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エレキギターのネックの反り
エレキギターのネックの反りって どうやって調べればいいのですか? 色々なサイトで調べてみたんですがいまいち 意味がよく分からなかったんですよ・・・
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ネックの反りの状態をチェックする方法としては、まず弦を適切にチューニングした上で、ある程度以上の力で引っ張られている弦は真っ直ぐな状態になろうとしていることを利用して、弦とフレットの並びの状況を比較して状態を確認します。 具体的には、ネック全体の反りをチェックする時には一つの弦上で1フレットと最終フレットとをそれぞれ押さえ、中間付近にあたる12フレット上で弦とフレットとの隙間を見ます。 その状態でフレットと弦の間に隙間が目に見えて開いている時には順反り過多、弦とフレットの間が名刺一枚程度の隙間かそれに近いくらいであれば適正な範囲、隙間がまったく見えず押えているところの間の弦を指で叩いてみても弦とフレットがぶつかる音がしない(完全にフレットと弦がくっついてしまっている)場合には逆反りと判断します。 この方法だと、弦を押えるポジションを変えて、押えているポジションの中間あたりのフレットトップと弦との隙間を見ることで、ネックの局所的な反りの状況を判定することもできます。 また、1弦側と6弦側とで同じ方法でチェックしてみて、状態が合致しているかどうかを見ることで捻じれが起きていないかをチェックしたりすることもできます。 上記の方法については、ネックそのものの反りの状態だけをチェックするものになります。 ネックのジョイント部でネックが起き上がってくる元起きなどのように、ネックジョイント部に問題があるような、ネックがたわんでいることが原因ではない反りに関してはこの方法ではチェックできません。 ネックのジョイントの異常に関しては、弦をチューニングした状態でどこも押えないで弦とフレットトップの間の隙間が各フレットでどのような状況になっているのかをチェックするなどが良いでしょう。 蛇足ですが、ネックの反りの状況を見る方法としては、視認もよく言われる方法になりますが、より状態を詳しく監視したい時には、細かいところをチェックしにくい視認では不足があることもあるように思います。 大雑把な状態の把握程度には、視認も手軽でやりやすい方法だと思いますが、細かいチェックをするなら他の方法をあたった方が無難だと思います。 なお、ネックの反りの状況を確認する際には、弦を張ってそのギターを使うときのチューニングを合わせた状態でチェックする必要があります。 弦を張ったネックは弦の引っ張り力で動くことがあるので、弦を適正に張っていない状態では的確な検証ができない可能性を残します。 ギターの各部の状態に関しては、できるだけ演奏の際に使うときの状態で確認するのが基本と覚えておくと、まず間違いはないと思います。 参考まで。
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エレキギターを水平にしてそのまま目の高さまで上げ、エンドピン側(ブリッジ側)からヘッド側に向けて見る。 指板がハイポジション側からローポジション側に緩やかに上がって反っていれば順ゾリ。逆に下がっていれば逆ゾリ。この時やや斜めから指板の淵を見るようにすると曲がり具合が良くわかります。主な症状としては順ゾリはハイポジションの弦高がやたらと高くなったり、逆ゾリの場合はローポジションで音がビビッたり音が切れたり、ひどい場合にはペンペンと全く音が出なくなる。 やや順ゾリが良い状態です。 しかし、反りの程度は弾く人の好みによって左右されますので、自分で引きやすいようにしてください。 一般的な目安は、ハイポジションで弦高が高すぎて弾き難くなってきたら順ゾリになってきたのだと思います。私の場合そんな時はまずブリッジを下げたりして弾き易くなる高さに調整しますが、それによってミドルポジション辺りでチョーキング時に音が切れたり、ビビリがでてしまう場合があります。そんな場合はブリッジ下げでは歯が立たないのでトラスロッドを締めてネック自体を強制調整します。しかし自信が無い場合はショップでやってもらうほうが懸命です。