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法律・罰などの心理学研究

おそらく発達の範囲に入ると思いますが 幼少時は犯罪の結果で罰を決めやすく動機などは考慮されにくい とか聞いたことがあります。 これが記憶通りかどうかはわかりませんが、 法律や罰に関する発達心理学的な研究が書かれた本などが知りたいです。 お願いします。

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  • Diogenesis
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回答No.1

道徳判断や倫理観の発達ということでしたら L.コールバーグ(Lawrence Kohlberg)の研究が古典的地位を占めています。 コールバーグの翻訳や解説書はいろいろ出ていますが, コールバーグ理論の全体像を把握し,その背景や位置づけを知るには 近年出版された日本人研究者の手になる次の本が良いかもしれません。  片瀬一男,菅原真枝,高橋征仁(著)   『道徳意識の社会心理学』  ニューセンチュリー社会心理学  北樹出版  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4893848534/249-5619897-5721912 もっともコールバーグは1987年に死去していますので, それ以降の「心の理論」研究の進展や「進化心理学」の隆盛によって この分野には新しい知見が付け加えられているかもしれません。 そのあたりに詳しい方が書き込んでくださることを祈りましょう。 なお,発達研究というのとは違いますが, 最近出た次の本は道徳や倫理の問題を考える上での新しい視点を提示しています。 書店の店頭に並んでいるはずですので,一度手にとってみてください。  M.S.ガザニガ(著),梶山あゆみ(訳)  『脳のなかの倫理/脳倫理学序説』  紀伊國屋書店  http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314009993.html (この本の著者紹介に「米国心理学会の次期会長」とありますが, ガザニガが2006年度の会長職についたのは APA(American Psychological Association:メジャーだけど玉石混淆の学会)ではなく APS(Association for Psychological Science:マイナーだけど科学性を追及する学会)のほうです。 専門家以外にはどうでもよいことかもしれませんが,誤解を招く紹介文ですね。)

yuukiyuuki
質問者

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よくわかりました。くわしい解説ありがとうございました。

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