- 締切済み
原子力発電はもう作られる計画はありませんか?
原子力発電所を建てるお金で、太陽光発電パネルを買って各住宅やビルに設置すれば、同程度の発電能力が得られ、また、太陽光発電は天候の問題があるが、天気の良い時に太陽光発電などで水素などの燃料を作りエネルギーを蓄積すればかなりの部分対応が可能であり、同時に現在使用されている水力、火力などを使えば問題ないという趣旨の記事を読みました。 そこで、気になったのがすでに着工されているもの以外でも、原子力発電所というのは作られているのでしょうか? また、この辺りは政治的には自然エネルギーの方向で進められているのでしょうか? ご存じの方書き込みよろしくお願いします。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
みんなの回答
- tojyo
- ベストアンサー率10% (117/1066)
議論はすべきではないと思いますが・・・。 >企業向けなんて説明している回答者がありますが、実は企業でも「売電事業」に乗り出したところもあります。 この回答者さんはどこまで知って話しをしているんですかねぇ。 サービス業の会社が「わが社は環境に配慮しています。」と宣伝目的で売電を行っているのは事実ですよ。しかしその電力を「企業向け」特に「工場向け」に単独で供給しているところはありません。 >企業で造った電力を以前は自家消費して余らせていたのですが、「電力の自由化」によって、余った電気を電力会社に売ってます。 だから、結局は「電力会社が買い取っている」のが現実なんです。 この余剰電力で安定して給電できるなら何の問題もありません。 >計画を造った時代では「売電事業は一切ダメ」だったのですが、 電力の自由化によって、電力会社に企業(家庭でも)が造った電力を売っても良いと言うようになったのです。 また、NPOやNGOが電力を電力会社に販売しているケースもあります。 電力消費の小さな消費者が自分のところの電力をまかなうために自家発電を行うのは大いに賛成です。しかしその電力で日本経済を支えることはできないのです。 風力発電も太陽光発電も水力発電も火力発電も、出力100%で24時間稼動は前提とされていないんです。 電力の最大の難点(現時点での)は「大電力を蓄積することができない」ことです。蓄積できないなら生産し続けるしかないんです。今のところ大電力を安定して供給しているのは原子力発電しかないんです。 またソーラーパネルはエネルギー変換率が低いことと経年劣化が激しいことが欠点です。特に経年劣化は避けて通れない問題です。太陽光を受けて発電しているわけですが、同時に原子構造も破壊されていきます。いったん破壊されると再生されることはないのでパネル一枚の全交換になります。 「日が昇ると目覚め、日が沈むと休む」という生活を全人類が行うならば、太陽光発電でも何とか乗り切ることができるかもしれませんが・・・、実現は不可能でしょうね。
- maeken
- ベストアンサー率21% (32/152)
後者の質問についてアドバイスしたいと思います。 一番の問題は太陽パネルを作る際に原子力発電以上の環境負荷が出てきてしまうという問題でしょう。(原子力に相当する数を作ると)なにをもとに環境にいいというのかにもよります。 原発自体も意外とCO2の排出量は意外と少ないのである意味環境にいいといえるのではないでしょうか。やはり太陽パネルの製造時の環境負荷を下げない限り普及しても意味がないということにもなりかねません。 あと、欧州の例を見ると分かりやすいのですが自然エネルギーはコストが高くなりがちなのでドイツが電力自由化をした際にはコストが高い環境にいいとされるドイツ国内の電気は敬遠され結果的に企業は原発を大量に使っているフランスの電力会社から買われているという現実があります。それにより、日本では元の取れない高性能な家庭用太陽光発電システムがドイツでは元が取れてしまうという皮肉な結果になっています。 このようにいろんな事情が絡み合っているので、本格的な本当に環境にいい自然エネルギーが実用化には (1)製造時の環境負荷を原発以下に下げる (2)発電コストを原発以下に下げる この二つが最低限必要になってきます。しかし、現実問題この2つの課題が克服されるのはまだまだ時間がかかるでしょう。
お礼
maekenさん、書き込みありがとうございます。 (1)製造時の環境負荷を原発以下に下げる についてですが、以前テレビ番組でこれと全く逆の話を聞きました(というより聞いたような気がするという程度)。もし、ソーラーパネル製造に関する環境負荷問題などについて書かれたHPなどご存じありましたら、ご紹介をいただけたらと思います。よろしくお願いします。
補足
(1)製造時の環境負荷を原発以下に下げる についてですが、以前テレビ番組でソーラーパネルは仕組みがシンプルなため製造上も環境にもやさしいという話を聞きました。(というより聞いたような気がするという程度)。 なのでもし、ソーラーパネル製造に関する環境負荷問題などについて書かれたHPなどご存じありましたら、ご紹介をいただけたらと思います。よろしくお願いします。
なぜ計画が変わらないかと言えば、簡単な話、「関係者のトップが頭が固い」と言うことです。 それと、利権関係でしょう。これで相当の金額がその地域にばらまかれていますので。 ばらまいた金を回収しようとすると、ずっとこの計画を進めていかないといけないのです。 企業向けなんて説明している回答者がありますが、実は企業でも「売電事業」に乗り出したところもあります。 企業で造った電力を以前は自家消費して余らせていたのですが、「電力の自由化」によって、余った電気を電力会社に売ってます。 計画を造った時代では「売電事業は一切ダメ」だったのですが、 電力の自由化によって、電力会社に企業(家庭でも)が造った電力を売っても良いと言うようになったのです。 また、NPOやNGOが電力を電力会社に販売しているケースもあります。 ですから、計画よりは原子力発電所は減ってます。 それに、電力会社も自前で、風力発電所を持っています。
- tojyo
- ベストアンサー率10% (117/1066)
計画自体は数十年先まであります。 着工の延期で先送りになっていますが、計画自体が取り消された例は聞きません。 >原子力発電所を建てるお金で、太陽光発電パネルを買って各住宅やビルに設置すれば、同程度の発電能力が得られ、また、太陽光発電は天候の問題があるが、天気の良い時に太陽光発電などで水素などの燃料を作りエネルギーを蓄積すればかなりの部分対応が可能であり、同時に現在使用されている水力、火力などを使えば問題ないという趣旨の記事を読みました。 この手の話は原発反対派からよく出てきますが、実現性はかなり低いです。というのも現在の電力需要の大部分を占めるのは企業向けです。確かに個人向けであるならば、大容量キャパシタなどを使うことで発電量不足を補うことは可能です。しかしながら企業向けはそうはいきません。質問者さんは「梅雨時に2・3日の間日が照っていないので今日は電車はお休みです。」なんて事態が発生することを許せますか?
