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公立小・中学校の就学校選択制について
公立小・中学校の就学校を選択制にすることにより、どのようなメリット・デメリットが考えられるのかを教えてください。
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メリットは「学校ごとの特色(校風、施設、環境、教員、諸活動など)潜在的カリキュラムが生かせる為、児童・生徒の登校意欲が引き出される」と考えられる点です。この 潜在的カリキュラムに関する研究は、現在進行中なのだそうで、科学的根拠とうらづけは完成されていないものの、 教育社会学、教育科学の視点から、今、最も注目されている分野なのだそうです。 デメリットは「人気、不人気による不均衡の問題」そして 「通学をどうするか」についてだと思います。学区制は元々、生徒数の均衡化と通学の安全を考慮して定められたものです。歩いて通学が基本ですが、自転車、電車、バス を利用するにあたって、事故が心配されます。万が一の際の補償問題もあります。現在、通学路内での事故については、学校の保険が対応しているそうです。きっと入学当初に、中学でも通学路の略地図を書かされたことがあるのではないでしょうか。 ※潜在的カリキュラムとは、上で( )内に示したような もので、時間割、学習指導要領、年間行事計画などといった顕在的カリキュラムに相対するものです。
お礼
たいへん参考になりました。ありがとうございます。