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作品か?商品か?

私は印刷会社でデザイナーとして働いています。営業の方が良く愚痴をこぼすのですが、「デザイナーは印刷物を作品と呼び、まったくコスト意識がない。印刷物は作品じゃなく商品なんだからコストを考えろ」 と言われます。まぁ予算とかはあるとは思いますが。。。本当は写真撮影したいのに、素材CDで我慢させられ、自分の思い描いたものにならない。 コストを考えろと言われても予算すら現場に公表してないし。他社はどんな感じか意見がききたいです。 現場に予算の支持とかありますか?

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  • malta
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回答No.4

こんにちは。プロダクションに勤めているものです。 印刷会社さんでよく聞く話で、私も取引先の印刷会社さんからそのようなニュアンスの要望を聞いたことがあります。 まず、予算の提示についてです。 私の知っている大手印刷会社では現場には必ず予算の提示があります。やはりこれは、全体予算は無理としても、デザインにかける予算の提示はあってしかるべきだと思います。 そうでないと、イラストや写真撮影というより、どのくらい時間をかけてつくる(デザインはほとんど人件費なので)すらわからないのは、返ってコストに対する意識が薄くなるので。 次に作品か、商品かというお話。 tyousyosin9393さんの会社のデザインに対するスタンスはどのような感じなのでしょう。最近、印刷会社は印刷のコスト競争が激しく、とにかく安い早いが求められる傾向にあります。ただ、これは印刷物に対する価値の話であって、会社として印刷物への「付加価値となるデザイン」に何を求めているかということになります。会社として、デザインも同様に安い、早い、というものを目標としているなら、tyousyosin9393さんの思いを理解してもらうのは難しいと思います。 ただ、業界、職種に限らずコスト競争は限界があります。早いはともかく、「安い」で競争すれば企業としての限界があるかと思います。 また、作品、商品の前に、なぜ撮影をした方がよいか、イラストをオリジナルで書いた方がよいか、コピーライターを使った方よいか、などが論理的に説明できることが大切だと思います。 例えば、撮影をすることによって、よりその商品の良さ、企業に対する好感度などがアップする、というようなクライアントにメリットがあり、ひいてはターゲットに強くアピールできる、ということが順だって説明できなければなりません。 (デザイナーがきちんと説明し、営業がそれを理解し、クライアントに伝えること) それによって結果的にはコストアップになったとしても、会社としての利益・売り上げを確保できればいいのですから。もちろんそれを受け入れるクライアントが満足し、ターゲットの反応がよいというのが理想かと。 なかなか難しいことではありますが、デザインという価値はここにあるのではないでしょうか。 またデザイナーさんは感覚的に「この方がかっこいいから」というようなアピールの仕方が多いので、誤解を生むことがあるように思います。作品としての思いをアピールしたところで、おそらくその営業の方には届きません。 私も最初はコスト一方のデザインを求められましたが、毎回企画書(といってもねらいなどを箇条書きした簡単なものがほとんど)を添えて提出していくうちに、コストだけ一方的に求められる仕事はなくなりました。もし今の会社で、デザイナーを続ける意志でしたら、ねばり強く交渉・説得が必要ですね。 ただ、営業の方の意識や能力にもよるので要注意ですが。(もともと提案営業の意識が少なく、クライアントのイエスマンは何を言っても無駄です) 作品、というとなんだかデザイナーのわがままというイメージですが、やはり作り手としても、クライアントに「うちの作品」といってもらえば嬉しいし、クライアントのお客様の反応がよければさらに嬉しい。 全ての仕事では無理かもしれせんが、営業の方にも「いいものをつくって喜んでもらい、それを売り上げにつなげよう」という気概をもってほしいと思います。 長々ととりとめもない文章ですが…。 頑張ってくださいね。

tyousyosin9393
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 うちの会社はもともとコスト一方のスタンスでしたがそれではクライアントの要望に応えられないとしてデザイン中心の部署を作ったわけですが、それでも会社の姿勢はなぜか以前ままコスト中心なのです。 デザインには私もねらいの注釈は添付してはいますが、なぜ撮影が必要なのかまでは踏み込んではいませんでした。

