一般には健康増進に役立つと思いますよ。
もちろん、適さない人には安易に勧められませんが。
忌避すべき状態については、西式温冷浴と同じように考えれば良いと思います。
具体的には心疾患、高血圧症、貧血、体力が落ちている人全般、といったところでしょうか。
心臓に負担がかかるのは事実ですので、要はその負担に耐えられない心配がある人は、避けるべきだということですね。
ただ、サウナの高温刺激と冷水刺激を交互に受けてもそのストレスをいなせる体であれば、刺激によって活力が増す効果が期待できるでしょう。
基本的に人間の体は、許容範囲の負担・刺激についてはむしろ与えた方が、生命活動を活発にしますので。
各種トレーニングにせよ、ヨガなどのストレッチにせよ、やっていることを一言でいえば、「体に故意に負担をかけている」わけですから。
人体は、負担をかけることで体を鍛えたり、バランスを整えたりすることが出来るのです。
サウナの高温と冷水の低音に交互に皮膚をさらすことで、皮膚や循環系、それらをつかさどる自律神経に強い負荷と刺激が加えられるため、これらの機能向上が期待される、と考えられます。
ただし、あくまで負荷が過剰になりすぎないように、よく自分のコンディションを考えてやるべきでしょう。