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ランドナーが消えた訳は?

昔は自転車の旅行と言えばランドナーでした しかし昨今はMTBやロードスポーツそしてシティサイクルしか見たことがありません。 旅行には最適な自転車だと思うのですが 何故この世から消えていったのでしょうか? 確かに一部の方々は現在でも乗っているかもしれません しかし、絶滅危惧種に近い存在だと思います。 需要が無いから消えていったというのは当然として 何故需要が無くなっていったのでしょう? 想像でかまいませんので宜しくお願いします。

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回答No.4

遅まきながら。 私が自転車の世界に足を踏み入れたときには、かろうじて生きている位でした。いまも、数社から出ているだけで、ほぼ壊滅と行って良いでしょう。 お客さんの自転車を修繕するときがありますが、正直、その性能の悪さにげんなりとすることが多いです。「翼のこの性能に命を預けていたな」と。 わたしはランドナーでなくても度を楽しむ自転車遊びは、無くなっていないと思います。私自身、国内外のツーリングもMTBでこなしています。それはなぜか? お金がないというのはさておき、高性能な部品が手に入りやすいからです。 ランドナーの廃れた原因はかなりな確率で「進歩を止めた」ことにあると思います。「このときのこの方のモデルが良い」「ランドナーにはやっぱりこれでしょう」良く聞かれる言葉です。これらの言葉は言ってしまえば旅をしていない人の意見です。 自転車は壊れます。通常の使用でもそうなのですから、40kg以上の荷物を積載しながら何ヶ月も走る自転車がトラブルに見舞われないはずがありません。そこには旅先で手に入る互換性の高いパーツ、MTBに使用されるようなタフネスなパーツが本来求めたれて居たはずです。それをランドナーの世界の人たちは拒絶してしまいました。 私自身の感想は昔ながらのランドナーは嫌いではありません。ただ、それを至上とする人たちは大嫌いです。クラシックカーのように愛することは納得できても、それ以外は認められないといった姿勢が嫌いなのです。 一度でも数千km、何ヶ月のツーリングをした人ならば、よれない高剛性で軽量なフレーム、良く聞くブレーキ、疲れてても楽に変速できるギヤ、丈夫なホイール、タイヤ。ワイドでクロスなギヤレシオ(矛盾していますが)。少ない、一般的な工具で修理が可能。このような自転車がツーリングに適した自転車イコール、ランドナーだとすぐ分かるでしょう。 日本の概念ではないですが、ドイツの自転車はこのような能力を備えたものが多いです。フランスの血統を引く、サンジェやルネルスのようなエレガントさはありませんが、雨の日も風の日もツーリングを楽しむ人の自転車が作られ続けています。マグラのHS33もツーリング車に昔から搭載されています。旧型のカンチブレーキではヘヴィツーリングは楽しめないことを知っていたのですね。 もう一つ面白い自転車があります。アメリカのブルースゴートン。フレームこそスタンダードゲージに近いですが、最新パーツを前提に作られていてうならされた逸品です。 道具は用途にそぐわなければ意味のないものです。ランドナーが廃れた原因はまさにそこにあると思います。 なにか、とりとめのない文になってしまいました。 参考にならなければ聞き流してください。

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  • ultraCS
  • ベストアンサー率44% (3956/8947)
回答No.3

古いランドナー、まだ持っています、というか、車庫で寝ています、ブリジストンのスーパースピードという、大阪万博の頃に一世を風靡したランドナーです。同系列にキャンパー、スポルティーフ、ビストレーサーもあったので、当時のブリジストンの一般向けではトップグレードでしょう(普及クラスはドロップハンドルのオーバルギアとかフラッシャーのついたセミドロでした)。高校の時に半年ビル掃除をして買いました。 パーツは当時で言えばそこそこのもの(サンツアー)を使っていますが、今となっては、話の種ですね。 結局、ランドナーやスポルティーフが衰退したのは、この文化のないアメリカ出身のMTBやクロスに駆逐されたといっていいんじゃないでしょうか。フラットバーの使い良さが広まり、ミドルライドでのドロップの必要性が減った、特に、ランドナーバーのような中途半端な設定では、高速ライディングにも向かないし、立ったポジションではエクステンションレバーをつけたとしても、ブレーキ操作やシフトの面でフラットバーにかなわない。 などが考えられます。 インデックスシフトになれてしまうと(MTBもDioreLXのデュアルなので)、あの微妙なシフト感覚は結構やっかいです。カンチレバーのブレーキもきかない、タイヤの入手も面倒くさい(自転車さんにお願いしていますが)。 そのうち、レストアして乗りたいとは思っていますが、その際、GIANTのGREAT JOURNEY 2とのハイブリッドにしてみたらおもしろいなと思っています。パーツの相性はやってみないとわからないけど、モダンコンポーネントを移植したランドナーというのも一興かな(おっさんの趣味なので少々の出費は気にしない)。 個人的にはGREAT JOURNEY 2こそ、モダンランドナーだと思いますね、フレームがアルミでごつかったり、フロントキャリアが不細工なのはご愛敬で、ランドナーの思想を継承しているのはこれでしょう。 中途半端なデザインにこだわるくらいなら、思い切ってここまで機能に徹するのはすがすがしいと思います(でも格好悪いんだよなあ)。

  • Feb12
  • ベストアンサー率29% (674/2296)
回答No.2

想像でも、ということですので、思ったことを。 MTBの台頭と、コンポーネントの変化についていけなかったためではないでしょうか。 車種とコンポーネントの変遷を考えると、 (1)手元での変速操作が容易でフロントトリプルのMTB→(2)フロントダブルのデュアルコントロールレバー装備のロード→(3)フロントトリプルのデュアルコントロールレバー搭載のロード ランドナーに使えそうな(3)はMTBよりも十何年も遅れて出てきているように思います。 この間にMTBがツーリング用途としての立場を確実にしたのではないかと想像します。 細かなことを考えるとMTBも決して最適ではないと思いますが、少なくとも旧来のランドナーより優れた面が評価されたといったところでしょうか。 あと、自転車に興味を持つ前はランドナーはどちらかと言えば古臭い、MTBはかっこいい、そういった考えがありました。 世間でのイメージも関係あるかもしれないですね。

  • hototo
  • ベストアンサー率37% (42/111)
回答No.1

たぶんMTBをベースとした旅行車が誕生したから需要が減ったのではないでしょうか。 http://www.cb-asahi.co.jp/image/05bike/giant/greatjourney2.html http://www.cb-asahi.co.jp/image/06bike/lg/gmt.html ちなみにまだランドナーは生産されていますよ。 http://www.cb-asahi.co.jp/image/03bike/maru/e-tm520h.html

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