その他の回答 (4)

noname#18887
noname#18887
回答No.5

印刷会社にありがちな事ですが 営業側も制作側も立場を自覚していないように感じます。 「作品か?商品か?」以前の問題で、商行為なのですから 予算を把握して作業に望むことが前提だと思います。 そうした意味で、予算を提示しない営業側と、予算提示を求めない制作側の どちらもご自分の立場をよく理解されていないようですね。 「コストを考えろ」とか「作品か?商品か?」なんて事を言い出す時点で それぞれが勝手な思い込みで動いているとしか思えません。 これは捉え方の問題ではなく企業活動の基本になる部分での間違いです。 予算と作品質の両方を管理できる人間(AD)を置く必要があります。

tyousyosin9393
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 正確に言えば提示をもとめても公開してくれないのです。売り上げすら公開しない会社です。たぶん営業と幹部の一部の人しか会社の売り上げを知りません。 ADですか!会社にAD配置要請してみます。

回答No.3

偏見かもしれませんが、印刷屋さんの仕事ってそういう仕事が多いように思います。私も以前、たまに印刷屋さんの仕事を受けていたことがあったのですが、やはりそういう感じでした。 印刷屋さんは、印刷することが本業であってクリエイティブがメインではないわけですから…。もちろん、美しい、他にない印刷技術に誇りをもってやってらっしゃるところも多いとは思うのですが、最近は印刷業界も価格競争が激化しすぎてシャレにならない感じですよね。昔のように豪華で美しいビジュアルブックとか、大判のポスターなどもへってきてますし。 つまり、印刷屋さんはどうしてもクオリティはどうあれ部数の多いフリーペーパーとかチラシなど稼げる仕事に流れがちなんじゃないかなーと思います。 デザイナーとしていい作品をつくりたいとお考えなのでしたら、クリエイティブメインのデザイン事務所などに移られたほうがいいのでは? しかも、なるべく代理店などを通さずクライアントと直取引しているところ。そうすれば、予算の問題にしてもたとえコストがかかっても本当に先方さんにとって有益である、ということを説得しやすいと思います。

tyousyosin9393
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうなんです。一般の方もデザインを頼むなら印刷会社は安いけどデザイン事務所の方がいいとか、教えてgooにも結構でているんです。コストも大事ですが良いものを作れば客もついてきてくれると思うのです。

noname#16365
noname#16365
回答No.2

 なんにでもコストはつきものです。  印刷の場合、色の具合やら裁断の手間やら印刷対象の違いやら、むずかしい技術を要求するものなら、物質的なもの、人的なもの、多くのコストがかかります。最低のコストで最高の結果を、というのは当然だと思います。  写真やなんかは、日ごろから画素が高く、画質もよいデジカメを使い RAW データで撮り溜めておくことです。それをいざというとき、すぐにでも使えるような体勢をとっておくこと。これは、言ってみれば営業課がじぶんで客先にわかりやすい資料を整えるように、じぶんがコストを負担する (つまり、自宅でやるとか、必要な機材やソフトを揃えるとか) ものです。イラストデータも、Illustrator を使って作っておくとか、"じぶんの思い通りの仕事" をしたいなら、すべてじぶんが負担し、他人に頼るところなど一切なくすことです。

tyousyosin9393
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 写真などはデジカメで自分で撮影し撮りためています。イラストなども描けるものは描いています。書体などもメインコピー(10文字程度なら)作成しています) でも撮りためた写真が使えることってすくないんですよ。身近なもの過ぎて。。。絵になる部屋と美女がいればいい写真とれそうなんですけど。

noname#22412
noname#22412
回答No.1

わたしの仕事は漫画です。 立場的には同じで、条件は違うと思うので参考として意見します。 文句言っちゃいけないのかなって思います。 全てを納得させるかたちは可能性としてはあるので、それを自分が出来なかったと…。 辛いです。 でも周りを食わせないと作家と言えないんです。

tyousyosin9393
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるべくコストかからないようにしてはいるんですよ。自宅で作ったりして、私の労働としてのコスト削減はしているんです。ただモデルとかは準備できないし。。