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日本のマスコミにはデンマーク人の描いた「ムハンマド風刺画」を載せる度胸は無いのでしょうか?
日本のマスコミにはデンマーク人の描いた「ムハンマド風刺画」を載せる度胸は無いのでしょうか? ヨーロッパのマスコミは「表現の自由」への連帯からムハンマド風刺画を載せました。常日頃、表現の自由についてご立派な事を言っている日本のマスコミにはムハンマド風刺画を載せる度胸は無いのでしょうか?無いとすれば、日本のマスコミは所詮、口先だけの臆病者、卑怯者と言うことでしょうか?
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問題の絵を掲載しない日本の大手マスコミがどう考えているか? 可能性は次のような感じではないでしょうか。 1.他者の宗教のシンボルを揶揄するのは、表現の自由の濫用と、明快に判断し、掲載しないことを選択した。 2.上の1のような迷いが捨てきれないので、掲載に踏み切れない。(様子見) 3.上の1のような意見に対して反論する自信が無いので、掲載を見合わせ。(日和見) 4.日本の国益に迷惑をかけないよう配慮して、掲載しない。 5.自社の組織や人員への直接の攻撃や被害を恐れて掲載しない。 3と4が主な理由かと想像しています。 私はアラブ某国に住んでおり、中東のイスラームの実態を長いこと自分の目で見ています。個人的には今回の事件は完全に欧州が正しいと思います。宗教を理由に他者の自由を制限することの醜さを日々見ていますので。 日本のメディアが臆病だ、というのもあなたの指摘どおりと思います。 宗教をも揶揄する表現の自由がある、という大原則を主張しないなら、これからは日本国内の宗教団体の教祖を揶揄したり批判したりする自由を、我々は失うわけですね。
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- lilipatto2006
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ジャーナリズムは報道の自由、言論の自由を大事にする必要がありますが、マスコミは、利益を目的とする営利企業ですから、利益が損なわれると考えれば、報道しないというのは、日常茶飯事です。そもそも、デンマークの新聞社でも、デンマーク国内にあるイスラム系の移民労働者にたいする反感に媚びて売り上げを増やすために、刺激的な風刺画を掲載したのであって、イスラム圏内で宗教の自由を求めて、ムハメッドを風刺したわけではありません。 日本のマスコミは、伝統的に権力に媚びるのを常としており、小泉政治を批判し始めたのも、政権の先行きが見えたからのことで、先見の妙があるとはとてもいえません。そんな日本のマスコミが、問題になっている風刺画を載せる事は、刺激的な話題を提供して視聴率を上げたり、売り上げを増やすことが目的の行為であり、不必要な軋轢をふやすことで正しいことだとは思えません。
お礼
アメリカ軍やイギリス軍による、イラク人虐待事件が報道されています。アメリカ政府やイギリス政府は報道により、事態が悪化すると批判していますが、日本のマスコミも報道しています。 フセイン政権下のイラクでは、イラク人虐待は報道されませんでした。報道の自由など無かったのです。日本のマスコミの「伝統」を考えると、どうしても戦争中の事を考えてしまいます。戦争中は、フセイン政権下のイラクのマスコミのように、日本のマスコミに報道の自由など無かったと言い訳できますが、今はそんな言い訳はできません。 もし、日本と中国が戦争を始めた頃、マスコミが自由に報道していれば、恐らく、新聞社は焼き討ちされ、マスコミにかかわる人間の半分は死ぬか、投獄されるかしたでしょうが、それでも報道していれば、後の何百万もの死者は無かったかもしれません。不可能な事を承知で言っているのですが・・・
>度胸は無いのでしょうか? 別に「度胸」の問題じゃないですよ。 >ヨーロッパのマスコミは「表現の自由」への連帯からムハンマド風刺画を載せました。 これも違っていて「表現の自由」じゃない。イスラム教徒が暴れる事がわかっていて掲載したものです。 「表現の自由」というのは、誰でもムチャクチャやってもいい、というのではなく、 公序良俗、仕来り、ルールの中で自由にしてもいい、というもの。 今回はイスラム教VSキリスト教の「宗教戦争」。 アメリカがアフガンやイラクを攻撃したのも「宗教戦争」の側面があって(ブッシュを支持しているのはキリスト教団)、それと同じ事がヨーロッパで起こっているのです。 だから、ヨーロッパのマスコミは、報道の自由と全く別の事をしている。 そんな事に、日本のマスコミが、関わるわけはないのです。
お礼
