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国会議員の何割が犯罪者？
物理で「マクスウェルの悪魔」というのがあります。「全ての物体の位置と速度を把握している、人智を超えた存在」を仮定するのですが、それと同じように、いま（ありえないことですが）「人智を超えた何者かによって、全ての金の流れが把握されて、それが完全に公開された」と仮定します。 また、警察の機動力は無限にあって、一切の圧力を受けず、ちょっとでも違法行為を行った者は全員逮捕されるとします。不逮捕特権とかは考えません。 すると、国会議員の何割程度が逮捕されるでしょうか？ また、その割合は海外の政治家に比べて多いんでしょうか？少ないんでしょうか？
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小泉総理は「自民党をぶっ壊す」と言いましたけど。彼の大罪は、掛け声だけで、結局、旧態自民党を延命させたことにあると思います。「聖域なき構造改革」が彼のキャチフレーズですが族議員だらけの自民党が改革を叫んでも、自分の盲腸を自分でするようなもので徹底的になる訳がありません。 やはり二大政党制が必要なのです。今の日本は行政と立法が同じ自民党が担当し続け、行政は特定の民間と癒着しています。チェック機能が全然働きません。二大政党が交互に政権を交代する政治形態になれば、官民癒着が起こりにくくなります。小泉総理は、本当は文字通り自民党を解党すべきなのです。でも彼は「自民党は変わった」と言っています。でも田中政治的体質は全く変わっていません。 自民党も民主党も右派も左派も紛れた野合政党です。だからこのふたつの政党を真っ二つにして政策や理念を同じくする政治家がそれぞれ新党を結成して、二大政党制を形作っていくのが一番いいと思います。自分で自分の盲腸の手術をするような小泉改革の限界も露呈し始めました。政界再編が必要なのです。
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- pluto002
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国内が荒れに荒れた状態であれば、人智を越えた何者かでなくても、権力を握った側に反する政治家はほぼ全員逮捕でしょうね。
お礼
ありがとうございます。 過去にそういう国もありましたね・・・。
- lilipatto2006
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違法行為について、少し考察してみます。そもそも法律とは、天与の真理というものではなく、その時々の状況によって変化するものです。それまで、合法とされていたものが、国会の力関係の変化によって、法律が変えられ、違法とされることは、たびたび目にすることです。 何割の国会議員が、逮捕されるかは、あいにく悪魔ではないので答えることはできませんが、多数党が、法律を改変して政敵の活動を封じ込めるということは、民度の低い国ではよく行われているので日本より逮捕者の多い国は、多数あると思います。日本は、自民党が、戦後長期にわたって、政権を握っていたので、自分達の手を封じるような法律は、作っていないので、そんなに逮捕者はいないのではないかと推察します。かなりお金をもらっても、政治資金規正法の修正報告でほとんど済んでしまうのが大部分だと思います。
お礼
「修正報告でほとんど済んでしまう」 なかなか現実味のある回答、ありがとうございます。 確かに政治資金規制法自体、どこまで「違法」かが曖昧な感じがしますね。
共産党関係者が「下手なことをすると弾圧される」といっていました。 この「弾圧」を犯罪とするのであれば.与党議員全員が犯罪者となります。 例としては.大阪の共産党系病院の院内感染(法律上義務でない範囲で安全のために行政機関に相談した案件)における国会内の質疑。
お礼
「大阪の共産党系病院の院内感染」 これも初めて知りました。調べてみます。 ありがとうございます。
- g6200
