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お正月やめでたいことがあったとき、何色の服を着るのがお好きでしょうか。
日本語を勉強中の中国人です。お正月やめでたいことがあった時、日本の方は何色の服を着るのがお好きでしょうか。中国では赤は圧倒的に多いですが、日本はこのような時何色が人気色なのでしょうか。中国では、赤を着ている日本の方をめったに見かけたことがないのでちょっと気になります。日本語を勉強するとともに、日本の方の考え方も少しずつ理解していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。 また、質問文に不備な点がありましたら、自然な日本語へ添削していただけないでしょうか。よろしくお願い致します。
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こんにちは。 日本でおめでたいことを表す色は紅白の組み合わせです。また、弔事のときには黒白を使います。 「白」はどちらにも使われますが、これは「神聖である」ことを表すようです。 ですので、自らが白を直接的に使うことは稀です。 (神官の装束や新郎新婦は白い衣装を着用します。) 黒もお祝いの席でよく使われる色ですが、これは白を引き立たせる(神聖なものに敬意を払う)という意味があるのでは、と思います。 さて、「着るもの」としておめでたい時に使われるのは「白」なのですが、先ほども述べましたように、白は自らが直接使う色ではないので「白に近い色」がおめでたい色、とされているようです。 白っぽい青(水色、スカイブルーのような色)、白っぽい赤(桃色、薄いピンク色)、白っぽい黄色(薄い黄色)、白っぽい緑(薄い黄緑色)などです。 原色である赤、黄、青、などは、着用するにはあまり好まれません。日本人は直接的な表現を嫌うのでしょうか。(これは私の個人的な見解です)また、「青一色」「赤一色」という使い方もしないようです。 ただし、日本では色よりも、柄の方が意味を持っている場合が多いです。おめでたい柄のことを吉祥柄(きっしょうがら)と言います。 松、竹、梅、鶴亀、おしどり、などの柄はおめでたい柄の代表です。四君子柄(松・竹・梅・蘭の模様が描かれているもの)もおめでたい柄の代表ですが、これは中国の絵画の技法から来ていると言われています。どんな色の服でも、これらの柄がついていれば「おめでたい席にふさわしい」と言われます。 というわけで、おめでたい席では、黒い着物に吉祥柄のついた着物を着用します。逆に葬儀の場では、同じく黒い着物でも柄のついたものは着用しません。 また、日本にはたくさんの「色」があります。以下のURLで紹介されていますが、これもまだ全てではないと思います。 http://www.asahi-net.or.jp/~xn6t-ogr/colors/TradColors.txt.html この色を組み合わせると、さらに季節などを表現することができます。それを襲(かさね)といいます。 以下のサイトで紹介されていました。 http://www.color-guide.com/kasane.htm 着物の柄に関しては、こちらにも簡単な説明があります。 http://www.pagong.jp/gara/index.html# 日本人が皆このようなことを知っていて服を着ているわけではないのですが、「なんとなく」そういう感覚は持っているようです。 参考にしていただけましたら幸いです。
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こんにちは。 日本語、とってもお上手ですね。 日本人の私でさえこんな立派な文章は書けるかどうか・・・(苦笑) お正月は赤・・・かな。 なんとなく赤っぽい印象があるので・・・ 赤いスカートをはいたり、今年は朱色の着物を着ました。 小さい時にもお正月、自主的に赤いスカートをはいていたような。 おめでたい時は黒は避けます。(喪服の色なので。普段はバンバン黒着ます。汚れないし、少しやせて見える・・・) 白やクリーム色など、手持ちの服の中で明るい色を選んで着ます。 あとは比較的新しいものや、なんとなく余所行きのような感じのものを選んで着ています。 で、自分の洋服を思い返してみると、意外に赤が多かったり・・・(ちなみに今は黒着てます。)
お礼
早速のご回答ありがとうございます。お正月はやはり赤っぽい印象なのですね。大変参考になりました。 励ましていただき本当にありがとうございました。日本語はまだまだ下手です。これからも頑張ります!