この質問「表現の自由」についての質問ですが、まさか「削除」とかされたら、笑ってしまいますねw 「宗教戦争」なのは確かだと思います。つまり「価値」についての戦争ですね。価値は例えば数学で証明できるような問題ではありません。科学ではないのですから、価値の証明は不可能です。 つまり信じるしかなく、信じている者を間違いだと言う事もできません。宗教戦争は人類の歴史でたびたび有った事です。それでどうなったかというと、強いものが勝ったという事です。強い宗教が正しい宗教とされたという事です。決着がつかなければ妥協するしかありません。今回の宗教戦争も妥協する他ないでしょう。 日本は表現の自由の側に付くという事だけは、はっきりしておくべきだと思います。「表現の自由」も宗教です。「自由」というのがすでに宗教なのだと思います。「自由」は「価値」なのですから。
#4です。 日本とヨーロッパが置かれた現状が、まったく違います。 風刺画の文化とイスラム移民者のヨーロッパでの犯罪や 働き口が移民者が増えたので仕事にありつけないと考える人達も いるのです。 それに、移民者が犯罪をする件数も目立つのでしょうね。 そう、第二次世界大戦直前のナチスドイツが台頭した時代の様に、 今度はイスラム移民者にヨーロッパの人々が怯えた結果が あの風刺画をヨーロッパのマスコミが取り上げたのだと 思います。 しかし、日本は違いますね。 あの風刺画を描く文化は日本人に浸透していないか 受け入れられないかでしょうか。 それから、あの風刺画を載せなくてもデンマークのあの風刺画の ニュースを、あの風刺画でイスラムの人々の反応も 記事にする事が出来ますね。 そう、あの風刺画を載せれば客観的な記事は目に入らないでしょう。 ならば、ペンがペンとしての仕事をしません。 ニュースの背景を理解せずに、読む人によっては怒りだけが 湧き上がります。 ペンが剣に持ち換えた事になります。 剣と剣が交われば結果は想像が出来ますね。 ●ペンが剣にならずに剣に勝つには、わだかまりや怒りを沈める事が ペンが剣に勝った事になります。 ●しかし、修羅や鬼畜の心で書いた記事や描いた風刺画は、 地獄に誘うだけです。(事実、ある建物が焼き討ちにあいましたね。) 地獄を管理している闇の商人に目を付けられるだけです。 てぐすねを引いて食いつくのを待っているでしょう。 地獄の商人達は金儲けできれば文明も人の命も関係ないでしょう。 しかし、ヨーロッパ文化とイスラム文化(宗教)がガチンコに 成っていますね。 落としどころがみつからない様ですね。 ちょっと話がそれましたね。 話がそれたついでに。 ヨーロッパ文化が引けば、ヨーロッパ内部から突き上げがあり ヨーロッパの今の政治が崩壊するかも知れませんね。 イスラム文化が引けば、イスラムの人々が怒りイスラムの指導者を 倒し新たな過激なイスラムの指導者のもとに集結するかも知れませんね。 救世主と云われる人か組織が現れるかも知れませんね。 (仮の姿をしているかも。) ●ところで、イラクでアメリカ軍と共に居たマスコミ各社は、 当時の軍事行動中のありとあらゆる事柄をリアルタイムに 伝えたでしょうか。 [日本のマスコミダケじゃないはずです]、 命がけで表現の自由のために死んでいったジャーナリストの魂に [背を向けたのは]。 日本のマスコミがお手本にする国々のマスコミにもあるでしょう。 欧米のマスコミでも色々な判断があるでしょうが。 デンマークの風刺画以外で表現の自由のために [命をかけなっかた]事柄もあるでしょう。 ジャーナリストが全員、表現の自由のために命をかけたとしたら、 マスコミをいう存在自体が潰されますね。 各国の政府が自国のマスコミを検閲をして表現の自由自体が 無くなるでしょう。 風刺画を載せる事だけが表現の自由ではありませんね。 ●ペンで剣を鞘に収める事が出来れば剣に勝ったのです。 ペンで鞘から剣を引き抜かしたら、それは地獄への導きに過ぎないと 思いますよ。
お礼
私もマスコミやジャーナリズムの世界が、青臭い理想主義だけでなく、むしろ金儲けや、下品で低俗で卑猥な世界である事は知っています。外国の漫画など見なくても、我が国の漫画を見れば分かる事です。なにしろ我が日本は、自他共に認める、世界に冠たる漫画王国なのですから。 日本がこれほどの漫画王国になれたのは、疑いなく表現の自由が有ったればこそでしょう。ですから、事、漫画において、例え外国の漫画家であったとしても、漫画を描いたがゆえに窮地にあるとなれば、それを他人ごととできないと思うのです。 たかが漫画ごときで人が死ぬなんて、と思うのは私も同じですが、だからと言って漫画家を見捨てて良いものでしょうか?私は漫画のほとんどは無価値な、むしろ無い方が良いようなものだとは思いますが、しかしどんな理由が有れ、漫画も自由に読めないような世界に住みたくはありません。 従って、漫画を自由に読む自由の為に命をかけるか?と問われれば、断固、"YES"と答えます。