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「権力は必ず腐敗する」って言葉がありますけど、今の官民癒着の政治体制を作ったのは間違いなく角さんです。小泉総理は「聖域なき構造改革」を唱えて角さんの亡霊と戦っているわけですが、相変わらず天下りは無くならず、官僚既得権たる特別会計へのメスも不十分で、郵政民営化などは国民に対する単なる目潰しで、改革としては不徹底だと思います。まあそれだけ田中政治の強大さがある訳で、小泉総理ばかりを責めても仕方がないわけですが…。 政治の世界にはアンチノミーがあるんですよね。クリーンな政治家は、たいていあまり実行力がない。実行力のある政治家は、たいていクリーンではない。だからある程度は、政治家のダーティーさは見逃してやる必要がある場合があると思います。しかし政治家が本分を忘れてバブル崩壊を招いたり、強大赤字を作ったとなれば鉄拳を振るわなければなりますまい。 ＞しかし汚職の横行が財政破綻の一因のようにも思えます その通りです。政治家の実行力を損なわずに、いかにクリーンに政治活動を行える環境を作っていくのかがわれわれ国民に課せられた課題なのですが、その理想は百パーセント完全には実現しないかもしれません。でもその限界に挑戦する必要が国民に課せられていると私は考えています。
お礼
ありがとうございます。回答者さんの意見がかなり理解できた気がします。 >政治家の実行力を損なわずに、クリーンに政治活動を行える環境を作っていく その通りですね。私は（立候補する基盤も政治力もないですから）投票行動を通じてしか、その理想に近づく方法を持ちませんが、少なくとも「地方利益獲得のため汚職しまくってる政治家」には投票しないよう心がけたいと思います。 議員の汚職率の件ですが、もし８割（何の根拠もなくそのくらいかな、と思ったんですが）以上であれば本当に悲しいですね・・・。「何らかの形で法を犯さない限り政治家としてやっていけない社会」というのは、間違ってる気がします。
- g6200
- ベストアンサー率43% (88/202)
角さんについては、小室直樹という政治学者の方が時の中曽根総理に 「指揮権を発動してロッキード捜査を止めさせろ！」 って論陣張っていたのを思い出します。指揮権発動は内閣にとっても難しい問題で、現に造船疑獄では佐藤栄作を救うために、犬養法相が翌日辞職しているくらいデリケートなものです。それでも角さんくらいの能力のある政治家なら指揮権を発動してロッキードの地獄から解放して、政治家としてさらに活躍して欲しかったと私個人は思います。だいたい中曽根と角さん、どちらを取れといわれたら、答えは直ぐに出るでしょ。
お礼
>だいたい中曽根と角さん、どちらを取れといわれたら それは間違いなく角さんですね・・・。内政も外交手腕も。 とはいえ、角栄さんが残した功罪は相半ばし、結局プラマイ０という気がします。 地方への利益誘導型政治は角栄以前からあったものですが、金権ばらまき政治を推進させたのは角栄さんではないでしょうか？ 「クリーンさと政治力とを比べると、クリーンさはそんなに必要ない」というのが現実的な判断ということでしょうか？ しかし汚職の横行が財政破綻の一因のようにも思えます。
- orpheius
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私のように文系出身だとこのような純粋理論的な問いには疑問を挟まざるをえないのですが、質問者の方がお知りになりたいのが数値であるとすれば、わからないとしか答えようがないかと思います。 そのような絶対者がすべてを把握し完全に公開するという三つの仮定を重ねているため、入力要素により答えは幾らでも操作可能なのではないでしょうか。また、何人が犯罪者かと問われれば、その数値はまさしく箱をあける前の猫ちゃんではないでしょうか。 また警察力が無限でちょっとでも違法行為を行ったものは全員逮捕と言われますが、このような考え方自体が官房学以前の昔ならともかく警察(いわゆる行政)学では考えられていないので正解は全員逮捕されるとしか言いようがありません。いい始めれば、無断で他の議員の事務所に入れば不法侵入、選挙のため痛いくらい握手を有権者にすれば暴行罪、政治抗争で圧力をかければ強要罪などいくらでもあります。民主制議会がそもそも成立しなくなります。 というわけで答えは全員、海外の政治家も全員です。マクスウェルを持ち出さなくとも、日本の政治家は何人犯罪者ですかという質問のほうがまだよかったかもしれません。個人的には国家法益を侵さない限り汚職やらちょっとした不法行為程度は政治家の資質を否定するものではないと考えていますが。
お礼
