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コードの「1CT」と「2CT」の違いについて
電気のコードに関して質問です。 ゴムキャブタイヤケーブル(CT)についてです。 先日舞台で使用するケーブルを購入するため、ホームセンターに向かったのですが、 ホームセンターなどで販売しているゴムキャブタイヤケーブルはほとんどが 「1CT」という表記がされていました。 これは「1種天然ゴム絶縁天然ゴムキャブタイヤケーブル」のことを指すことは、 知っていたのですが、果たしてその”1種”というのは何のことなのかわかりません。 というのも、「舞台での使用が許可されているのは、2種以上である」という話を 聞いたからです。 そこで、 ●1種と2種は実際どう違うのでしょうか?(構造?強度?絶縁抵抗?価格?) ●舞台で1CTを使用しては本当にいけないのでしょうか?(駄目なら何故か?1CTを使うことの危険性は?) ●実際に、2CTのケーブルはどのようなところに行けば買えるのか?(ホームセンターでは『そんなコード無いですよ』と門前払いされたため) 以上の三点について、わかる方、よろしくお願いします。 もしも、電気コードについて詳しくのっているWEBサイトなどがあればそれも教えてください。
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CTの1種と2種の違いは、ゴムの種類とそのキャブタイヤケーブルの外装のゴムの厚さの違いです。 現実的には、2CTではなく2PNCTを使うことが多いです。(仕上がり外径が小さく使いやすい) 適切なコードコネクタを使わない限りキャブタイヤケーブル相互の接続は、禁止されていますし、そのものの接続などの施工は、最低でも第2種電気工事士の資格が必要となります。 電線メーカーのサイトを参照すればOKでしょう。 住友電線 矢崎電線 昭和電線 日立電線 三ツ星などのゴムメーカーもゴムキャブタイヤケーブルを製造しています。
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- Ki4-U2
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電気設備技術基準(通産省(現経済産業省)の定めた「電気設備に関する技術基準を定める省令」)の57条に、 「配線の使用電線…には、感電又は火災のおそれがないよう、施設場所の状況…に応じ、使用上十分な強度及び絶縁性能を有するものでなければならない。」 とあり、 電気設備技術基準の解釈(経済産業省の原子力安全・保安院が公表した文書)の196条(興行場の低圧工事)の第1項第4号に、上記(省令57条)関連として、 「第1号の場所(※舞台、ならく、…その他人、若しくは舞台道具が触れる場所)に施設する移動電線…は、1種キャブタイヤケーブル以外のキャブタイヤケーブルであること。」 とあります。(6年前の資料なので変わっているかも) つまり強度(たぶん踏まれたり舞台道具にはさまれたりを想定しているのでは)が1種では不十分だということなのでしょう。 ただ、上記は(電気工事士でないとしてはいけないような)作り付けの配線についての制約です。 舞台上に持ち込んで使う電気器具のコードや延長コードなどは、対象外だと思いますが、自信はありません。 (規制が(ほかにも)ないとしても、延長コードなどを自作するなら2種以上の方が安心でしょうけど。) ホームセンターで扱ってないとすると、専門(電気工事業者相手)の電気材料屋さんでしょうか。 普通の電器屋さんでも、電気工事もするところがあるので、尋ねてみると売ってくれる/入手できるところを教えてくれるかも知れません。
お礼
回答が大変遅くなり、申し訳ありませんでした。 なるほど、強度の問題だったんですね。 電気材料屋などを探してみようと思います。 丁寧なご回答、ありがとうございました。
- salvager
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各コードの特長(概要ですが)が書かれているページを紹介しておきます、参考までに。 参考URLアクセス先は、「株式会社 三つ星 電線事業部門」の製品紹介ページです。 大まかなことはココで分かるかと思います。
お礼
お礼が大変遅くなりました。申し訳ありません。 ご教授いただいたWEBページ、大変参考になりました。 構造なども載っていて、非常に勉強にもなりました。 ご回答ありがとうございました。
お礼
お礼が大変遅くなり、申し訳ありませんでした。 劇場の倉庫などでもよく2PNCTを見かけます。 なるほど、使いやすいという理由からなんですね。 非常によくわかりました。ありがとうございました。