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任意継続と国保なら・・・
友人に頼まれての質問です。 友人は先月末で会社を退職しました。 それまでは会社の社会保険に加入してたのですが、 今月に入り「任意継続」と「国保に切り替え」と迷ってるそうです。 友人が知りたいのは 「国保と任意継続ってどっちが保険料高いの?」 「国保と任意継続ならどっちの方がいいの?」 「次に就職するところが社会保険ある会社だとしたら、任意継続だとどういう利点があるの?」 「退職と同時に厚生年金も切れるなら国民年金に加入しなあかんの?」 という事です。 私も社会保険の任意継続の意味とか分からないので ここで回答いただければと思います。
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こんにちは。 (任意継続) 退職した後の健康保険を「任意継続」にした場合、政府管掌健康保険なら、保険料がいくらになるのか計算することは簡単です。 給与から控除されてる「健康保険料」の2倍です。40才以上で介護保険料が控除されている方は、こちらも2倍になります。任意継続は全額自己負担。在籍中は、控除額と同額を会社が経費として支払っているため、退職後は2倍となるのです。 今までの2倍になると結構な金額になる方もおられるかもしれませんが、上限があり、平成17年度は、22,960円、介護保険料を支払う必要のある方は、26,460円です。 (国民健康保険) 国民健康保険の計算方法は市区町村で違いますから、お住まいの自治体に聞いてもらわないとわからない、というのが答えになります。 計算方法も複雑で、いくつかの項目を合計しなければいけません。 ■世帯別平等割 国民健康保険は、世帯ごとに計算され、1世帯ごとに必要なのがこの世帯別平等割額です。例えば、世帯主の夫がすでに国民健康保険に入っている時、妻が退職して新たに国民健康保険に加入しても、この額は変わりません。 ■被保険者均等割 国民健康保険は、世帯ごとに計算されるため、その世帯で国民年金に加入している人1人につきかかる額を、被保険者均等割といいます。 例えば、政府管掌健康保険で、収入のない妻を扶養家族としている時、扶養家族の増減で保険料が変わることはありませんが、国民健康保険に変更すれば、この額が2名分必要になります。 ■所得割 退職までの給与収入がかかわってくるのが『所得割』です。これが自治体によって大きく違ってきます。年60万円から20万円ぐらいの差があります。 ■資産割 その年の固定資産税に対して計算されるのが資産割です。これが無い自治体もあります。 以上を加算して計算しますから、前述のとおり、保険料は自治体によってばらばらです。 以上から、 >「国保と任意継続ってどっちが保険料高いの?」 一概には言えません。 >「国保と任意継続ならどっちの方がいいの?」 掛け金が安いほうがいいですね。 >「次に就職するところが社会保険ある会社だとしたら、任意継続だとどういう利点があるの?」 特に無いです。しいて言えば、国民健康保険より保険料が安くつく場合があります。 デメリットはあります。保険料を1日でも滞納すると、翌日には資格を失ってしまいます。 >「退職と同時に厚生年金も切れるなら国民年金に加入しなあかんの?」 はい、国民皆年金ですから、国民年金に加入してください。でないと無年金者になります(給付額が減るということです)。
お礼
詳しく教えてくださりありがとうございました。 国保の場合は問い合わせてみないと分からないですね(汗) 早速友人に伝えます。