- jamiru
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載せても無意味だからです。 日本は神か悪魔の国だからです。 日本のお寺はキリスト教徒でもイスラム教徒でも入れます。 しかし、モスクや教会は異教徒を入れません。 ここが彼らと次元を等しくしない点だとは思います。 なのでデンマークと同じ路線を歩まないのです。 日本人ならば、ムハンマドとキリストとオーディンとゼウスとケツアルコアトルとブッダとアマテラスが「じゃんけん」している絵を描きますよ。 日本の表現の自由は今回の風刺画のレベルとケタが違います。 まぁここが悪魔の国と言われる所以ですがね。
- nobugs
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別に、あえマスコミが載せる必要性がどこになるのか分りませんね。 質問者さん自身が、HPを作り「ムハンマド風刺画」を載せることもできますよ。 過去の事件を載せておきます。
ある人が怒り狂う事を理解していて、殺されるかも知れないところへ、 あなたは一人で乗り込んで、喧嘩を売るのですか?????。 [口先だけ]や[臆病者]や[卑怯者]と言われたら あなたは喧嘩を売るのですか。 相手の事を考えれば日本のマスコミがあの風刺がを載せないのは 正解です。 日本までデンマークのある会社に付き合うことはないのです。 それとも、あなたはイスラムとの世界大戦を・・・。
お礼
つまり、私が言いたいのは、「言行不一致」ではないか?という事です。 確か、マスコミは暴力に屈してはいけないと言っていたはずです。「ペンは剣より強い」とか言っていたはずです。 そして、実際マスコミの先輩方の中には、表現の自由の為に命をかけて、亡くなられた方も大勢いると聞いています。 彼ら先輩方に申し訳ないと思わないのでしょうか?
国連事務総長も「自制」を求めてますから(笑)。 http://www.asahi.com/international/update/0203/008.html というか、「報道の自由」が他の何者にも優先されるワケではないですし。
- o24hit
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こんにちは。 あなたは、マスコミを買いかぶりすぎているんですよ(笑)。戦争中は、軍部の応援をしていた前科があるんですから。マスコミなんてそんなものと思った方がいいです。 それと、報道されている暴動を見ていると、マスコミの勝手で大使館や国内で暴動が起こり、国民に迷惑をかけて欲しくないです。
- Trick--o--
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問題のイラストならテレビで放映されてましたよ。 新聞雑誌は買ってないので知りませんが、他社の物を載せるには色々と面倒でしょう。 日本でこういったものを描く人は居ないのか、ということでしたら、居ない(もしくは、表に出ない)と思います。 態々他人を挑発して何が楽しいの? みんな仲良くしようや。 と、いうのが「日本人」の考え方でしょうから。
お礼
以前、「悪魔の詩」という本が出版された時も同じ問題が起こりました。日本人の翻訳者は殺されました。私は、ある古本屋で偶然その本を見つけ、手に取り、立ち読みしてた所、急に体の具合が悪くなり、咳が止まらなくなってしまい、本を読むどころか、その古本屋さんに居る事もできなくなり、外に出なければならなくなりました。不思議と外に出ると症状はおさまりました。その古本屋は間もなく倒産しました。店主は癌で亡くなったそうです。 以上、述べた事は事実ですが、これから先は私の想像にすぎません。「本」には毒物が塗布してあったのではありますまいか?そう思わない事には、私にはあの咳き込みが説明できないのです。以前、「薔薇の名前」というミステリー映画を見た事があります。内容は(ミステリーの内容を明かして良いのかどうか分かりませんが)中世の修道院の話で、禁書に毒を塗り、それを読むものを殺してしまうというものでした。その毒を塗られた禁書は「風刺本」でした。当時のキリスト教会では風刺する事は、なににもまして危険視され、許されない事とされていたようです。 中世のヨーロッパでは起こったかもしれない事が、現代の、しかも日本で、しかも、私の身の上に起こりかけていたとは思いたくありません。しかし、現代は、一つの世界しかありません。我々は、もはやヨーロッパで起こった事を他人事にはできないと思うのです。我々は世界を中世の時代にまで逆戻りさせるわけにはいきません。少なくともマスコミの方々には、その事だけは、はっきりと自覚してもらいたいのです。