- kako233
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私は正月は色よりも、新しいものを着ることにこだわることが多いです。 着物は着ませんので、洋服を着て、個人的には生成り色、クリーム色、薄い茶色が好きなので、そんな感じの色の服を新調することが多いです。 日本では、正月とお盆に里帰りすることが多いのですが、 うちではその時に、親に新しい下着、新しい服を用意してもらい、髪もきちんと切って身支度を整えて実家に帰る、という習慣があったので、自分が大人になってからも、何となくお正月などは身奇麗にしなくてはという気分になります。 おめでたい時。 例えばというと結婚式くらいしか思いつかないのですが、私は既婚なので、正装の色、黒を着ることがほとんどです。 正装は結婚式のたびに新調するには高価すぎるので、アクセサリー、髪型などで変化をつけ、履物など安価なもので、何か1点は新調するようにしています。
お礼
ご丁寧に回答していただき誠にありがとうございます。新しいものを着るのですね。正月とお盆と結婚式の衣装や習慣は興味深く拝読しました。とても参考になりました。 本当にありがとうございました。
- hakohugu
- ベストアンサー率46% (88/191)
私なら、赤か白ですね。 中国では赤を着ている日本人は少ないとのことですが、海外旅行に持っていくなら無難な色(他の服と合わせやすいように)を選ぶからではないでしょうか。 なぜ日本では結婚式に黒を着てくる人が多いの?と外国人に質問されたことがあります。 その時は「黒はフォーマルだとされているから」とお答えしました。 結婚式やお葬式は自分が主役ではないので、無難に黒というのもありますが、自分に「めでたいことがあったとき」なら自分の好きな色、その中でも明るい色を着る人が多いと思います。 質問文は全く問題有りません。「中国人です。」って書いてなければわからない!自然だし、本当に日本人が書いた文章かと思いました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。赤も着ておられますね。日本では、「紅白」はやはりめでたい色とされているわけですからね。中国では、白はあまり着ないような気がします。でも、結婚式の時に新婦は白いウエディングドレスを着ます。(その後、中国らしい真っ赤なチャイナドレスに着替えする人も多いです。) 前からもずっと疑問に感じていますが、私は中国では日本の方の結婚式に何回か出席したことがあります。お客さんの中で、確かに黒を着てくる人が多いです。めでたいことなのに、なぜ黒なのかちょっと不思議に感じています。黒はフォーマルだとされているのですからね。なるほど!やっと納得できました。 励ましていただき本当にありがとうございました。日本語はまだ下手です。分からないところが山ほど多いです。これからも頑張ります!
- sukippu-lanlan
- ベストアンサー率36% (106/292)
初めまして。 日本語の使い方とても綺麗ですよ^^ 私は自分に一番似合う色である「紫」を着るか小物にもってくるかします。 明るいピンク系やオレンジなどの暖色よりも周りからの私のイメージカラーも紫なのでやはりここぞというときは自分にピッタリなものを着たいなと思いまして・・・。 ただ何かしらのパーティーや会などでドレスやお着物などの正装をしなければならないときはまだ10代ということもありピンクなどの淡い色のものを着させられるとが多いです。
お礼
初めまして。 sukippu-lanlanさんの場合はご自分に一番似合う「紫」を着るか小物にもってくるか、なのですね。正装の場合は、十代はやはりピンクですね。お若いです!羨ましいばかりです。とても参考になりました。 本当にありがとうございました。
初めまして。 あくまでも私の場合、お正月やお誕生日など、 自分にとっての節目には、色よりも新しいものを 身につけます。例えば、買ってからまだ一度も 袖を通していない新しいお洋服、下着、靴下、鞄などの 小物類、どれか1アイテムだけでも新しいものを選んで 身につけるようにしています。 ちなみに京都在住で我が家ではそのようにしていますが、 同じ京都の方がみんなそうかというと、また違うと思います。 これから、いろんな方の回答を楽しみにお待ちくださいね。 それにしても、綺麗な日本語をかかれていて、こちらの方が 回答をするのに緊張しました。
お礼
初めまして。 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。新しいものを身に付けるのですね。非常に参考になりました。 励ましていただき本当にありがとうございました。日本語はまだまだ下手です。これからも頑張ります!
日本人全体となると違ってくるかもしれませんが 私はピンクが好きです。 春(桜)をイメージするので。 でもまだ若いから着れるのであって もう少し年とったら着れません…。 赤は確かにめでたい色なのですが ちょっと…直接的な感じがするので…着ません。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。ピンクは春(桜)をイメージするわけですね。面白いです。春をイメージする色というと、私は黄緑を思い出します。赤は直接的な感じがするのですね。とても参考になりました。 本当にありがとうございました。
お礼
ご丁寧に回答していただき誠にありがとうございます。白と黒のご説明や吉祥柄のご紹介はとても参考になりました。参考ベー時にもすごく興味を持っております。襲や着物の柄に魅力が感じられます。 本当にありがとうございました。