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大リーグの年棒と入場料
日本と比べ、大リーグは入場料は安く、年棒は高いと思いますが、どのように経営が成り立っているのでしょうか
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- dagwood
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回答No.1
まず、大リーグの入場料が安い、と単純には言えないかと思います。 わかりやすい例では、ヤンキースのチケット。 http://newyork.yankees.mlb.com/NASApp/mlb/nyy/ticketing/seating_pricing.jsp 外野席こそ 12ドルですが、フィールドに近いネット裏、ダッグアウト裏は 100ドルを超えます。 内野席は概ね 50ドル以上。 大坪正則著「メジャー野球の経営学」では、「球団ごとの(中略)チケット価格に関する限り、MLBとNPBのあいだに、驚くほどの差異はありません」と述べています。 大リーグの経営を支える要素としては、入場料よりも、テレビ・ラジオ等の放映権料、ワールドワイドに展開するマーチャンダイジング等があげられます。これを、各球団ではなく、コミッショナー事務局が一括して管理する仕組みが、一部金持ち球団と、その他貧乏球団の格差是正に役立てられていると言われています。 「一部金持ち球団と、その他貧乏球団」と言いましたが、各チームの収支は公表はされていなかったと思います。昨年か一昨年、高騰する選手の年棒を牽制するために、ニューヨークやロサンゼルスといった大都市の人気球団以外は赤字経営である、とMLBコミッショナーが、あえてアナウンスしていた記憶があります。 そういう意味では、どこまで「経営が成り立っている」と言えるのかも疑わしいという気がします。