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フラメンコギターのネックの反りについて

1ヶ月程ギターを弾かない期間があって、半音程緩めたまま、フラメンコギターを放置していました。1ヶ月経った後弾こうと思ったら、ごく僅かにネックが 順反りしていて、弦高も0.2mm程高くなっていました。弦の張りっぱなしによる反りでは無く、恐らく気温、湿度の変化による反りだと思いますが、この反りを自分で治す方法はありますでしょうか?また、1ヶ月程弾かない場合、ガットギターでもベロベロに緩めた状態で保管するのがベストなのでしょうか?

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回答No.1

まだできて間もない若いギターなのでしょうか。 私はいろいろな種類のギターを何本も持っていますし自分でもギターを作りますが、どれも基本的にギターの弦は緩めません。たとえ半年弾かなくても緩めません。 クラシックギター(フラメンコ含む)はネックの太さと弦の張力的にはスティール弦やエレキギターよりずっと有利(ネックが太くて丈夫な割に張力が低い)です。 一か月ほどで状態に変化があったとすれば、よほど環境条件(温度や湿度)が厳しかったか、木材の乾燥が足りていないかだと思われます。 いずれにしてもこれからまた乾燥してくる時期なのでまた変化が起きるかもしれません。 また若いギターだとしたらこれからもまだ変化があり、やがて安定してくるかもしれません。 12フレットで0.2mmということはナット部分の移動は0.4mmなのでそれほど大きな変化とは感じません。 もう少し様子を見てから対策を考えても良いのではないでしょうか。 順ぞリで安定してしまったらアイロンで修正できます(ご自分でやるのは危険です)。 もし現時点で演奏に差し支えるようであれば、サドルとナットで若干調整してみる程度にしてはいかがでしょうか。 フラメンコギターは弦高がシビアなのでビビりすぎにご注意ください。

guitarkozou
質問者

お礼

ありがとうございます。 これから乾燥する季節になるので、暫く様子を見たいと思います。色々考え、弾き終わったら弦は1音ほど下げて保管しておこうと思います。

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  • LB05
  • ベストアンサー率52% (593/1121)
回答No.2

>この反りを自分で治す方法はありますでしょうか?  治す方法はあります。  ヒーターで曲がった部分を温めつつ、曲りが戻る方向にクランプでチカラをかけて放置します。  ヒーターは、いわゆる服のシワ伸ばしのアイロンでも代用出来ますが・・・温める温度、温めている時間、クランプをかける場所やチカラの入れ方等経験則が必要な作業になるので、ここで御質問されている様なベレルの知識では、御自身での修正はお勧めしません。  弦高の変化がそれほど気になるのであれば、リペアショップに出しましょう。  また、ブリッジやナットを削って弦高を調整する方法もあるにはありますが・・・フラメンコに限らずボディが共鳴胴となっているアコースティックギターでは、実態スケール(計算上の理論スケールではなく、実際のナット~ブリッジ間の弦長そのもの)で最もよいトーンとサスティンが得られる様に作られているのがフツーなので、実態スケールが変化するブリッジやナットの高さ調整は、ワタシはお勧めしません。  やはりリペアショップに出すべきです。 >また、1ヶ月程弾かない場合、ガットギターでもベロベロに緩めた状態で保管するのがベストなのでしょうか?  ワタシは、弦を緩めるべきだと考えます。  フラメンコやスパニッシュギターでは、ネックにはトラスロッドを入れないのがフツーなので、御質問者様のギターにもトラスロッドが入っていないと仮定して話を進めますと。  スチール弦ギターでは既に一般的なトラスロッドですが、これは弦の張力とバランスさせてネックの反りを防止する装置です。  フラメンコやスパニッシュの様にネックにトラスロッドが入っていないギターでは、張力の低いガット弦であっても、常に弦の張力によりネックは『曲がろう曲がろう』としています。  仮に弦を張りっ放しにしてネックが反らないとしても、それは結果論に過ぎません。弦の張力を力学的にキャンセルする装置=トラスロッドがなく、しかも疲労強度が低い(繰り返し応力で強度・剛性が明確に落ち易い)木材では、弦の張力をかけっ放しにしてよい理屈がありません。  これはネック内部にメイプルやローズのツキ板、或いは金属性の角パイプなどの補強部材が入っているネックも同じことです。  ちなみに。  弦を張りっ放しにしなければならないのは、トラスロッドを持つネックです。  トラスロッドと弦の張力がバランスした状態でセッティングされているところ弦の張力だけを除くと、ネックはトラスロッドが発生しているチカラに曝され、やがて逆反りとなるでしょう。  単純曲げ剛性だけで弦の張力に耐えているフラメンコ、スパニッシュ系ギターのネックと、トラスロッドを持つスチール弦のネックでは、見た目は似ていても構造力学的に全く別の強度部品ということです。  

guitarkozou
質問者

お礼

ありがとうございます。これから乾燥する季節になるので、暫く様子を見たいと思います。色々考え、弾き終わったら、弦は1音ほど下げて保管しようと思います。

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