中国で今まさに問題になっているのがこの環境問題と言われています。
先日も報道によって一部の実態が明らかになりましたがそれによりますと・・・
中国で黒竜江省松花江ベンゼン類汚染問題以降、企業の「河川汚染事故」が続発しているとのこと。
また事故という形で慢性的汚染実態の公開に踏み切り事実上の隠蔽工作をしているケースもあるようで、中国当局も「汚染事故多発期に入った」と始めて認めました。
今後、汚染実態が次々公開されることを予告していますが、汚染実態が公開されても地方まで有効な対策を講じられるかは未知数とのこと。
先日の大規模な河川汚染の報道も記憶に新しいと思いますが水汚染は他国にも影響を与えるだけに、対応次第では国際社会から「汚染輸出国」とのレッテルを張られる懸念も浮上。
中国で昨年末に行われた全国環境汚染事故緊急電話会議上で、国家環境保護総局の王玉慶・副局長は「一部地方の不合理な経済発展が環境保護活動に大きな圧力を与え、わが国はすでに環境汚染事故多発期に入った」と述べこの種の事故が今後も続く可能性を示唆しています。副局長によると、昨年一-十一月に同局に報告されただけでも三十六件の環境汚染事故があり、そのうち「超重大事故」は三件、「重大事故」は十件に上ったという。
こういった発言の背景には、すでに中国の水汚染が隠蔽(いんぺい)しきれないほど深刻であり、「事故」という形で実態公開に踏み切らざるをえない状況があるようです。
先日発生した湖南省湘江のカドミウム汚染事故は、水利工事の際に精錬所の排水が流出したのが原因とされていますが実際には以前から同江上流で工場の排水垂れ流しによる慢性的汚染があり、流域の溜め池のカドミウム濃度が基準値の二百倍に達し、それが川に染み出していることや、各精錬工場が午前四時から同八時の間に汚水を湘江に排出する「内部規則」があり、イタイイタイ病のような死亡例があったととのこと。
さらに十二月末の広東省北江の精錬所排水流出事故によるカドミウム汚染では、汚染濃度が基準値の十倍で、流域都市が給水停止に踏み切った。このほか今年に入って河南省鞏義市の発電所から黄河支流伊洛河にディーゼル油六トンが流出、重慶市では沿岸の農薬工場から硫酸六百トンが流出するなど「事故」が相次いでいます。
それぞれの問題は依然として情報統制されており、どこまで対策が徹底されているかは不明。
一方で国際社会からは中国に対する批判も既に高まってきています。
最近ではロイター通信が「中国は繊維品を輸出するように汚染も輸出している」などと論評しました。
今後、環境問題が外交問題化する可能性も否定できないとのことです。
以上報道よりの抜粋です。
お礼
回答ありがとうございます 全く同意見です もう中国産の食品は食べる気しませんよw