No3です。補足します。
看護教育の大学化に伴い、保健師や助産師国家試験には合格したのに、看護師国家試験には不合格という人がでてきました。
専門学校であれば、看護学校卒業して受験に不合格でも、保健師学校や助産師学校に入学していれば、そこが1年ありますので、就職前に看護師試験をを再度同時に受験できますが、大学の場合は2つ(もしくは3つ)一度に受験し、免許取得予定というとこで就職先も決まっていますから、不合格の場合就職をどうするか考えなければならないわけです。
もちろん、専門学校で学んで、2度目の看護師試験に不合格になったら、上記と同じ状況になります。
そういう人たちはどうしているのかというと、おそらく今は保健師、助産師として働いていると思います。
私の知り合いにも保健師国家試験には合格したのに、看護師は不合格になった人がいます。保健師免許があるということで結局病院で勤務していました。(ただし所属は看護部でした)仕事内容はよくわかりません。
翌年再受験し合格しましたが、その病院は受験前に途中で退職していたようです。
また助産師でこういう目にあっている人は知りませんので、実態は不明です。
ただ、やはりそのことはすごく問題になっています。
本人が一番つらいでしょうけれど…。
今後なんらかの対策がとられ、もしかしたら看護師業務はできなくなる可能性がありますね。
私は看護師・保健師・助産師の免許を持っています。
国家試験の勉強をしてみて思ったのですが、助産師や保健師は領域を限定して深く勉強するのに対し、看護師の領域は広いので、深めようとすればきりがありません。
なので、領域が限られている保健師や助産師のほうが、勉強しやすいと思います。看護師は国家試験の範囲に限定して計画的に勉強しないとむしろ難しいと個人的には思います。
答えとしては、「看護師免許を最初から取らずに保健師や助産師を目指す(ダイレクトエントリーといいます)方法は今の日本にはなく、看護師の勉強をした上で学ぶしかない、ただし、保健師や助産師の国家試験に合格して看護師が不合格の場合でも、今は就職は可能」です。
それから前回の修正が1点。
保健師の免許を持って看護師で就職した場合、病院によってはお給料に少し反映されるところもあるようです。
お礼
お礼が遅くなりました。ご丁寧におしえていただきありがとうございました。