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海外駐在員の結婚について
お互いに結婚を考えていたけれど、 現実問題厳しいということで別れてしまった人がいたのですが、 その彼が今度現地(南米)の女性と結婚することになりました。 別れる時も、彼の気持ちや考えが分からないままだったのですが、 今回のことも私には彼の気持ちがあまり理解できないのです。 海外駐在員の環境・状況では、実際結婚問題というのは どのくらい厳しいものなのでしょうか? また、現地の人と国際結婚するパターンなんて 結構ある話なのでしょうか? もう彼とのことをどうしようとも考えてはいないのですが、 気持ちの整理の問題というか…。 なにか参考になるようなお話を教えて頂きたいのですが。 よろしくお願い致します。
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質問者が選んだベストアンサー
その彼が南米方面での駐在員をしていて、現地の女性と結婚することになった、ということでよろしいでしょうか。 私もアジアで駐在経験があります。 もしかしたら日本人同士では言葉も考え方も通じやすいものの、何か将来のこととか問題に直面したときに、お互いに生活上でこだわりや譲れない部分というのがあると思います。 相手はあなたに生活上求めているもの、変えてほしいもの、譲ってほしいことなどがどんどん見えてきて、普段は意識しなかったのに、結婚となると気が付く細かなことが多々あると思います(もちろんあなたの側から彼に対しても)。 そういった生活上の細々としたことが多すぎて、なかなかすり合わせることができず、結婚や具体的な生活に踏み出せない、踏み出してよいのかと悩みことがあると思います。 よく日本で、「結婚は勢いだ」とか、「そろそろ覚悟するか」「年貢の納め時か」みたいに言われますが、そういった露見してきた細かいことに、目をつむらないと踏み出せないイベントを表現した言葉なのでしょう。 これが外国に出ると、前提条件が変わります。 日本みたいな国全体が豊かで、都市部はどこもも24時間出歩いたり買い物もでき、インフラも整っている、国自体がコンビニみたいなこんな便利な国は他にありません。 駐在に出るということ、そして駐在の辞令を受け入れるということは、現地の生活上は日本人にとって不便なことが多い、という覚悟が最初からできているから駐在できるのです。 日本人同士で露見する「相手に求めているもの、変えてほしいもの、譲ってほしい」などが、駐在の生活においては「日本と違うからあまり相手に求められない、違う国の人がから違って当たり前、自分から相手を理解しよう」という、マインドの部分で、ある意味ポジティブでありとても柔軟になります。 また駐在というのは、柔軟でないとやっていけないのです。 駐在が平気な人は、概して外国や異文化に対してオープンであったり、その土地を理解しようという傾向をもっていると思いますし、その国がフィットすればその国とその国の人々がもっともっと好きになり、相手をも理解しようと自ら勤めると思います。 ですので国際結婚自体は、手続き上も生活上も厳しいのですが、その厳しさを最初から受入れ乗り越える素地が、駐在生活ではできあがってしまうのだと思います。 日本での日本人同士の結婚みたいに、勢いに乗る必要もないですし、いろんなことに目をつむって覚悟する前に、 駐在生活がそのものが、いろんなことを彼に覚悟させていったと思います。 覚悟が自然にできていれば、高いハードルも低くしてやろうという気にもなりますし、そこに生きがいを実感できます。 これはあくまでも、私見ですので参考まで。 でも、駐在って、不便な中に日本の便利さを再現しようと努力しますので、生きるエネルギーを感じましたよ。
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- gohannannisiyo
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No.1さんがいい説明をしていらっしゃいますね。 私も長年海外にいました。 日本人男性が現地女性と結婚するのはよくあることですよ。 人によって違うでしょうが、私の経験から言えば、彼らはその国の文化と国民を肯定的に見ている点で共通しています。 その国の人と結婚して家庭を作るのは、その国の文化を受け入れる究極の方法とでも申しましょうか。 日本で日本人同士が結婚するのとは、確かにちょっと違うものがあるかもしれませんね。 質問者さんの元彼は、きっとその国を心から愛していらっしゃるんだろうと思いますよ。 余計な話ですが、そういった夫婦の破局もいくつも見ました。 夫側に相手国の文化を尊重する姿勢がなくなった時。 妻を日本に連れ帰って日本文化への適応を強制した時。 この二つの場合、2人の間がぎくしゃくし始めるようです。 でも、質問者さんの元彼はうまくいくといいですね。
お礼
彼は、日本に帰国する時にはもういい歳になってしまい、 それから結婚となると大分難しいと考えていたようでした。 そういう考えから、もう現地で…と考えてしまったんじゃないか と思ったりしたんですが。 なんだかんだ言いながら、結構溶け込んでいたようだったので、 彼にとっては普通の選択だったということなんでしょうね。 でも、すっかり彼をむこうの国にとられてしまった感じというか、 距離がある恋愛って難しいですね。 参考になるお話を教えて頂けてよかったです。 ありがとうございました。
お礼
彼のことを思い出すと、本当に仰るとおりだと思いました。 状況も立場も全く違っていたし、視野が違うというか考え方が違っていて、 私がいくら理解しようとしても無理なところがあったのは、 仕方がないことだったんだろうと思いました。 彼については納得がいかないことばかりだったのですが、 こんなに丁寧に詳しく教えて頂けて、かなり納得することができました。 本当にありがとうございました。