まず、なぜ『先生の声が聞き取れ』ないのか、そこからです。
1)スピーカーから出る音が小さい
アンプの出力を上げる、スピーカーの数を増やす必要があります。
2)声がもこもこくもって聞こえる
グラフィックイコライザー(1万円くらい)などを入れて低域の音をカットしてすっきりさせます。
3)逆に、声がキンキンする
グラフィックイコライザーにて高域をカットします。
4)やたら声が反響してだぶる(教室が広い)
ディレイという装置を入れて音の到達するタイムラグを調整します。
5)発音の初めがパホパホして聞き取りにくい
まさか、タイピン型のマイクを手に持って使っていないでしょうね? これやる先生が多くてがっかりします。一応、話をするプロなのに。タイピン型はぜったいに手に持たない事。どうしても他にマイクがないなら、100円ショップでスポンジを買って来てマイクを包んで下さい。
6)やたらハウリング(ほわ~ん、とか、キーンとか)
「ハウリングデストロイヤー」という装置が売ってます。
7)ボユームは大きいのにガボガボした音で聞き取れない
これも、マイクの使い方の間違い。ウインドスクリーンというマイク先端の丸い部分を手の平で包まないで下さい。音の抜けが悪くなります。 どっかのロックシンガーじゃないんですから。
8)壁の反射音が大きく、こだまする
紙製の卵ケースのようなものを貼ると音場がデッドになってすっきりします。または厚めのカーテンを巡らすのも良いです。
マイク自体がトラブルの原因である事は今までの経験では少ないと思います。使い方ですね。
以上、ご参考までに。