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これってどういう意味なんでしょう
浄瑠璃、夏祭浪花鑑より 「仰々しい何ぞ事も有る様にと、けんもほろろに顔色も人を殺せし体もなし」 この文章の意味分かる方いらっしゃいますか? また、これはどういった場面でのセリフなんでしょうか。
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『第八 団七内の段』での団七の詞(セリフ)ですね。 この前段で団七は人を殺しています。 そのことに気がついた侠客仲間の徳兵衛が、団七が現場に落としていった雪駄を見せ、「これをどこで落した?」と問いただすのを、とぼけて言う詞です。 「大げさだなぁ、まるで(おれが雪駄を落したのが)大問題のような口ぶりだ」 と、とりつくしまもないようすで、顔色にも人を殺したことを覗わせる様子も無い。 ってな感じ。 お芝居を最初から観て(読んで)いれば解釈の難しい表現ではないです。 芝居でも小説でも、前後の文脈を離れてセリフ一つだけ読んだら中々意味は分からないですね。
お礼
詳らかな説明痛み入ります。 前後のストーリーはそのようになっていたのですね。 前後の文脈を~>全くもって仰るとおりです。 浄瑠璃とかってこういう台詞回しがとてもかっこいいなあと思うのです。 では、丁寧な回答本当にありがとうございました。