そうです！ 質問の趣旨は、まさしく 「現在日本の国会議員の何割が、政治資金を違法に運営してますか？」 というものなのです。いろいろ無茶な仮定をしましたが、こちらの質問で考えていただきたいと思います。 また、「国家法益を侵さない限り汚職やらちょっとした不法行為程度は政治家の資質を否定するものではない」という考え方が現実的で支配的なのかもしれませんが、私には受け入れにくいものなのです。 女性スキャンダルに関しては政治家の資質と関係ないと思いますが、「ちょっとした使途不明金」というのが、談合やら大きな汚職を生んでいるのではないかと思うのです。
- cse_ri2
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答え。「わかりません」 とりあえず、私はマクスウェルの悪魔でも霊能者でもない一般人ですので、 公開されている情報以外に関しては、自信をもってわかりませんというしか ないのです。 そりゃ、私も知りたい内容ではあります。 しかし、裏付けとなるデータがないので、推測の立てようもありません。 自民党有力議員の秘書とかでしたら、身近な政治家の動向を知っているかも しれませんが、そういう人がこの場で回答することは限りなくなさそうですしね。 また、警察や検察の関係者であれば、立件できなくても怪しい情報くらいは 集めているでしょうが、そういう数字はまず表には出てきません。 この件は国内だけでなく、海外の政治家についても当てはまります。 どうしても知りたければ、ＣＩＡに就職して管理職に出世すれば、概算の数字 くらいは入手できるかもしれません。（この個所、まったく自信なし）
お礼
回答ありがとうございます。 さっきまで趣旨と異なる回答ばかりでフラストレーションが溜まってたところでした。 あまりに幼稚な質問のためからかわれてるのか、「政治家だったらこう答えてはぐらかすだろうよ」というジョークなのか、判断つきかねていたところですが、正直な回答痛み入ります。 私が期待していたのは、例えば早坂茂三さんのような、「政界出身の評論家で、いろいろ過去をぶっちゃけてくれる人」がいて、そういった人から（少なくとも過去の）水面下汚職率が話題にのぼったようなことはないかな、ということです。 政界出身者から「政治家なんて８割方うしろめたいことやってるよ」といった発言があれば、大体８割というふうにわかるかなと。
- g6200
- ベストアンサー率43% (88/202)
＞「具体的な数値を大体でいいから知りたい」 結論としてアボガドロ定数のように具体的な数値は概算でも分からないだろうというのが結論です。 例えば過去数年間に何らかの理由で逮捕された国会議員の数ならば、資料等見れば分かると思うんです。でも検挙されずに影に隠れている犯罪は見ることすらできないから分からないです。それが分かれば国会議員の逮捕率は訳もなく計算可能です。 逮捕された国会議員数と、隠れた犯罪行為をしている国会議員数が露見すれば求まりますが、その値なら、むしろ私が知りたいくらいです。簡単に露見しないから国民が政治不信に陥るのです。 ＞「逮捕」という事象が必ずしも内部からのタレコミ（ＲＸ）やマスコミ情報による発見（Ｒ３）という事象を経由するとは限りませんから、単純な積にはならないと思います。 まあ大雑把な数式化なのでお見逃しを…。それから 「指揮権発動」 といって法務大臣が司法当局に容疑扱いの国会議員への捜査を止めさせることさえできます。めったに発動されませんが。以下のサイトをご参照下さい。 ＜造船疑獄での指揮権発動＞ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A0%E8%88%B9%E7%96%91%E7%8D%84
お礼
やっぱり判らないですか・・・。 まあ確かに直接政治に関わってる人間でもないと判りませんよね。 それに直接関わってる人間なら、ネット上でバラしたりしませんし。 この質問自体、非現実的だったかもしれません。 いろんな本が、汚職した角栄さんに対して同情的に書かれているのを読み不思議に思いました。 「角さんは私腹を肥やしてた訳じゃない」「ストックじゃなくフローだ」「基盤を持たない男が政界でのしあがるために、他にどんな方法があったというのか」 という記述です。 いずれも「汚職はある程度仕方ない」と言わんばかりだし、有識者もほとんどそう思ってるらしいというのはショックでした。 マンガ「大宰相」では、クリーンな三木さんまで「こういった問題（贈賄問題）で中曽根君を追及するのは卑劣だ。政策で勝負すべきだ」と言っていて、これまた「ある程度ＯＫ」という感じの発言です。 こういうのに反発を感じる私は、現実の見えてない理想主義者なんでしょうか・・・。 指揮権発動は存じておりましたが、詳しいサイトの紹介ありがとうございました。
