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(n-1)次元単位表面積について
今、n次元内での(n-1)次元単位球面の表面積について考えています。Γ(z) はガンマ関数として、 2π^(n/2)/Γ(n/2) というものが表面積を表している、というところまでは理解できたのですが、これが最大になるnの求め方が分かりません。nに値をいれて実験してみると、n=7で最大となって、その後減少していくとは思うのですが、それを示す方法がわからないのです。微分するにしてもΓ関数の微分がよく理解できていないのかうまくいかず…。 ご回答よろしくお願いします。
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>2π^(n/2)/Γ(n/2) 先頭の2π^(n/2)のべき乗はπだけにかかっていると良いですか? nは次元数で正の整数と思いますが 関数の増減や微分を考えるにはnを連続した実数変数と考える必要があります。 つまりガンマ関数Γ(x)も実数関数として扱い微分することになります。 nを実数と扱って f(n)=2*π^(n/2)/Γ(n/2) とおくと f'(n)={π^(n/2)/Γ(n/2)}{logπ-ψ(n/2)} ここでψ(x)はディガンマ関数でΓ(x)の対数微分 ψ(x)=Γ'(x)/Γ(x) で定義される関数です。 f'(n)の関数は 0<n<7.25695...でf'(n)>0 n=7.25695... でf'(n)=0 n>7.25695... でf'(n)<0 n→0-でf'(n)→1 n→+∞でf'(n)→0 です。 f'(n)(n>0)の増減表を作ればf(n)がn=7.25695...で最大値(=33.16119...)をとることが分かります。 話を元に戻して nを正整数とすれば、 f(n)は、n=7 または n=8で最大になることになります。 f(7)とf(8)を比較すれがf(7)>f(8)となるから n=7で最大値(≒33.0734)をとるということですね。
お礼
どうもありがとうございました!対数微分を自分では考えついていなかったようです。 実際に増減表を作ってみたいと思います。