早くなったり遅くなったり、踏み重視になったり、回転重視になったりと、変化しています。 それに伴ってリアルタイムでチェンリングの形状が変化できれば良いのですが、それはいろんな意味で無理がありますので、理想の回転である、真円に戻ったのです。 真円ですと、これが理想の脚の動きですので、どんな人が使っても、違和感と言う物は無く、その人それぞれに合ったペダリングが出来ますので、これに落ち着きました。 ギアの作りやすさは、真円であろうと異形であろうと同じですが、異形の場合その形状を設計する必要が出てきますが、真円ですとその手間は不要です。 ツールで、採用したチームが確かにありましたが、レースで実走行はしていないようです。
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- digital123
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昔、バイオベースの着いた自転車に乗ってました。 それに乗っているときは何も感じないのですが、 普通の丸のギアに乗りなれると、 一瞬力が抜ける様な気がして、 それのおかげで楽はしてるのだと思いますが。 あと、変速性能が落ちるんじゃないですかね? Fメカとの隙間が、大きくなったり小さくなったりするので。
お礼
スーパーオーバルを漕いだとき(30年前に一時間ほどですが)、良さが全くわかりませんでした。 まあ、同じブリジストンとはいえ、少年用のセミドロップスポーツ車(スーパーオーバル)と、当時のトップグレードであるダイヤモンドとの乗り比べですから、わからなかったのは当然かも知れませんが。 オークションで購入してみたので、楽しみですが、Fメカの調整が憂鬱です。
- marimo_cx
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理論は#1のご回答の通りと思います。 この疑問は使ってみれば一発解決すると思うのですよね。 私はシマノのものを使っていた事があったのですが、理屈はどうであれ実使用においては真円のギヤ板に比べて劣っていました。私が下手糞だからだったからかもしれませんが、少し乗ってみた程度だとわかりません。使っていくうちに余計な違和感にいらいらしてきます。 #1のご説明にありますが、その時々の変化は実使用ではシフトチェンジで対応できますが、バイオベースではその形状に固定されてしまっているので“むき~~~!”ってなります。 結局の所、楕円の長円部の半径の真円ギヤで置き換えたって変わりは無いし、そっちの方が使用感は良いし、歯数も自由に選べるから自分にベストの選択が可能です。
お礼
実は一度使ってみようかと思い、オークションで購入してみました(笑)。 話の種に使ってみます。
お礼
詳細な解説ありがとうございます。 理にはかなっていると言うところが、出ては消えの大きな理由なんでしょうね。 こういう話って、色々な局面でありますね。