- nrb
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手間ですね 笑・・・・・・・・・・ やはりストレート書かんと めんつゆはストレート が回答で笑い・・・・ 厳密に行くならば・・ことあるごとに指摘があれば 収支報告書の訂正が絶えませんね・・・ これ位でも逮捕ならば まあ、キャバレーで会合やって領収書があっても 今の若いのも話を聞きたくて・・・・ めっちゃくちゃ苦しい答弁になるだけですから 完全に違法性があったかどうかは立証困難ですからね そんな職業の現状確認してました めっちゃくちゃ苦しい答弁で まあ、違法性があるかどうかは、そう言われると どうしょうも無いですから・・・・・ モラルの問題になる訳で・・・・・ この辺につきましては・・・ 収支報告書の訂正以上が逮捕ならば まあ、数割は逮捕されと推察します
お礼
>今の若いのも話を聞きたくて・・・・ なかなか苦しい言い訳ですけど、確かに、違法かどうかの境界線引きは難しそうですね。
- g6200
- ベストアンサー率43% (88/202)
＞「Ｚ/Ｙ」ではなく、「Ｚ/Ｘ」の値が知りたいんですが・・・・・・。 Ｚ＝Ｙ×Ａ （１） によって Ｚ/Ｘ＝（Ｙ×Ａ）/Ｘ （３） と簡単に求められます。質問者様が本当に知りたいのは Ｙ：全国会議員のうち違法行為をしている者の数 Ａ：逮捕率 のことだと思われます。質問者様がマックスウェルの名を出したので、こちらも申し上げますが物理や化学の世界ではマックスウェル定数、クーロン定数、アボガドロ定数、重力定数など様々な定数が存在します。この値は大体無理数なのですが、宇宙における様々な要因によって決まっていると思われるのは承知していただけると思います。 政治の世界も同じです。政治家が政治資金を不正に運用したり、官民癒着で民間企業から旨い汁を吸ったり、逆に企業に様々な便宜を図るために特権を利用したり、また某議員のようにガセメールで世間を騒がせたりと、と様々な要因で政治家の犯罪数は決まるのではないでしょうか。 Ｑ１：政治資金規正法に違反した議員 Ｑ２：政治家特権で企業に違法便宜をした議員 … ＱＸ：政治家としての資質に欠け法を犯した議員 と措定すれば Ｙ＝Ｑ１＋Ｑ２＋…＋ＱＸ （４） が成り立ち、式３は Ｚ/Ｘ＝（Ｑ１＋Ｑ２＋…＋ＱＸ）×Ａ/Ｘ （３） と書き直されることでしょう。Ａの逮捕率ですが、同様に様々な要因が考えられます。 Ｒ１：司法当局の検挙率（０～１） Ｒ２：公安当局の逮捕率（０～１） Ｒ３：マスコミ情報による発見率（０～１） … ＲＸ：内部からのタレコミ率（０～１） と措定すれば Ａ＝Ｒ１×Ｒ２×Ｒ３×…×ＲＸ となります。結論として物理学と政治力学は、ある意味同じ性格を持っていると思いますが…。
お礼
回答ありがとうございます。読ませていただきました。 長い回答であり、時間をかけていただいたと思うので大変恐縮なのですが、ご回答いただいたことは質問の趣旨とは異なるようなのです。 ご回答によると、結局のところ「Ｚ/Ｘの値はさまざまな要因によって決まる」というのが結論になっています。 私の趣旨は「具体的な数値を大体でいいから知りたい」というものです。「0.9なのか、0.3なのか、大体の値は判らないだろうか」という質問です。 また後半の、「全て逮捕される（Ａ＝１）」という仮定から離れて、現実的なＡ値の吟味を行っている箇所で、 Ａ＝Ｒ１×Ｒ２×Ｒ３×…×ＲＸ とありますけれども、「逮捕」という事象が必ずしも内部からのタレコミ（ＲＸ）やマスコミ情報による発見（Ｒ３）という事象を経由するとは限りませんから、単純な積にはならないと思います。
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お礼
回答ありがとうございました。 最近「日本政治の決算」という本を読み、官民癒着と角栄の功罪についてよくわかってきた気がします。 多くの回答を寄せていただき、本当にありがとうございました。