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コンゴ民主共和国 過去20年のODA実績

タイトルにも書いたとおり、コンゴ民主共和国(旧ザイール)の過去20年くらいのODA実績 (○○年 △△建築物 ××億円) のような資料を探しています。 外務省や、ODA関連のページも 見てはいるのですが、これ!といったばっちりな ものが見つかりません・・・。 どなたかご存知の方、ご協力願います(_ _)

みんなの回答

回答No.2

#1です。少々補足させていただきたく。 ODAというとすぐ「癒着」というような発想につながりますが、元内部関係者としてはちょっと心外なところがあります。旧ザイールの例「バナナ橋」のような70年代の案件は、当時のこの分野の世界の趨勢として、援助国の企業が受注するのが当たり前の時代で、自国企業の海外事業展開支援の要素が国策としてありました。80年代後半以降は、世界のどの企業でも入札に参加できる「アンタイド」という調達方式で援助(国際競争入札)が実行され、日本企業受注率は私の勤務していた当時ですでに4割程度になっていました。当然日本企業は企業努力や情報収集面の有利さもあり優位な状況ではありましたが、ODA実施側では何ら優遇措置を与えることはできません。いわゆる談合を行う余地はありません。あと、ODA資金が被援助国側政府の汚職の温床になるとよく言われますが、70年代は融資方式が一部万全でなかった部分があり、そのような問題もあったかもしれませんが、融資方式例えばL/C(信用状)を利用した貸し付けなどにより、実際に現地で本当に必要になった費用しか日本側に請求できないような仕組みにはなっています。 但し、個人的見解として、旧ザイールの橋の案件は、当時多かった「モニュメンタル」的な案件で、供与額も当時単発としてはかなり高額で、日本政府の一部の人や日本の商社の思惑が働いたことは容易に想像できますが、供与後旧ザイールは政変がありモブツ長期独裁政権が続いたという状況下で返済も忘れ去られたことは問題であり、このような事実は日本政府も公的資金のこげつき案件として、国内の政府系金融機関と同様、十分な情報開示を行う必要はあると考えます。失敗案件は失敗として認めていかないといけないと思います。 少々話しが脱線しました。適当に読み流していただければ幸いです。

回答No.1

こんにちは。 10年くらい前に現・国際協力銀行(JBIC・当時は海外経済協力基金)に勤務し、直接円借款を担当していました。関連サイトは以下のようなもの(外務省ODAのHP、JICA、JBIC)がありますが、有償資金協力(円借款)はJBICのサイトに全案件の記述がありますが、無償や技術協力については外務省・JICAのサイトには最近のものしか記述がなく、恐らく無償案件は数が多すぎてすべての国横並びで全案件を載せるのは難しいからなのではないかと思います。無償等案件を逐一調べたいということであれば、昔の「ODA白書」に相当するものを図書館で調べるか、JICA等の広報部門に問い合わせた方が良いと思います。また、国際機関(世界銀行など)経由の案件まで必要となると、個別にそれらのサイトにアクセスしてみる必要があります。ちなみに、私の当時(10年前)の記憶では旧ザイールは過去円借款を出したものの、その後政治的混乱もあり返済が行われず、長期間こげついた状況でした。現状詳細は知りませんが、いろいろサイトを見る限りあまり変わっていないように見えます。http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/jisseki/kuni/04_databook/05_africa/africa.html(外務省のODAサイトの中の国別データブック) http://www.jica.go.jp/about/torikumi/index.html#africa(JICAサイトの案件検索) http://www.jbic.go.jp/japanese/oec/info/index.php (JBICサイトの案件検索)

rencom
質問者

お礼

ありがとうございました!非常に助かりました。(とくに円借款のデータに関して) 今年度の報告ではずいぶん無償協力が(43億位)ふえていて、これも気になるところ。 ちなみに73年の円借款による橋の事業は途中撤退などで、 ジャングルのど真ん中に橋だけあってほぼ意味のないものになっているみたいです。なかなかうまくいかないものなのか、癒着なのか、よくわからないものです。