補足
みなさん、書き込みありがとうございます。 補足 ソーラーパネル一つ一つ事態は電力効率はそれほどでもないものの、原子力発電所の実際に動き始めるまでの莫大な初期費用分で太陽電池パネルを大量に生産、設置をし発電すれば、ほぼ同等の電力が得られ、また、送電のロスが低くなることも大きなメリットになり、町全体が発電所の役割を果たすかたちになる。という話だったと記憶しています。 やはり、原発建設はづづく予定となっているのですね。 原子力発電所を数機も作る予定があるのであれば、廃棄のコストや物理的なリスクの事も考えれば、原発一機分のコストで、東京などのどこか一区で大々的に実験として行うかちは十分ありそうですが。世界的な宣伝にもなるでしょうし、実際行ってみれば意見の分かれている問題も具体的な問題として考えられるようになりそうですが、そういう方向にもならないのはなぜなのでしょうか。
計画はあります。青森県の六ヶ所村にあと3基作る予定はあります。 また、大間町にも作る予定です。 でも、大丈夫なのかわからないですね。 近くには、核燃料の再処理基地があるし、核廃棄物の中間貯蔵施設も存在します。 原子力発電を使っている以上は、これらの施設も存在します。 でも、この施設ですが、放射能が相当高いので、もしも、この施設の稼動を停止して、 跡地に人間が住むとしたら、数百年以上は安心して住めないでしょう。 原子力を使うということは、このような施設が必要だということも知っておいてください。
- kappath
- ベストアンサー率36% (20/55)
昨日の日刊工業新聞のトップに、 「ポストもんじゅ2030年に」とありました。 ので、おそらくFBR(高速増殖炉)の新しいものが建設されるのでしょう。 「もんじゅ」はFBRの原型炉で、 未来の発電所としての期待を一身に集めていましたが、 Na漏れ事故によりなかなか先に進むことが出来なくなっていました。 「ポストもんじゅ」は、原型炉と商業炉の間をつなぐような位置づけになるようです。 関西電力では、現在ある軽水炉の寿命を延ばすことで、 なるべく対応できるようにしているはず。 なので、乱立するようなことはないでしょうが。。。 でも、たつでしょうね。
今後、原子力発電所の建設はあくまでも内需の動向、ならびにアメリカのエネルギー事情によるのが一番と個人的には思っています。 風力、水力、波力、地熱いろいろありますがクリーンな面はあるかも解りませんが電力の総需要のバランスから考えてやはり原子力にはかなわないと思います。 最新鋭石炭火力発電所は超臨界を越え、超超臨界に至り、高温、高圧になっており建設コストのアップを設備で吸収する方向にあるようです。 重油、石炭、液化天然ガス(LNG)がありますが熱効率、設備の軽減化、建設コストの削減、環境保全を考えますと液化天然ガスがもっとも有力と思います。 九電力、および電源開発がありますが、先日の新聞紙上で見ましたが、九州電力は液化天然ガスを燃料とするプラントがかなり多いと書いていました。
- kiyosama
- ベストアンサー率36% (16/44)
政治的とはいえませんが、原子力発電所が今後もできるかどうかは下記の比較になります。 (1)世界の電機需要の伸び率 (2)自然エネルギーを効率よく取り出す研究成果 現状では質問者様があげていただいた方法(電気を発電し水を電気分解)が上げられていますが、電気分解するだけの電力を得るために必要な設備投資額が大きいので効率の良い方法とはいえないです。ただ、アメリカなどでは太陽光だけではなく、風力発電による電力供給がかなり安価になってきているため、これらの電力を使用して行く可能性もあります。 一方で中国などに見られる途上国の発展により急激な電力不足が起こる地域が数多く発生しつつあります。これらの急激な電力不足に対応するために、今後も多くの発電施設が建造されると思われます。テロ問題などもあるので、数は限られてくると思いますが、それでもいくつかの原子力発電所は作られる可能性が高いのではないでしょうか。 ただ、そう遠くない将来において「太陽から地球に40分間に降り注ぐエネルギーは、全人類のエネルギー消費量のまるまる一年分に相当する」とも言われるエネルギーを効率化して利用できる日が来ると思います。
補足
> 経年劣化が激しい と書かれていますが、現在どの程度なのでしょうか?現在一般家庭や企業ビルに取り付けられている物がありますが、対応年数などご存じありましたら書き込みお願いします。